グランプリに輝いた金川製茶の比嘉猛代表(右から2人目)と竜一さん(中央)、
審査委員長賞を受けたやんばる紅茶の大城浩樹代表(左から2人目)と純子さん(左端)=24日、県庁
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10月に開かれた日本一の紅茶の祭典「国産紅茶グランプリ2017」のチャレンジ部門で、金川(かにがわ)製茶(名護市、比嘉猛代表)が1位に当たるグランプリ、やんばる紅茶(今帰仁村、大城浩樹代表)が審査委員長賞(3位)を受賞した。
やんばる紅茶は市販茶部門でも銀賞(5位)に選ばれた。
金川製茶は前回まで2年連続で準グランプリ、やんばる紅茶は昨年も審査委員長賞を受けており、県産紅茶が安定的に高品質であることが認められた。
製茶技術の向上や、気候条件が良かったという金川製茶の比嘉竜一さんは「三度目の正直でグランプリを取れた」と喜んだ。
国頭村奥に茶園があり、今帰仁村のペンションやティールームで紅茶を提供するやんばる紅茶は、県内の紅茶の6次産業化の先駆けで、大城代表は「来年は1位を取りたい」と語った。