とあるスナックで
小林
小林
小林
しかし ジョン・コールマンの本を読むと <タヴィストック研究所>というのがでてくるんですけど、こわいですね。
コーまったく、おそろしいところだね。<300人委員会>から、引用してみると p-84
<恐怖のドレスデン空爆> <人物情査>は、1922年に王立国際問題研究所<RIIA>の要請に応えて開発された技術である。英国陸軍の技術将校ジョン・ローリング・リース少佐は、サセックス大学の一翼として、ダヴィストック研究所に世界最大の 洗脳施設 を構築する指令を受けた。この施設が英国心理戦争局の中核となった。
英国心理戦争局はリース少佐が英国陸軍の8万の捕虜将兵に試みた何種類もの実験の結果を大規模に利用した。合衆国が第二次世界大戦中に取り入れ、クルト・レウィン博士の指導のもとに設立したOSS<CIAの前身>が採用したのは、タヴィストック仕様のこの方式だった。レウィン博士は戦略爆撃調査部の長官になったが、その部局は、英国空軍が軍需工場のような 軍事施設を外してドイツの労働者住宅を集中的に<大爆撃>する計画 で設けられたものだった。
民間労働者住宅を集中爆撃するという考えの背後には、ドイツ労働者の士気を阻喪<そそう>させるというねらいはあったが、ドイツ軍の軍事力をそぐ効果はまったく目的には入っていなかった。レウィンと彼の保険計理士のチームは、もしドイツ労働者住宅の65%が連夜の英国空軍の爆撃で破壊されるなら 国民の士気は壊滅する と計算し、目標数値を定めた。実際の資料を用意したのは、プルデンシャル生命保険会社であった。 <爆撃屋>ハリスの指揮のもとに、英国空軍はレウィンの計画を遂行し、 恐怖の焔<ほのお>の嵐 ドレスデン空爆でその極に達した。主として老人、女性、子供、12万5千人以上が爆死した。ドイツ国民に対する爆撃屋ハリスの恐怖の襲撃の真相は、第二次大戦が終結したのちも長らく公表されなかった。
<恐怖のドレスデン空爆> <人物情査>は、1922年に王立国際問題研究所<RIIA>の要請に応えて開発された技術である。英国陸軍の技術将校ジョン・ローリング・リース少佐は、サセックス大学の一翼として、ダヴィストック研究所に世界最大の 洗脳施設 を構築する指令を受けた。この施設が英国心理戦争局の中核となった。
英国心理戦争局はリース少佐が英国陸軍の8万の捕虜将兵に試みた何種類もの実験の結果を大規模に利用した。合衆国が第二次世界大戦中に取り入れ、クルト・レウィン博士の指導のもとに設立したOSS<CIAの前身>が採用したのは、タヴィストック仕様のこの方式だった。レウィン博士は戦略爆撃調査部の長官になったが、その部局は、英国空軍が軍需工場のような 軍事施設を外してドイツの労働者住宅を集中的に<大爆撃>する計画 で設けられたものだった。
民間労働者住宅を集中爆撃するという考えの背後には、ドイツ労働者の士気を阻喪<そそう>させるというねらいはあったが、ドイツ軍の軍事力をそぐ効果はまったく目的には入っていなかった。レウィンと彼の保険計理士のチームは、もしドイツ労働者住宅の65%が連夜の英国空軍の爆撃で破壊されるなら 国民の士気は壊滅する と計算し、目標数値を定めた。実際の資料を用意したのは、プルデンシャル生命保険会社であった。 <爆撃屋>ハリスの指揮のもとに、英国空軍はレウィンの計画を遂行し、 恐怖の焔<ほのお>の嵐 ドレスデン空爆でその極に達した。主として老人、女性、子供、12万5千人以上が爆死した。ドイツ国民に対する爆撃屋ハリスの恐怖の襲撃の真相は、第二次大戦が終結したのちも長らく公表されなかった。
小林
真相って、なんですか。
コーだから、ドレスデン空爆は、始めから、老人、女、子供、を狙って爆撃したという事さ。ドイツ国民に最大の恐怖心を与えるために。士気を壊滅するために。最大の恐怖心を引き起こさせるには、どうしたらいいか、という心理戦争だったわけだ。
小林え、じゃ、日本の都市への空襲も、そうだったんですか。
コーおれは、そうおもうね。<火>でもって、老人、女、子供が 焼き殺されるのが、恐怖心を与える上で、最も効果があるということだよ。