とあるスナックで
小林
小林
小林
こないだ図書館で、おもしろい本をみつけましたよ。 スーザン・ジョージ という人が書いた本ですけど、著者は、<訳者あとがき>によると
<序章>で、
スーザン・ジョージは、今も世界で読み継がれる(なぜ世界の半分が飢えるのか)以来、富と権力を持つ層による支配の構造を難解な専門用語を使わずに明らかにし、貧困の構造的問題に切り込む真の解決策を提言してきた。アメリカ出身でパリ第四大学で政治学博士号を取得、1999年から2006年までATTAC(市民の支援のために金融取引税導入を求める市民団体)フランス副代表、現在はアムステルダムのトランスナショナル・インスティテュート理事長。金融支配によるグローバル化に抵抗して <もう一つの世界> をめざす国際市民運動、グローバルジャスティス運動のリーダーとして精力的に活動している。邦訳はすでに10冊ある。貧困・債務問題に取り組み、世界銀行の開発政策、世界貿易機関(WTO)の<自由>貿易体制を厳しく批判してきた著者は、近著で市民への<連帯>の呼びかけを一層強めており、本書にもそれが引き継がれている。
<序章>で、
ダボス階級はどの国にもいる____別に陰謀などなくとも、階級の行動様式はすぐ目に付き、それとわかる。権力と利害を調べれば事足りるのだから、陰謀論など持ち出すには及ばない。ダボス階級は社会に比べれば常にきわめて少数で、メンバーには当然ながら金がある。____ある者は譲りうけ、ある者は一代で築いた___がさらに重要なのは独自の社会組織があることだ___クラブ、子女のための一流校、住居を構える地区、企業や慈善団体の理事会、休日の行き先、会員制組織、ファッショナブルで排他的な社交イベントなど。どれも社会的団結と集合的権力の強化に役立つ。彼らはメディアをはじめ社会の主な組織を運営し、自分たちの欲しいものを正確に知り、私たちよりもはるかに結束が固く、組織されている。しかしこの支配階級には弱点もある。イデオロギーはあっても実質的に何の思想も想像力もないことだ。
私たちのおかれた牢獄を運営しているのは彼らだと論じていきたいと思う。彼らは相変わらず (すべては自分たちのために、何一つ他人には与えない) つもりでいる。だがアダム・スミスの時代以後、(他人)の方も自らの戦いを通じて、読み、書き、批判的に考える事を学んできた。より多くの情報を得、わずかながら徐々に力を獲得し、18世紀よりはるかに政治的経験が豊かになった。だからこそ一層戦略的でしたたかな監視の下におく必要が出てきた。
ダボス階級は、メンバーの紳士的振る舞いと仕立てのいい服とは裏腹に、強奪者である。論理的な行動を期待するのは、ないものねだりというものだ。彼らは、自分自身についてさえ長期的利害など考えず、今 むさぼることしか頭にない。牢獄の管理にも精通した彼らは、私たちをいまいる場所に押し込めておくために、最高の訓練を受けた抜け目ない看守を雇っている。。
私たちのおかれた牢獄を運営しているのは彼らだと論じていきたいと思う。彼らは相変わらず (すべては自分たちのために、何一つ他人には与えない) つもりでいる。だがアダム・スミスの時代以後、(他人)の方も自らの戦いを通じて、読み、書き、批判的に考える事を学んできた。より多くの情報を得、わずかながら徐々に力を獲得し、18世紀よりはるかに政治的経験が豊かになった。だからこそ一層戦略的でしたたかな監視の下におく必要が出てきた。
ダボス階級は、メンバーの紳士的振る舞いと仕立てのいい服とは裏腹に、強奪者である。論理的な行動を期待するのは、ないものねだりというものだ。彼らは、自分自身についてさえ長期的利害など考えず、今 むさぼることしか頭にない。牢獄の管理にも精通した彼らは、私たちをいまいる場所に押し込めておくために、最高の訓練を受けた抜け目ない看守を雇っている。。
小林
ダボス階級とは、毎年1月、スイスの山中の ダボス にあつまる莫大な個人資産を持つメンバーのことをいうみたいですね.この本の表紙に、 <なぜ1%にも満たない富裕層が 世界を支配するのか>と書いていますね。
コーだから、<300人委員会>とか<イルミナティ>とか<黒い貴族>とか、いわゆる、陰の組織を考えないでも、いまの不合理な世界を考えると、どうしても、世界のとんでもない金持ち階級の集まりと、戦わなくちゃならないという事だと思う。力をあわせて、自分たちの意見を、言おう と言ってるんだと思う。彼女の 勇姿はここで見れるね。英語が分かれば、ここでも見れるね。そして、アメリカ国内でもいまどうなっているかというと、この動画をみると同じようになってしまったという事だと思う。そしてこちらの動画でも。いわゆる二極化なんだろうか。その1、その2
そして スーザン・ジョージは、世界の<北の国>と<南の国>の貧富の差や、国の中での二極化は、<ダボス>に集まる一部の超富裕層によって、作られていると言っているんだと思うんだ。もちろん、<300人委員会>を暴露している ジョン・コールマンは、それは、<300人委員会>が周到に周到に、計画を練り、実行している、過程に過ぎないと言うと思うんだけどね。
日本にいると、割と格差の少ない社会なんだろうか、ここんとこが、いまいちはっきりこないんだと思う。
そして スーザン・ジョージは、世界の<北の国>と<南の国>の貧富の差や、国の中での二極化は、<ダボス>に集まる一部の超富裕層によって、作られていると言っているんだと思うんだ。もちろん、<300人委員会>を暴露している ジョン・コールマンは、それは、<300人委員会>が周到に周到に、計画を練り、実行している、過程に過ぎないと言うと思うんだけどね。
日本にいると、割と格差の少ない社会なんだろうか、ここんとこが、いまいちはっきりこないんだと思う。