とあるスナックで
小林
コー
そりゃそうだよな、国に金を貸すことができる銀行がいくつかの銀行に特定されたのと、同じだという事なんじゃないかい。たとえば日本で、国が金がなくて必要な時に、三菱、住友、みずほ、だけからしか金を借りられないのと同じ事じゃないかい。しかも利子をつけて。いつもいつも、この三行からしか借りられないとしたらこの三つの銀行はどれだけ、もうかるか、という事だと思う。表向きは、<連邦>という名前がついているけど。 だからジョン・コールマンは < 人類史上最大の巨大独占銀行 FRB が誕生した >と言っているんだと思う。
P-207
ジョージア州のアトランタ連邦準備銀行の信用審査主任を務めたロバート・H・ヘンフィルも、<もちろん連銀を去った後にであるが>次のように警告している。
考えてみると、傲然とする事実である。我々は完全に商業銀行に依存しているのだ。現金にしろクレジッにしろ、流通しているあらゆるドルは誰かが借りなければならない。銀行が十分な通貨を作って流通させれば我々の経済は繁栄し、そうでなければ困窮する。この国には恒久的な通貨制度が存在しないのだ。このことに気づいてしまうと、自分たちの置かれている絶望的な状況のばかばかしさに、ほとんど信じがたい気持ちになる。だが。それが現実なのだ。これは極めて重大な事実であり、周知して早急に問題を解決しない限り、現在の文明社会は崩壊しかねない。
ルイス・マクファデンも次のように糾弾している。
FRBは今や、世界史上例をない腐敗組織の一つとなっている。
小林
平たく言えばこういう事である。国は一ドルの国債を発行することもできれば、一ドル紙幣を発行することもできる。国債を価値あるもにしている要素は、一ドル紙幣にも宿っている。
債券と紙幣の違いは、憲法に定められた正当な通貨に比べ、債券が倍の金と、さらに二割の利息をブローカーの懐にもたらす点にある。
私たちの国が債権を発行できて、通貨を発行出来ないなどというのは馬鹿げている。いずれも支払いを保証するものであるが、片方は金貸しを肥え太らせ、片方は人民を助ける。人民の発行する通貨がだめで、債券がいいなどという道理はない。国の富を確保するために政府が借金を背負い、金のまがいものをコントロールしている者たちに法外な利息を支払わされている現状は、もはや絶望的である。金利こそは悪魔の発明にほかならない。ーーー
小林
ジョン・コールマンは、<陰謀を超えて>の中で言ってますね、P-198
その結果、何が起こったのか。アメリカ経済は大きな打撃を受けた。1929年から1930年にかけてアメリカを襲った経済大恐慌は、第二次大戦でチャーチルの無差別爆撃により焼野原にされた文化の都ドレスデンを上回る苦しみをこの国にもたらしている。
連邦準備制度理事会<FRB>は意図的に悪い状況をもたらすために80億ドルの通貨を市場から引き揚げ、勤労者の四分の一を失業させて路頭に迷わせた。農家であれ実業家であれ、あらゆる人々に対して融資やクレジットの締め付けを行い、支払いが滞ると家屋や農地、財産や設備などの実体ある富を片っ端から奪っていった。
FRBは現在進行中のクーデターの基盤をなす違法組織であり、通貨供給を抑制することでモノやサービスなどの実体ある富を国から奪い取っている。この違法組織は、アメリカを襲った大恐慌に乗じてただ同然で有形の財産を手に入れた。同じことはいつでも起こる可能性がある。1929年にFRBの搾取を可能にしたシステムは、今もまったく変わっていないのだ。それも当然だろう。FRBはそのために作られたのだから。
FRBはこれまで一切の監査を受けてこなかった。公共支出の監視組織である会計検査院<GAO>の監査が認められていないのである。マクファデンが号令を発し、GAOがFRBにメスを入れようとしたことも過去にはあった。だが、監査チームは入口の前で、当時財務長官だったアーサー・バーンズ<本名アルトゥール・ブルンザイク>に足止めされ、中に入ることはできなかった。バーンズは公僕でありながら、民間組織であるFRBを牛耳るボスたちのために動いていたのである。ーーーー
P-200
ーーーーひとたび罠にはまってしまえば、そこから抜け出すことは永遠にできない。私たちが選んだ議員たちによって密かに進められてきた企みにより、何人も奪うことができないはずの国民の権利は失われてしまった。私たちはその事実をはっきり認識する必要がある。彼らは鋳造貨幣の代わりに信用貸しと債権を広めることで、貨幣を発行して価値を統制する国民の権利を、金融を独占する銀行業界へと移してしまった。その結果、議会と大統領によって体現されるべき民意を、厚顔無恥な連中が踏みにじることが可能になったのである。ーーーーーP-202
----アレグザンダー・ハミルトンは、欧州中央銀行のシステムの導入に賛成してこれをアメリカの銀行法に組み込ませ、中央銀行を禁止している合衆国憲法の形骸化に大きく寄与した。主人たるロスチャイルドの命に従い、憲法作成者の理念を捻じ曲げたのである。彼がこの犯罪的な制度変更をほう助した結果、人類史上最大の巨大独占銀行FRBが誕生することになった。
連邦準備制度理事会<FRB>は意図的に悪い状況をもたらすために80億ドルの通貨を市場から引き揚げ、勤労者の四分の一を失業させて路頭に迷わせた。農家であれ実業家であれ、あらゆる人々に対して融資やクレジットの締め付けを行い、支払いが滞ると家屋や農地、財産や設備などの実体ある富を片っ端から奪っていった。
FRBは現在進行中のクーデターの基盤をなす違法組織であり、通貨供給を抑制することでモノやサービスなどの実体ある富を国から奪い取っている。この違法組織は、アメリカを襲った大恐慌に乗じてただ同然で有形の財産を手に入れた。同じことはいつでも起こる可能性がある。1929年にFRBの搾取を可能にしたシステムは、今もまったく変わっていないのだ。それも当然だろう。FRBはそのために作られたのだから。
FRBはこれまで一切の監査を受けてこなかった。公共支出の監視組織である会計検査院<GAO>の監査が認められていないのである。マクファデンが号令を発し、GAOがFRBにメスを入れようとしたことも過去にはあった。だが、監査チームは入口の前で、当時財務長官だったアーサー・バーンズ<本名アルトゥール・ブルンザイク>に足止めされ、中に入ることはできなかった。バーンズは公僕でありながら、民間組織であるFRBを牛耳るボスたちのために動いていたのである。ーーーー
P-200
ーーーーひとたび罠にはまってしまえば、そこから抜け出すことは永遠にできない。私たちが選んだ議員たちによって密かに進められてきた企みにより、何人も奪うことができないはずの国民の権利は失われてしまった。私たちはその事実をはっきり認識する必要がある。彼らは鋳造貨幣の代わりに信用貸しと債権を広めることで、貨幣を発行して価値を統制する国民の権利を、金融を独占する銀行業界へと移してしまった。その結果、議会と大統領によって体現されるべき民意を、厚顔無恥な連中が踏みにじることが可能になったのである。ーーーーーP-202
----アレグザンダー・ハミルトンは、欧州中央銀行のシステムの導入に賛成してこれをアメリカの銀行法に組み込ませ、中央銀行を禁止している合衆国憲法の形骸化に大きく寄与した。主人たるロスチャイルドの命に従い、憲法作成者の理念を捻じ曲げたのである。彼がこの犯罪的な制度変更をほう助した結果、人類史上最大の巨大独占銀行FRBが誕生することになった。
コー
そりゃそうだよな、国に金を貸すことができる銀行がいくつかの銀行に特定されたのと、同じだという事なんじゃないかい。たとえば日本で、国が金がなくて必要な時に、三菱、住友、みずほ、だけからしか金を借りられないのと同じ事じゃないかい。しかも利子をつけて。いつもいつも、この三行からしか借りられないとしたらこの三つの銀行はどれだけ、もうかるか、という事だと思う。表向きは、<連邦>という名前がついているけど。 だからジョン・コールマンは < 人類史上最大の巨大独占銀行 FRB が誕生した >と言っているんだと思う。
P-207
ジョージア州のアトランタ連邦準備銀行の信用審査主任を務めたロバート・H・ヘンフィルも、<もちろん連銀を去った後にであるが>次のように警告している。
考えてみると、傲然とする事実である。我々は完全に商業銀行に依存しているのだ。現金にしろクレジッにしろ、流通しているあらゆるドルは誰かが借りなければならない。銀行が十分な通貨を作って流通させれば我々の経済は繁栄し、そうでなければ困窮する。この国には恒久的な通貨制度が存在しないのだ。このことに気づいてしまうと、自分たちの置かれている絶望的な状況のばかばかしさに、ほとんど信じがたい気持ちになる。だが。それが現実なのだ。これは極めて重大な事実であり、周知して早急に問題を解決しない限り、現在の文明社会は崩壊しかねない。
ルイス・マクファデンも次のように糾弾している。
FRBは今や、世界史上例をない腐敗組織の一つとなっている。
小林
しかもその FRB は、国の為替、政策金利、相場を支配して動かしているわけでしょう。民間の銀行団が。政府も議会も介入できないんですよね。うーーん。
P-210平たく言えばこういう事である。国は一ドルの国債を発行することもできれば、一ドル紙幣を発行することもできる。国債を価値あるもにしている要素は、一ドル紙幣にも宿っている。
債券と紙幣の違いは、憲法に定められた正当な通貨に比べ、債券が倍の金と、さらに二割の利息をブローカーの懐にもたらす点にある。
私たちの国が債権を発行できて、通貨を発行出来ないなどというのは馬鹿げている。いずれも支払いを保証するものであるが、片方は金貸しを肥え太らせ、片方は人民を助ける。人民の発行する通貨がだめで、債券がいいなどという道理はない。国の富を確保するために政府が借金を背負い、金のまがいものをコントロールしている者たちに法外な利息を支払わされている現状は、もはや絶望的である。金利こそは悪魔の発明にほかならない。ーーー