とあるスナックで
コー
この本は何回も何回も繰り返して読むべき本だと思うな。
むずかしいけど、大事なことがたくさん書いてある。
p-211
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入念に仕組まれた策略に対抗する方策を考える
第二次湾岸戦争はタヴィストックの手法がいまだに健全であることを示した。万が一、露見しても、肩をすくめれば済むと心得ているブッシュ政権は露骨なウソをばら撒いた。延々と「戦争神経症」状態に条件づけられている国民にとって、国家にとって何が重要かなどは、どうでもよかったのである。
タヴィストックとその下部組織が国家、キリスト教右派、議会、諜報機関、国務省を牛耳っている支配力、大統領から軍トップに及ぶ支配力に対抗策はあるのか?前述したように、国民や国家に起こっていることは人智の及ばない環境がもたらす「変わりつつある時代」のせいではなくて、入念に仕組まれた策略、国民全体の未来に影響を与える現実的な脅威であること、しかも単なる「陰謀」理論などで片付けられないということを国民の大多数が納得するに尽きる。
私たちは国家を覚醒させることができるが、それも草の根レベルで団結した努力が発揮された場合に限る。問題の解決は国民の教育と団結した行動にかかっている。闇にうごめく魔の手が何をおこなっているかを、もっと大切なのは、彼らの行動方法や行動論理を多数の国民に教えることが緊急かつ大きな課題である。このためには憲法に則った早急な行動が望まれる。指導力のある市民は大勢いる。彼らには大規模な草の根運動を展開する力も財力も備わっている。第三の政党がでてほしい。
私見では、適切な教育を受けて団結して行動する草の根運動が、米国を飲み込む寸前の邪悪な闇の力から国家を取り戻す唯一の方法である。そしてまた、草の根運動を通じて外国による支配力から米国を解き放つことができる。タヴィストック研究所が思うがままに発揮している力、建国の父が築いた米国の破壊にこだわる外国の力から。
タヴィストック研究所を題材にした本書は、ほとんどの読者に馴染みのない大組織を取り上げる私の別シリーズの「第一号」にあたる。タヴィストックは米国内で最も重要な神経中枢である。1946年に北米作戦を開始して以来国民生活をくまなく毒し、次第に悪化させている。
タヴィストックは、米国の政策や世界中の出来事をつくりだすうえで主要な役割を果たしている。間違いなく、世界中のマインドコントロール、マインドコンディショニングの母体である。米国内における日常的な出来事の多くをコントロールし、スタンフォード研究所、エスロン研究所、ウオートン校、MIT、ハドソン研究所、ヘリテージ財団、ジョージタウン大学といった米国シンクタンクの方針や活動に直接関与し、ホワイトハウスや国務省に対する影響力をさらに積極的に広げている。タヴィストックは米国内外の政策決定に大きな影響力をもつ。
タヴィストックは黒い貴族やワンワールド政府ー新世界秩序の実現を目指す人々に奉仕する研究センターである。
タヴィストックはローマクラブ、CFR,三極委員会、ドイツ・マーシャル・ファンド、モン・ペルラン・ソサイアティ、ディッチレー・グループ、クオーター・コロナティ・フリーメイソンのコントロール・ロッジ、国際決済銀行(BIS)に奉仕している。
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