とあるスナックで
ママ
またまたコーさん、ぶつぶつ言っているのね。
コー
ブツブツーーーーー。
「おい銀行や、調子はどうだい。だいぶ東アジアはきな臭くなってきたんじゃないかい。」
「そうなんですよ、まったくの順調ですね。2,3年前は考えられなかったことが、現実になってきてますね。それも私たちが作り上げてきましたからね。ゴイムの頭の中は、私たちの自由自在なんですよ。中国人の日本人に対する憎しみ、日本人の中国人に対る恐怖、これ全部私たちが作り上げてきたんですよ。なーに簡単ですよ。中国人には100年前の日本の侵略、南京虐殺、これを思い出せればいいんですよ。日本は、大陸でアジアでずいぶんひどいことをしましたからね。だからこれから日本は核武装するぞと、脅かせばいいんですよ、中国に対して。中国が一番心配するのはそこですよ。プーチンのロシアが一番恐れたのが、ウクライナのそこなんでしょう。ウクライナがNATOに加盟して核ミサイルを配備する、もちろん目の前のモスクワに向けて。それは、ちょうど、アメリカの大統領が、ジョン・F・ケネディの時の、キューバ危機の時と同じなんですね。それは絶対に認められないんですよ。あまりにも近すぎて、防ぎようがないんです。だから逆に、われわれは今後もウクライナをNATOには加盟させないんですよ。加盟させたら、プーチンに核ミサイルのボタンを押させることになっちゃいますから。そしたら核戦争ですね。勝ち負けはないんでしょう。ヨーロッパ一面、焼け野原で、そこには何十年も人が住むことができなくなっちゃいますから。それはわれわれの望むことではないんです。だからゼレンスキーにNATO加盟を言わせているのは、あくまでプーチンに対する脅しなんです。最高の脅しなんです。だから日本が核武装するぞというのは、中国に対して最高の脅しになるんですよ。実際には、日本なんてには核武装させるもんですか、絶対に。核ミサイルをどこに打ってくるか、わかったもんではないですから。」
「じゃそろそろ、東アジアの導火線に火を付けるかのー。」
「はい、殿、準備は万端です。その前に一発かまして、日本の憲法を変えたいですね。選挙の前に例によってでかい偽旗作戦をしますか、でかければでかいほどいいですね。そうすれば日本中がショック状態になりますから。そうなればだれもまともな判断はできなくなっちゃうんですよ。どこかの原発を爆破しましょうか、それとも飛行機事故、列車事故、都市ガスの爆発、なんでもアリですね。われわれは過去にいくつものテロを成功させてきていますから。一万人ぐらいが犠牲になるのがちょうどいいですね。」
「そうかそうか、なにしろ日本の自衛隊はもうすっかり中国と戦争をする気でいるからな。その期待に早く答えないとな。」
「まかしてください。間違いなくちかじか、日本と中国を戦争に導てやりますから。」
「頼んだぞ、なにしろ今回の戦争のテーマは同族同士の殺し合いだからな。中国と日本が殺し合いをしないことには始まらないからな。」
「わかっております、殿。もう少しのお待ちを。」
ブツブツブツーーーーーーー。
ママ
やれやれ、よーやく終わったみたいだわ。