とあるスナックで
コー
どんどん読んでいこう。
P-153
インドや中国の国民背番号は国民監視の手段?
国民背番号はインドでも導入されている。2009年に導入されたアドハー(Aadhaar)と呼ばれる制度がそれだ。ーーーーーー。
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中国では、18桁の身分証番号を用いる身分証のシステムが、すでに1995年に導入された。記載事項は、ーーーーーーー。
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なお、中央政府は2014年6月、「社会信用(ソーシャルクレジット)」システムを導入した。これは、国民一人ひとりの資産、職歴、インターネットでの発言、購入履歴などの情報を収集し、それらをもとにして「信用度スコア」を算出するものだ。
また、中国は、2019年10月に「暗号法」を制定した。これは、さまざまな目的に用いられる秘密鍵を国家が管理するための基礎を作るのが目的ではないかと想像される。
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小林
この「秘密鍵」という言葉、これが非常に重要なんですね、おそらく。
これがシステム上どういう役割をするのか、だれがどういう方法でもっているのか、それが重要なんだと思いますね。
文字通り、キーですね。
P-258
3 ブロックチェーンがプライバシーを守る
エストニア方式を導入すべきだ
公開鍵暗号による電子署名の仕組み自体は、すでに確立された技術であり、仮想通貨をはじめとして、インターネット上のさまざまな取引で広く用いられている。
ブロックチェーンを用いる技術は、長足の進歩遂げている。その代表が、バルト3国の1つエストニアのシステムだ。
問題は、「ある公開鍵を持っている個人と、実在する個人とが1対1に対応している」ことの証明だ。
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コー
いやー、むずかしいね。
でもこれだけは押さえておきたい。
「 デジタル化 」には、二つの方向がある。
一つには、中国やGAFAや、これから出てくるであろう中央銀行が進める「 デジタル化 」と、もう一つ、エストニアが進めている「 デジタル化 」だと思う。
この違いはなにか、それは「個人のプライシーが守られるか」だと思う。
この違いは、決定的だと思う。
天と地の開きがあると思う。
「人間」と「家畜」の開きなんだと思う。