9.11について

2001年の9.11事件や、その他色々な感想、思い、などを書いていけたらなと、思っています。

9.11について  今日は嬉しい日だ

2017年07月18日 | 日記
とあるスナックで

コー
いやー、今日はうれしいねー。

小林
コーさん、どうしたんですか。

コー
いやーうれしいね今日は。だってこんな動画が天野統康さんから、知らされたんだよ。いつか、こういう事が起きるんじゃないかと思っていたけど、ついについにきたね。やっぱ良心の呵責には耐えられないんだよ。
いくら上司の命令、組織の命令だといっても、やはり人間として良心を捨てきることはできないんだと思う。もし捨てきることができるなら、逆に立派かもしれない。

人間として生きるのをやめたということなんだから。

人間として生まれてきて、それは悲しい。

せっかく生まれてきたんだから、やっぱり最後は、ああー、俺は生まれてきてよかったな、俺の人生は後悔ないといって死にたいね。

それは、とても難しく大変なことだと思うけでね。


子供は、親がいなくても育つ。

妻は恐ろしくたくましく生きる。


何も心配はいらない。


自分の信念に従って生きるだけだ。


これはむずかしい。

なかなかできない。

でも自分の人生、生き方に責任を持てるのは自分しかいない。


かーちゃん、ごめん。息子、娘ごめん。おやじ、おふくろ、ごめん。



でもおれは自分の考え、気持ちに嘘はつけないんだ。



小林
どうしたんですか、コーさん。今日はちょっと変ですよ。

今日みたいな日はコーさん、おもいっきり飲みましょ、さー。


ママ
はいはいわかってますよ、すぐ持ってきますからね。
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9.11について <マネーを生み出す怪物 連邦準備制度という壮大な詐欺システム> G・エドワード・グリフィン 著 その10

2017年07月15日 | 日記
とあるスナックで

コー
またまた読んでいこう。 P-50

債務借り換えプレー

銀行が巨額の不健全な融資をおこなって儲けられる仕組みがあるのだから、銀行はそういう融資をする。さらに不良債権の大半は結局は回収不能になるのが目に見えてくる。借り手がついに返済不能を宣言したとき、銀行は借り換えで対応する。これは一見、銀行側が譲歩したように演出されることが多いが、実際には金利の恒久化という目標に向かう重要な一歩なのである。

やがて借り手がもはや金利も支払えない状況が来る。ここでプレーはさらに複雑になる。(コー注:南米各国やギリシャがまさにそうだった。いずれアメリカや日本もか?)銀行は大事な収入源である金利を失いたくない。借り手が返済不能に陥るのを認めるわけにもいかない。そうなれば融資の損失処理が必要になり、銀行オーナーの持分が吹っ飛んで、銀行が破綻するからだ。そこで銀行の次の一手だ。さらに無からマネーをひねりだし、そのマネーを借り手に貸して、金利の支払いを続けられるようにする。もちろん借り手は元の融資に追加融資分を足して金利を支払わなければならない。こうして大失点と見えたものがすばらしい大得点に転換する。元の融資を帳簿上の資産として残しておけるばかりでなく、銀行側の見かけの資産はさらに増加するし、金利収入も増えて、銀行の利益は大きくなる。


賭け金吊り上げプレー

借り手は遅かれ早かれ不安になる。借り手としては金利支払いに汲々として手元に何も残らないのは嬉しくない。自分は銀行を儲けさせるために働いているようなものだと気づき、またも金利支払いを停止する。相手チームは額を寄せ集めて次の動きを相談し、それからスクリメージ・ラインに走って、お互い雄叫びを上げる。借り手はもう支払いができないし、する気もない。取れるものなら取ってみろ。貸し手のほうは、ブラックリストに入れるぞ、そうなったらもう二度と借金はできないぞと脅す。やがて「妥協」が成立する。以前のように、銀行はまたも無からマネーをひねりだし、そのマネーを借り手に貸して金利返済ができるようにしてやるのだが、今回は賭け金を吊り上げて、借り手が金利支払い以外にも使える追加融資をする。これで完璧だ。借り手はやっかいな金利返済にあてる金ができたうえに、さらに自分のために使える金が手に入った。いっぽう銀行のほうは資産がまた増加し、金利収入が増え、儲けも増える。なんとエキサイティングなゲームだろう。

債務繰り延べプレー

こういうプレーが何度か繰り返されるうちに、ついに借り手はこれでは債務地獄に落ち込むばかりで這い上がる見込みはないという現実に目覚める。ここに気づくのはふつう金利支払いがふくれ上がって、企業収益や国の税収に匹敵するほどになったときだ。こうなると、さらに多額の借り換えはできなくなり、返済不能が不可避になる。
だが、ちょっと待って欲しい。さあどうなるか?プレイヤーはまたスクリメージ・ラインに戻る。激しいにらみあいになる。レフリーが呼ばれる。ホイッスルが二度鳴り響き、両チームのスコアが確定したことが告げられる。「この債務は繰り延べ(リスク)された」と宣言される。
債務繰り延べとはふつう、金利引き下げと返済期間の延長の組み合わせを意味する。だいたいはうわべを取り繕う効果しかない。毎月の支払いは少なくなるが、返済期間が延びる。つまり借り手の目先の負担は多少減るが、元金返済の可能性はますます小さくなる。破局を先延ばしにするだけのようだが、しかし当面はどうなるかはもうおわかりだろう。融資は資産として残るし、金利収入も継続する。


小林
日本もひとごとではないですね。国債が売れなくなって、金利が上がってきたらヤバイそうですよ。

コー
そうだね、金利が上がってきたら、政府の国債の返済額がどんどん上がっていくわけだからね。
だからといって、消費税を上げれば、景気は確実に落ちる。そしてまた、税収が落ちる。負のスパイラルだ。
なんとしてもGDPを上げて、税収を上げないと。

ママ
なんかお先は暗いわね。やっぱ、金の延べ棒でも買っておくかしら。

コー
ママ、いいね、金の延べ棒を買えるんだから。俺なんかそんなお金がそもそもなんにもないよ、なーんにも。

小林
コー
でも国が借金してそれを使わなっかたら、俺らの生活はもっともっと落ち込んでいたと思うよ。生活は苦しくなっていたと思うよ、確実に。
やっぱり20年前のあの資産バブルとその破壊が大きかったんだな。
ちきしょう、それを意識してやってた奴がいたんだろう、日銀のなかに。

ママ
まあまあー、コーさん。ビール、それとも日本酒にする?

コー
あー、そうだね。じゃ日本酒にするか、冷でお願い。

ママ
ハーイ。
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9.11について <マネーを生み出す怪物 連邦準備制度という壮大な詐欺システム>G・エドワード・グリフィン著 その9

2017年07月12日 | 日記
とあるスナックで
コー
さー、ゲームの始まりだ。P-47

借り手が借金を返済できなくなり、返済にあてるべき資産もないとなると、銀行は回収不能になった債権を回収不能の損失として処理しなければならない。だが、もともと無からつくりだしたマネーなのだから、銀行にとってのコストは帳簿処理の人件費だけで、具体的な損害はほとんどない。要するに帳簿上の数字の入れ替えだけ、ということだ。

帳簿上の損失といっても、銀行にとっては好ましくない。なぜなら帳簿の資産のほうから不良債権を削っても、債務のほうは減少しないからだ。この差額は銀行のオーナーの持ち分で埋めなければならない。言い換えれば、融資した債権は消えても債務は残る。借り手が借金を返せなくとも、小切手によってつくりだされたマネーはまだ世間に流通していて、小切手を発行した銀行には現金を支払う義務がある。小切手分の現金を支払ってもう一度帳簿の両側をバランスさせるためには、銀行の株主が投資した資本をその分だけとりくずすか、銀行の儲けから損失分を埋めなければならない。どちらにしても銀行のオーナーには、回収不能になった債権と同額の損失が生じる。だから銀行のオーナーにとっては、この損は非常に現実的なのだ。銀行が多額の不良債権の処理を迫られると、オーナーの持ち分を超える可能性がある。そうなればゲーム・オーバー、銀行は倒産する。

こんな心配があれば、大半の銀行家は融資には非常に慎重にならざるをえないし、実際にたいていの銀行は個人や零細企業に対してはきわめて厳格な態度をとる。ところがFRSや連邦預金保険公社、連邦預金融資公社などのおかげで、大企業や他の政府機関、自治体への多額の融資はたとえ返済不能になっても、すべてが銀行のオーナーの肩にのしかかることはなくなった。ここで掲げられる理由は、こういう大企業や銀行がつぶれたら大量の失業者が生まれて経済が混乱し、国全体がたいへんに困るということだ。

債務恒久化プレー

この政策の結果、銀行には慎重な融資政策をとる動機が低下するし、へまをしても守られる。融資額は多ければ多いほどいい。わずかな努力で多額の金利を生んでくれる。一件で年間数億ドルの利子が入ってくる第三世界諸国への融資も、地元ショッピング・モールの商店主への五万ドルの融資も、手間は同じである。金利さえ支払ってもらえれば、銀行はほくほくだ。融資が回収不能になっても連邦政府が「国民を守って」くれるだろうし、このあとに説明するさまざまなメカニズムによって、銀行は引き続き金利を受け取れるようにしてもらえる。

個人や零細企業者はほどほどの金利で金を借りることがますます難しくなっている。銀行は巨大企業や外国政府への融資で稼げるからだ。それに、銀行にとっては融資額が大きいほど安全なのだ。たとえ不良債権化しても政府がまもってくれる。零細な融資にはそんな保証はない。ささやかな債務者を救済するのが金融制度を守るためだなどと主張しても、大衆は納得しないだろう。ドルの桁が小さすぎる。数字が把握できないほどおおきくなってこそ、この仕組みは成功する。

銀行はじつは貸し金を返してほしいとは思っていない、ということを忘れてはならない
借り手が信頼できるという証拠さえあればいいのだ。銀行は貸した金の金利によって儲けるのであって、元金の返済を受けても儲けにはならない。元金が返済されれば、銀行は他の借り手をさがさなければならず、それには手間とコストがかかる。それよりも今の借り手が金利だけを支払い、元金は返済しないでいてくれるほうがずっとありがたい。
このプロセスは、債務の借り換えと呼ばれる。
銀行が政府機関に貸し出したがる理由の一つは、その融資が返済されることを期待していないからだ。この巧妙な仕組みについて、1982年にシティコープ・バンクの会長だったウォルター・リストンは次のように喝破した。

もし、適正広告基準法に比較しうる適正政府機関法とでもいうものがあったとしたら、財務省が発行する証券のすべてに、「本証券は償還時期が到来した際に民間に売却される同等の証券発行によって得られる収益によって償還される」と記載しなければならなくなるだろう。


アメリカ連邦政府は毎週このとおりのことをおこなっており、それは財務省証券(国債)オークションと呼ばれている。だが基本的には同じことが外国で外国語によっておこなわれると、アメリカのマスコミは、「債務の借り換えをおこなった」と言う。この言い方には、やがて破綻を免れないだろうというニュアンスがある。しかし、そんなことはない。
どうしてそうならないのかを知るためには、政府の借り入れについて基本的事実を知っておく必要がある。
まず歴史上、政府が(どこの国の政府にしろ)債務を完済したという記録はほとんどない。たしかに1000億ドルもの赤字があるいまの時代、償還期限が来れば政府がまた同額の新しい証券を売って償還すると期待しない限り、誰も財務省証券を買って政府に金を貸そうとは思わないだろう。


小林
このことは、今の日本も同じじゃないんでしょうか。借金を返すためにまた借金をする。


コー
だからといって、政府が借金を返済したら、(税金を高くしたり、緊縮財政をとったりして)これはこれで大変なことになるんじゃないかい?世の中に流通している<お金>の量が、どんどん減っていくということだろう、これは大変なデフレ要因じゃないのかな。デフレで全体の景気は良くならないだろう。その肝心な<お金の量>とマクロ経済の関係を今までの経済学は考えてこなかったと、山口薫は言っているね

小林
なんだ、コーさんの意見じゃなかったんですか。

コー
ようするに、中央銀行、または銀行の貸し出し金でしか、世の中のお金は増えないし、逆に中央銀行や銀行に貸し出したお金が返済されれば、世の中に流通しているお金は減っていくということだと思う。政府にはその機能がないんだな。通貨発行権が実質的には政府にはないんだな。
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9.11について  たまには、息抜きですね

2017年07月11日 | 日記
とあるスナックで

小林
いやー、コーさん、こう難しい話ばかりだと、たまには息抜きもしたいですね。

コー
そうだね、どうだろう、こういう動画もたまにはいいんじゃないんかい。

小林
そうですね、いいですね、特に胸がいいですね。

コー
なにいってるんだい、はっきりとオッパイがいいと言えよ、小林君。それにしても、ケツもいいねー。


ママ
なに言ってるのよ、二人して。いい加減にしなさいよ!!

コー

ママ
もう、ふたりとも、・・・・・。
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9.11について <マネーを生み出す怪物 連邦準備制度という壮大な詐欺システム> その8

2017年07月09日 | 日記
とあるスナックで
小林
さあー、ゲームの始まりですね。P-46

ゲームのルール

商業銀行が小切手というマネーを無から創出することをFRSが認めて、ゲームは始まる。(そんな信じがたいことがどうしてできるのかは、魔法のメカニズムと題する10章で詳しく説明する)。銀行はこのあぶく銭をもとにに利益をあげる。この金を使うのではなく、他人に貸して利子を取るのだ。
この貸し付けが銀行の帳簿に記載されるときには、資産の欄に記入される。金利を生むからであり、いつかは返済される。(ことになっている)からである。同時に、同額が帳簿の負債側にも記入される。小切手を振り出すことで新たに作り出された通貨は世間に流通し、そのほとんどは他の銀行に行き着いて、そこから小切手を発行した銀行に支払請求がまわってくるからだ。個人が小切手を銀行に持ち込んで換金を求める場合もある。したがって小切手を発行した銀行には、融資額と同じ額を支払うべき債務が生じる。


コー
ここのところは、天野統康の本<詐欺 経済学原論>に詳しく出ているね。銀行独特の複式簿記の話だ。ここが肝心なところだな。(貸出金)は、資産の側に記入されるということだ。そして普通に預かった(お金)は負債の側に記入されるわけだ。そしてそれは、どちらもお客の銀行通帳の残高に書き加えられるわけだ。どちらも通帳のうえでは、(預金)が増えたことになる。


ママ
中世の金細工師の話の時に、私が借りた<預り証>の話ね。それにしても銀行の複式簿記って私たちのとは、随分違うみたい。


小林
銀行の複式簿記がわかってくると、銀行が無から<貸出金=預金>を作っているのが、わかりますね。
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