とあるスナックで
小林
コー
小林
<凡人オヤマダ>は、どうやら、いわゆる<流動性の罠>を肯定してるようですね。
コー
そうだね、教科書にも載っているからね。ここでも肯定して話を進めているね。でも、<流動性の罠>の話は正しいんだろうか? リチャード・A・ヴェルナーは違うといっていると思うんだが。
株式市場、為替市場、不動産市場などで活発に取引されてもそれは、GDPに計算されない取引だと思うんだ。銀行から新たに貸し出されたお金がそれらの市場に流れても、GDPは増えないと思う。
<日経平均が半年でこれだけ上がりました。したがいましてGDPもこれだけ押し上げられました>なんてことはないわけだよ。
銀行貸し出しが新たに増えて、そのお金が金融市場や不動産市場に流れても、GDPの増減には直接は関係ないということだと思う。
ということは、<マネーサプライ>が増えても、そのお金が<金融市場・不動産市場>か<実物市場>か、どちらにどのくらいお金が流れたのかを、区別し分けて考えなければならないということだと思う。 だから次の二つの式は違うということだと思う。
1: 貨幣供給量×貨幣流通速度=価格×生産量
2: 貨幣供給量×貨幣流通速度=一般物価×生産量
この式で<価格>と<一般物価>は違うということだと思う。
<一般物価>×<生産量>=GDPとするなら、この<一般物価>の中に、<株価>や<土地の値段>は入らないんだろうと思う。
でも左辺の<貨幣供給量>は、<金融市場・不動産市場>と<実物市場>の合計のお金だと思う、普通は。
まず上の(1)と(2)の式で、<価格>と<一般物価>は違うということ。
<価格>の中には<株の価格>や<土地の価格>も入れることができるかもしれない。でも<一般物価>の中には<株の価格>や<土地の価格>を入れることはないと思う。
その意味で、(1)と(2)は違うということだと思う。
それから(2)の式で、<一般物価>×<生産量>=GDP とするなら、左辺の<貨幣供給量×貨幣流通速度>は<実物経済>の<貨幣供給量×貨幣流通速度>でなければならないということだと思う。株式市場や不動産市場に流れているお金の量を、全体のお金の量から引かなければならないと思うんだけど。
一般にそうなっているんだろうか。
俺はリチャード・A・ヴェルナーの説は正しいと思うんだけどね。そうすると話はいろいろ変わってくる可能性があると思うが、どうなんだろう。たとえば<流動性の罠>の話も。
株式市場、為替市場、不動産市場などで活発に取引されてもそれは、GDPに計算されない取引だと思うんだ。銀行から新たに貸し出されたお金がそれらの市場に流れても、GDPは増えないと思う。
<日経平均が半年でこれだけ上がりました。したがいましてGDPもこれだけ押し上げられました>なんてことはないわけだよ。
銀行貸し出しが新たに増えて、そのお金が金融市場や不動産市場に流れても、GDPの増減には直接は関係ないということだと思う。
ということは、<マネーサプライ>が増えても、そのお金が<金融市場・不動産市場>か<実物市場>か、どちらにどのくらいお金が流れたのかを、区別し分けて考えなければならないということだと思う。 だから次の二つの式は違うということだと思う。
1: 貨幣供給量×貨幣流通速度=価格×生産量
2: 貨幣供給量×貨幣流通速度=一般物価×生産量
この式で<価格>と<一般物価>は違うということだと思う。
<一般物価>×<生産量>=GDPとするなら、この<一般物価>の中に、<株価>や<土地の値段>は入らないんだろうと思う。
でも左辺の<貨幣供給量>は、<金融市場・不動産市場>と<実物市場>の合計のお金だと思う、普通は。
まず上の(1)と(2)の式で、<価格>と<一般物価>は違うということ。
<価格>の中には<株の価格>や<土地の価格>も入れることができるかもしれない。でも<一般物価>の中には<株の価格>や<土地の価格>を入れることはないと思う。
その意味で、(1)と(2)は違うということだと思う。
それから(2)の式で、<一般物価>×<生産量>=GDP とするなら、左辺の<貨幣供給量×貨幣流通速度>は<実物経済>の<貨幣供給量×貨幣流通速度>でなければならないということだと思う。株式市場や不動産市場に流れているお金の量を、全体のお金の量から引かなければならないと思うんだけど。
一般にそうなっているんだろうか。
俺はリチャード・A・ヴェルナーの説は正しいと思うんだけどね。そうすると話はいろいろ変わってくる可能性があると思うが、どうなんだろう。たとえば<流動性の罠>の話も。