9.11について

2001年の9.11事件や、その他色々な感想、思い、などを書いていけたらなと、思っています。

9.11について  なぜ<公共貨幣>でなくてはいけないのか   その5

2019年01月16日 | 日記
とあるスナックで

小林
<債務貨幣>の説明のところで、<債務貨幣は支配の手段となる>、と書いてありますが、これが理解しずらいですね。

コー
そうなんだ。この特徴、この点を理解することがとても重要だと思うんだ。我々は、通貨を発行している人間に知らず知らずに支配されているということを、いかに理解するかだと思う。

この点を理解するうえで、山口薫の本、<公共貨幣>の P-103 <5.3 権力の支配手段>は参考になると思うんだ。


・・・・・。
そうした権力の支配戦略の現代版が、「金が金を儲ける」システムによる「分割&支配(Divide and Control)」による統治である。平和に暮らしている社会に、お金の力で反対派工作員(Controlled Opposition)を送り込んで対立するグループを意図的に作り、両者にお金を貸し付けて、対立をさらに激化させ、いずれのグループが負けても、債権者として絶対に損をしないという巧妙なビジネスモデルである。

こうした分割支配による統治の例は枚挙にいとまががないくらい数多くある。東西対立、人種差別、宗教戦争、政党対立、経営者と労働者の対立、等々。そうした対立の世界に「金持ち喧嘩せず」で君臨してきたのが、これまで考察してきたようなマネーを支配する銀行であり、銀行カルテル(金融資本)である。このようにしてマネーの力で彼らが世界の経済を支配するという構造が出来上がった。

しかし、部分準備銀行制度の信用創造によるお金の支配だけでは十分でない。そこで考案されたのが、民間の株式会社制度であり、お金の力で株式を所有し、企業の株主としてメディアの広告主として、不動産会社の地主として、これら企業組織を株式所有を通じて支配するという仕組みである。同時に、株主としての配当金、広告代金、地代を強制徴収するという「金が金を儲ける」信用創造システムの補完システムである。
資本主義のこの集金システムを「株式所有システム(Equity Ownership System)」と呼んでいる。

この結果、第2章で描き出した4つの貨幣の機能(図2.2)の中から、支配の手段という機能が貨幣の3つの経済的機能を包括する金融資本の支配というより強大な金融資本による支配手段の機能に膨れ上がった。
「支配=>金融資本の支配」という質的構造変化を遂げた。
図5.4の一番外側にあるグループが出現したのである。ここではそのループを「利子・信用創造支配グループ」と呼ぶことにしよう。さらにその金融資本の補完システムとして、株式による企業、メディア、不動産産業の支配という、内側の株式による3つの補完ループによる支配が追加された。これら3つの補完システムを総称して「株式支配ループ」と呼ぶことにしよう。外側の利子・信用創造支配ループが「債務貨幣システム」となり、内側の株式支配3ループが「株式所有システム」となる。
現在の資本主義経済は、こうした2つの支配システムが補完的に絡み合って、金融資本が絶対的に支配しているシステムとなっている。

これら2つのシステムを合体して

「債務貨幣・株式所有システム (Debt Money and Equity Ownership Systemu)」

と呼ぶことにする。



小林
そして私たちは、この「債務貨幣・株式所有システム」に支配されているということだと思います。

「支配されている」ということに、気が付くかどうかですね。

私たちの中にも(通貨を発行できない者)成功して莫大な財産を築く者もいるでしょう。

しかしその財産は、誰かの借金ですよね。誰かの負債なわけでしょう。

まるで競馬場でギャンブルしているようなもんじゃないでしょうか。

勝った、当たった、今日は儲かったという人間がいるということは、確実に他の人間が負けている、負けた人間が必ずいるということだと思います。

そして確実に儲けるのは、胴元ですよね、よっぽどヘマをしない限り。

そして債務貨幣システムでは、この胴元に当たるのが、「通貨を発行できる銀行」じゃないんでしょうか。


私たちは生まれてから死ぬまで、利息、借金を背負って生きなければならないということでしょう、永遠に。


「 債務貨幣・株式所有システム 」とは、そういうシステムだということでしょう。
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9.11について  なぜ<公共貨幣>でなくてはいけないのか その4

2019年01月16日 | 日記
とあるスナックで

小林
ではコーさん、<公共貨幣>の勉強を続けましょう。日本にいる私たちはますます頑張らなくちゃならないですね。

コー
そうだね、では早速<公共貨幣フォーラム>のここのところを読んでいこう。公共貨幣と債務貨幣の違いについて。

公共貨幣(Pablic Money)
公的機関(政府、君主、天皇、幕府等)が発行
利息がつかない
発行益(一回限り)がある  (500円玉の製造費43円、発行益457円)


債務貨幣(Debt Money)
民間(中央)銀行が発行する銀行券
利息が永遠について回る
無から預金を創造して貸し付ける
支配の手段となる


小林
そして明治のはじめに、公共貨幣だった太政官札から、永遠に利子がつく債務貨幣の日本銀行券に変えたんですね。

このことを山口薫は、、<明治政府の国盗り物語>だと言っている。


この利子はだれがだれに払っているんでしょう。

このことを当時の国民はわかっていたんでしょうか。


コー
いやーわからなかったと思うよ。現在だって分かっちゃいないと思うよ。なにせ学校の経済の先生が分からないんだから。

いまはやりの<オレオレ詐欺>が犯罪ならば、これも<詐欺>、<犯罪>じゃないんだろうか、国民の無知を利用した。


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9.11について  <公共貨幣>は世界へ船出する  その5

2019年01月11日 | 日記
とあるスナックで

小林
コーさん、<公共貨幣>の山口薫が、今度トルコの大学の教授になるそうですね。


コー
そうなんだ。

トルコの 国立アンカラ社会科学大学 というところらしい。メーリングリストのメールによると、


・・・・・

同僚の教授と共同代表でシステムダイナミックス研究所を設立し

会計システムダイナミックスを用いたマクロ経済モデルの研究を中心に

修士、博士論文指導、委託研究等の活動をさせていただけるとのことです。・・・



小林
ほんと驚きました。いよいよ世界に<船出>しましたね。


コー
いやーほんとだよ。これはビッグニュースだと思うな。

<公共貨幣>を研究する<機関>を作る。そして<公共貨幣>を研究する<人>を育てる。

これは大きい!!



小林
今の世の中の状態はたとえて言えば、大きな木にツタが絡まってその木が今にも枯れそうな状態と似ているんじゃないでしょうか。ツタが伸びて伸びて、木の全体を覆い、木のほうは太陽も当たらなくなり、地中からの栄養もツタの根に取られて、今にも倒れそうな木と同じような状態ではないんでしょうか。

この木に絡まったツタを取り除くには、やはり根を取り除かなければならないと思うんです。先のほうの葉っぱや枝をいくら切ってもまた伸びてくると思うんです。

やっぱりツタの<根>ですよ。

たとえば<300人委員会>、<イルミナティ>、<世界寡頭銀行家>、<ディープステイト>、<ハザールマフィア>などなどは、このツタのそれぞれの枝や葉のようなものではないんでしょうか。だからこれらを取り除いたとしてもツタの<根>が残っていれば、ツタの枝や葉はまた伸びて来ると思いますね。

<債務貨幣制度>は、このツタの<根>だと思います。



コー
なるほどね。

それにしても日本にも早く公共貨幣>の研究機関とか、組織ができるといいと思うんだけどね。


小林
私はこの<公共貨幣フォーラム>からなにか生まれそうだと思いますよ。


コー
今までの経済学者に頼らないで、いやむしろ相手にしてたら、時間の無駄だと思うんだ。今までにない経済学を作るんだ、ぐらいの意気込みが必要じゃないんだろうか。

そしてそのネットワークが世界中に広がる、そうなればいいと思うんだけど。


小林
そうなりますよ。トルコの山口薫はそのネットワークの重要なハブになるんでしょう。
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9.11について  馬淵睦夫の<ひとりがたり>

2019年01月09日 | 日記
とあるスナック

コー
2019年は大きな変動の年になるんだろうな。
いままでの<グローバリズム>に対しての反動、反対。アメリカはもちろん、日本、ヨーロッパ。

そもそも<グローバリズム>とは、<ユダヤ思想>だと言っている、馬淵睦夫は。



小林
そうですね、この<ひとりがたり>を順を追って聞いていくと、じっくりじっくり馬淵睦夫の考え方がわかりますね。

ただ、賛成、同意できるかは人それぞれでしょうけど。


コー
もちろんそうだよ。彼の意見にすべて賛成ということではないんだけど、世界の見方は参考になるんだと思う。

過去の歴史、出来事をつなぎ合わせて考えてみると、ということだと思う。帰納的に考えてみるということだと思う。



小林
ところで、この馬淵睦夫の意見と同意見の事が書いてある本がありましたよ。

<(定本)シオンの議定書> 四王天延孝 原訳  天童竺丸 補訳 解説 成甲書房 2012年3月 ですね。

P-4


・・・・。
これより先の大正8、9年ころ、久保田栄吉が日本へ最初に「シオンの議定書」を紹介したといわれるが、詳細は不明である。現在確認できるのは、久保田が昭和13年に刊行した「ユダヤ議定書ー世界転覆の大陰謀」(破邪顕生社)である。これはセルゲイ・アレクサンドロヴィッチ・ニルスによるロシア語訳と和訳とを併記したものである。

久保田栄吉(1888~?)は本名を寺田二三郎と言い、日露戦争後の明治42年に、旭川第七師団の松本誠一大尉が特命を帯びてロシアに潜入した際にロシア語ができることから同行することになり、「久保田栄吉」名義の旅券を交付されて以来、その名前を使っていたという。通訳として軍属的な立場で特務活動に従事したのだろう。大正10年に従来から旧知であった元社会革命党員ポポフなる人物を頼ってウラジオストックにわたるが、ポポフの斡旋によって1ヶ月500円の給料でモスクワ共産大学の日本語教授に就くためチタ経由でモスクワに向かった。ところが、ボルシェヴィキ党が権力を握ったモスクワでは高給で遇される日本語教授に就任するどころか、「共産党に共鳴しなかったため」とは本人の言であるが、日本軍の軍事探偵の容疑で拘禁され、それから大正12年8月までほぼ二年間をモスクワ~ウラジオストック間の監獄に転々と移送拘禁された。釈放後に帰国すると、この間の事情を「赤露二年の獄中生活」(矢口書店 1926年刊)として刊行したほか、「ロシア共産党及び労農政府の支那赤化対策に就いて」(日本新聞社、1926年刊)や「世界革命の実現に活躍するロシアの政治組織」(内外書房、1929年刊)などの著作を次々に発表した。


以上いずれもわが国における先学たちが軍事的、思想的立場から、ロシア共産主義革命なるものがロシア人農民労働者大衆による国家体制の変革ではまったくなくして、ユダヤ人一派による国家簒奪(さんだつ)と大量殺戮の惨劇であったことを喝破し、わが国体もまた赤化革命に名を借りたユダヤ人による国家簒奪の危機にさらされているとの危機感に駆られながら、改めてユダヤ人に関する研究を痛感し、本書「シオンの議定書」の翻訳、紹介に努力を傾けたことを忘れるべきではない。
(コー注:一方アメリカでは、彼らの中央銀行を作ることを通してアメリカを浸食してきたわけだ。そしてとうとう彼らの一部が大統領までなったわけだ、トランプが出現するまでは。)

ロシア革命の成功により誕生したソヴィエト共産主義政権の成立を踏まえて世界中を戦争に巻き込んだ第二次世界大戦、またその後の世界戦略となった冷戦構造、そのソ連を崩壊せしめ市場原理主義に転換させた「開かれた社会」理論による謀略、そしていま現在は「グローバリゼーション」という怪物が世界中を席巻し、それぞれの風土に則った人々の伝統的な暮らしを根底から破壊している。

こうした世界規模の動きは個々の国家あるいは国家ブロックの利害を超えて、ごく少数のアングロ・ユダヤ連合体からなる世界権力=世界金融寡頭勢力の意思が働いていると見るほかない。しからば、彼ら、世界寡頭勢力の目指すところは何か?その長期的計画を知る上で、本書は第一級の資料でありつづけるだろう。


平成二十四年二月     天童竺丸





小林
しかしこの<シオンの議定書>を読む際に気を付けなければならないんでしたよね。

この本は、ユダヤ人にたいして<憎悪>を持つように仕向けれれているということでしたよね、コーさん。


コー
そうなんだ。そこは注意しなければならないと思う。内容が事実だからこそ、読んだものがそう思ってしまうんだと思う。

一般のユダヤ人こそ最大の被害者かもしれないと思う。そこはきっちり区別しなければならないと思う。
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9.11について  さー、シートベルトをしっかりと、しっかりと締めよう!!

2019年01月03日 | 日記
とあるスナックで

コー
いま、為替のドル円相場が、1ドル107円20銭。急にドル安になってきたね。せっかく<アベノミクス>で円安に持ってきたのにね、残念だね。

注意しなきゃいけないんだと思う。世界の投資家や投機家が、ドルの将来に、不安を持っているということじゃないんだろうか。

彼らは、レートの上がり下がりに生命をかけているからね、そりゃ、シビアだよ。

なんか最近のアメリカは、今までになく変だぞ、と感じているんじゃないだろうか、おれはそう想像するね。

テレビで、最近の円高の原因は、・・・・・、なんて放送された時には、もう彼らの間では勝負が決まった後ではないだろうか。何人かは、いやーやったやった、何億儲かったという人間もいれば、いやーやっちまった、いままでの儲け全部吹っ飛ばしてしまったという人間もいる世界なんだろう。

だから、感覚が大事な世界なんだと思う。理由、原因、証拠、なんかがわかったときは、もう遅いんだと思う。だから自分の感覚を大事にする世界ということだと思う。


小林
コーさん、何が言いたいんですか。



コー
結局は自分の感覚、考えを信じるということなんだな。



ところでトランプ革命はいよいよ本番で、<FRB>の破壊まで行くと思うね。


小林
えー、そこまで行きますか?


コー
うん、行くと思う。クリントンをはじめとする大量逮捕が行われたなら、次は<FRB>だと思う。

トランプは<第二の独立戦争>をやっているんだと思う。


小林
もしそこまでいったとしたら、世界中で大変になるんじゃないですか。


コー
もちろん大変なことだよ。だからシートベルトをしっかり締めなくちゃならないということなんだ。




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