olive日記

膠原病(SLE)のことや、同居中の保護猫・インコ・島で暮らしていた時の話し・・・日々の感じたことを日記として書いています

介護認定調査

2020-01-21 20:13:36 | その他

義母さんの介護認定調査の日でした。

2年前に介護保険を申請し、更新の年になりました。

最近、時間の感覚が鈍くなり約束を忘れていたり

午前中の出来事が、夕方に聞くと『さっき』の出来事になっています。

『さっき、電話したけど居なかったね』

『お昼前?』と聞くと

『いや ほんの少し前よ』

・・・家に居たけどなぁ。と思いつつ

『ごめん トイレに行ってたよ』

そんな具合が増えてきました。

 

なので、今日の認定調査もカレンダーには書いてありましたが

前日に電話で確認をしておきました。

すると ちゃんと覚えて待っているんですよね。

調査員さんが来ると笑顔で出迎え、起き上がり対応。

「毎日、買い物へ行ってます」

「2日おきでお風呂に入ってます」←2週に1度だろう。と言いたい・・・

「歩くのだって杖なしで大丈夫」

さすがに、その場で歩かされ転びそうになり却下。

 

何よりも驚いたのは、『はさみ・時計・指の絵』

を見せられ数分後も覚えていたこと。

指の絵は「2本指だった」と同じ形をして見せて笑顔。

これには びっくり。

「生活面で忘れやすくて困ること?

そんなのないよ。だって覚えているし」と豪語。

今回は、介護度少し上がるかな?と思っていたのですが・・・

爽快に答えていく姿を見て力が抜けそうになりました。

 

ところが

ばぁちゃんの時と、大きく違っていたのは

『家族の介護度』『家族から見た困り度』

これをアンケートと称してその場で、チェックしてくれることでした。

*介護のために仕事を辞めたり、短縮しましたか?

→急な通院が多く、仕事ができませんと伝えました

*下記の中で、当てはまる病気はありますか?

→認知症へ丸をつけると調査員さん びっくり。

知らなかったことに私はびっくり。小さく引くい声で「あります」

*下記の中で特に困っていることありますか

→いくつかの項目へ丸をしましたが、その中でも重要な項目があるのでしょうね

調査員さん、今度は小さい声で「あとで詳細を聞きましょうね」と。

救われた瞬間でした。

 

本人 目の前にして困りごとは言えません。

本人だって、張り切って誇張して言うのは当然で・・・

そこを調査の時に、別項目を作り本来の状況を

聞けるようにしているのかもしれません。

そう言えば、主治医の意見書を書いてもらう時に

市の医師会が独自で作成した「家族へのアンケート」がありました。

日常の困りごとがチャート式に書かれ、チェックでき

コメントも書くことができました。

 

少しでも義母さんの実態に近い認定が出ると良いな。

周囲に理解してもらうためにも。

家族に理解してもらうためにも・・・。

認定を受けることの意味が『何を意味』しているのか

先日、言葉でしか理解していない相棒くんに

イライラし怒ってしまいました。

今の状況を義母さんの性格+αが大きいこと。

αの部分を理解し、支えないといけないこと。

支えるには私だけでは、無理なこと・・・。手伝いが必要なこと。

言っている自分が 悲しくなりました。

 

 

 

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