olive日記

膠原病(SLE)のことや、同居中の保護猫・インコ・島で暮らしていた時の話し・・・日々の感じたことを日記として書いています

いない。

2020-10-09 20:02:57 | 高齢者

義母さんの通院日。

数ヶ月前に、「ひとりで通院もできるから 構わないで!」

義母さんに言われてから、気持ちが吹っ切れ 関わるのを止めています。

と…言っても 何かあれば 色々なところから全て連絡が来るので

その都度、対応したり気持ち的には 紐で繋がれています。

 

で。通院も同席もしないので 

本人に確認だけしておこう(先月、予約を忘れ病院から電話が来たので)

そう思い、電話をすると留守。10分後 またしても不在。

ヘルパーさんが入る時間帯になるから、何かあれば連絡来るだろう

そう楽観的になっていると やはり電話が

「施錠してあって 電話しても出てこないので…どうしましょう?」

慌てて飛び出して行きました。ヘルパーさんと恐々 鍵を開けて入ると

居ません…。朝の9時のことです。

 

テーブルには 飲んだ形跡が新しいコップがあり

部屋はカーテンも閉めてあります。

昨日はデイサービスへ出かけています。

デイに確認と手掛かりの情報をもらうと

「〇〇のお店へ行くと言ってました」

「〇〇病院へ行く日と言ってました」

あれ?予約の病院と違う、掛かりつけの病院名です。

ひとまずお店へ車を停めつつ、病院へ電話をすると

「来ていませんよ」と…。

 

では もしや?予約の時間帯はお昼前だけど。

予約している病院へ行くと、そこにも居ません。

すると看護師さんが険しい表情で

「来ましたよ。8時過ぎに。家族と一緒かと思ったらひとりで」と…

「嫁が9時から診察と言ったから来たと」

いやいや。言ってません。

さらに…

「お嫁さんの電話番号を教えてもらえますか?」と…。

 

しばらく考えました。この病院は認知症の専門病院で。

時間を間違えず正確に生活できるなら、来るはずのない病院です。

時間を間違え来たことで、こんなにい険しく言われることに

疑問を感じます。

さらに…言っておきたい

 

「わたし 嫁ではありませんから」

「はぁぁ?では誰?立場は何?」

だよね…。言われるよね。でも言っておきたい。

 

携帯がなり慌てて出るとヘルパーさんから

「家に戻って来られたのを、管理人さんが見かけたそうです」

電話をすると どや声で

「病院行ってきたから。」

何も言う言葉もでず…はいはい。お帰りなさい…。

 

誰に言うこともできず。

持て余している気持ちを どう沈めてよいやら

 

海を見て 船を見て おにぎりでも食べて仕事に行こう。

引き摺らない 気持ちを引き摺らない。

呪文のように唱え 今日も静かな船を見てきました。

 

 

 

 

 

 

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