新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

比肩(自我と分離の星)

2019年07月24日 | 四柱・その他
【比肩】
1. 日干と同一の天干。同一五行で、陰陽も同じ。
2. 陰陽:不配偶。
3. 意味:自分・我・分離、個性を表す。
4. 六親:自分自身、兄妹姉妹、同僚、ライバル。
5. 作用:財を尅す(支配する)。
6. 別名:兄弟星、自星。

命式中に強い比肩を持った人(特に月上の天干)の性格は、個性的でマイペースで、竹を割った様なところがあります。
比肩が強い人は、一口でいえば「自我」が強い人が多いですね…。

女性の場合も、夫のペースに合わせるのが嫌いで、とかく、自分のペースで生きたいと思うのが比肩ですね…。
自分の世界、自分の時間、自分のスペースといいましょうか…人の心に寄り添うよりも、自分なんですね…。

ですから、強い比肩を持っていたり、太過している人は、自分の時間をとても大切にします。

故に、夫婦の場合は、時々は離れて暮らすのも良いかも知れません(特に大運にも比肩が廻る時期等)。

離れて暮らすことを通して、比肩の分離運のエネルギーを中和できる場合もあります。
命式中に強い比肩があり、行運にも比肩が廻って来る時期は、単身赴任等で、離れて暮らして丁度良いという場合も多いですね…。離れて暮らして、互いの良さが分る場合もあると思います。


その反対に、比肩が尅す星が財星ですが、この財星は情の星で、優しさや家庭性という意味もあります。
財星を中心に持つ方は、情的な方が多く、人の心に寄り添える方が多いものです。
人の気持ちを受けとめる、母なる大地の様な性格の持ち主が多い様です。

女性には欲しい変通星で、女性の場合は、子供を表す食傷(特に食神)を守るのが財星です。
子供を守るのが家庭ですし、胎児を育てるのが胎盤ですので、財星はその様な星とも言えます。
お子さんに恵まれ難い女性の場合は、食傷や財星の流年(特に財星)に挑戦されると良いかも知れませんね…。

変通星とは不思議なものです。
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