旅と潜水の雑記帳

旅して、潜って・・・の記録です。
特に記載がない限り1人で旅してます。

◆鹿児島・奄美大島(北部) (06.8.29~8.31)

2006年08月29日 | ◇◆子連れ時代の旅
ず~っと行ってみたかった奄美!でも、なぜかツアー代やらチケット代やら高くて、沖縄を選んでしまっていたのですが・・・今回、ついにバーゲンチケットが取れて、念願がやっとかないました!(行きの便はすんなりと取れましたが、帰りが取れず、DSに依頼しました。)
帰着日の翌日は、ぺこの幼稚園始業式・・・だけど、こぼーずが無料で乗れる間の最後のバーゲンフェアだったので、このチャンスを生かすことにしました


メンバー:私、ぺこ(5歳8ヶ月)、こぼーず(2歳11ヶ月)
DS:よいこダイビングリゾート
託児:ショップでのベビーシッター
宿泊:カレッタハウス(ショップの道を挟んで隣)
交通:JALバーゲンフェア

~託児情報(ショップでのベビーシッター)~
○料金 1人1時間500円
○持ち物 着替え、おむつ、おしりふき、水着
○その他 支払いはダイビングの精算時に一緒に。
○詳細情報 よいこダイビングリゾートのホームページにあり

スケジュール:1日目 自宅→奄美大島、ダイビング、奄美大島泊
        2日目 ダイビング、奄美大島泊
        3日目 奄美大島→自宅


                            


【1日目】
大阪―奄美便は、夏の間は増便されて午前中には奄美入りできます。
この便に乗ったのですが・・・なんと出発の伊丹空港で、人だかりとカメラのフラッシュが!
何事?と思って駆けつけると、既に“騒ぎの主”は去った後・・・。
近くにいた警備員さんに、「誰か来ていたんですか?」って聞くと、「高校野球の全日本選抜メンバーです」だって!!米国遠征に出発するところだったらしいです。
もう~、のんびり朝食食べたり買い物したりしてる場合じゃなかった!お目にかかれなかったことから、しばらく落ち込んでしまいました。

奄美に到着すると、ショップの方が迎えにきてくださっていました。もう一組いるからと言われて待っていると・・・4人でいらっしゃったご家族連れの方(Fさん一家)が。どうやら同じ便に乗っていたみたいです。
うちと同じくらいの、女の子と男の子・・・なんと女の子(Aちゃん)はぺこと同い年でした。二人は意気投合したようで、車に乗る前に一緒に飛び跳ねたりしていました。
男の子(Sくん)はこぼーずよりも1コ上。とてもしっかりしています。こちらはご夫婦でダイバーとのことでした。

ショップに到着後、オーナーのお子さん(Mちゃん。やはり、ぺこと同い年)もいて、一層にぎやかになりました。
ベビーシッターはオーナーの奥様が担当ですが、なんと上の子達はシッター代(1時間500円)は無料にしてくださるって!もう年長さんだし、見てなくても安全に遊べるという判断からだそうです。「その代わり、放っておきます」とのことでした。
(下の子は、1時間500円でお願いしました。)

まずは東シナ海側で2ボートダイブ。海はとってもきれいでした。
ここで、カメラなしでちょっと意識が変わったかな・・・?という出来事が・・・。(大げさ)
くぼみに小さなエビがいて、いつもなら写真を撮って「あとでガイドさんに聞くか図鑑で調べるかしよう」というところなんだけど、カメラもないからそんなこともできず、ただひたすらエビの特徴を頭にたたきこもうとじーーーっと観察することにしたんです。
すると、同じように見えたエビは実は3種類いたことに気がつきました!!
「オトヒメエビ」「スザクサラサエビ」「アカシマシラヒゲエビ(アカスジモエビ)」、君達のことはもう図鑑ナシでも分かるようになったからね!!
カメラなしの思わぬ効用(?・・・観察力、記憶力)に、我ながら感心してしまいまいした。
(でも、カメラはやっぱり欲しい!)

夕方からはニシキテグリがたくさんいるポイントでビーチダイブ。サンゴの間にいてなかなか見えないんだけど、しっかりとマーブル模様を目にやきつけました。

子供達は自由に遊んでいたそうで・・・地元のお友達も加わったりで、楽しい時間を過ごせていたようでした。
夕ご飯は、ショップのオーナー一家とFさん一家とともに、「ゆりむんや」という創作料理のレストランで食事しました。(めっちゃおいしかった!)
ホテルはショップから歩いて30秒の、「カレッタハウス」です。
エコノミータイプのお部屋をリクエストしましたが、部屋は広々としてきれいで、とってもいいところでした。(Fさん一家のお隣の部屋でした。)

【2日目】
今日のボートダイビングは湾内のポイントでした。
圧巻は大きな大きなコモンシコロサンゴの根がある、「大仏サンゴ」。なるほど、サンゴのブツブツが大仏の頭に見える・・・。

昼食はショップに戻って食べます。食後、ぺこがぐずったので、気分転換にと、こぼーずも連れて歩いて2分位の海辺の小さなお店へ行ってみました。
地元の方がやっているようで、おにぎりとか唐揚とかアイスなどが売られています。ここで初めてマンゴーかき氷というのを食べてみました。オレンジ色のシロップ、珍しくておいしかったです。

午後に潜ったポイントは、砂地にサンゴの根のある癒し系。一緒に潜ったFさん(奥様)が、タテジマキンチャクダイの幼魚を発見して、教えてくれました。
初めてみる・・・かも。もう、成魚と全く違う模様に「かわいい~」と感激です。

夕方ショップへ戻ると子供達全員が前のビーチで遊んでいました。
女の子軍団・・・パンツ一丁になって海に入り始めちゃった。こぼーずはまだ怖いようで、海には入らず、砂浜を素早く移動するカニを見て喜んでいました。

今日の夕飯はショップのテラスでバーベキュー・・・ですが、私だけナイトをリクエストしていたので、子供達を託して出発です。
お約束?のアオブダイの睡眠を見たり、夜光虫をチラチラさせたりと、ファンでは初のナイトを堪能しました。
ショップに戻ると、みなさんすっかり出来上がっている様子で・・・私も遅れて食事させてもらいました。
さばきたて(?)の豚肉と、高価なサザエにほっぺたが落ちそうです。
もうダイブはないからと、下戸なのに缶ビール1本と奄美の焼酎を飲んでしまったら・・・なんだかポォーっとしてきました。

途中で、今日のボートでお世話になった船長さんが、奄美の三線を演奏しながら島唄を歌ってくださいました。
ちなみに、奄美の三線は沖縄の三線と違い、弦が細く、高いキーの音が出るそうです。バチも竹を細く切ったもの(沖縄は牛の角など)が使われるそうです。(勉強になるぅ~)
演奏に合わせて、両手を頭上で振るような感じでみんなで踊って、島の文化をたっぷり味わうひとときを過ごしたのでした。

【3日目】
今日の午後の飛行機に乗るので、出発まで子供達ととことん遊ぶことにしました。
ついでだからとAちゃん・Sくん姉弟も一緒に、ビーチやホテルのプールで遊びました。(Fさん夫妻は明日帰る予定で、ビーチで無制限ダイブ中。)
プールサイドから飛び込むAちゃん・Sくんに刺激されたぺこは、なんとか「ザッブ~ン」ができるようになりました!(こぼーずは相変わらず「こばい」って・・・。)

お昼前から雨がポツポツ降り出し、やがて本格的な土砂降りになったので、お昼を食べに行こうとしていた昨日の海辺のお店には行けなくなってしまいました。
空港に送っていただき、遅いお昼ご飯でも食べようとお店を探すと・・・2階のレストランに、「鶏飯(けいはん)」のメニューを発見!
Fさんのご主人から鶏飯は奄美の郷土料理だと聞いていたけど、今回の旅では食べられなかった・・・と諦めていただけに、最後の最後で食べられることができて感激です。
空港のレストランでもおいしいけど、次回はぜひ専門のお店で食べてみたいと思いました。

ぺこの夏休み最後の日、家への到着は夕方になってしまいましたが、翌日は元気に幼稚園へ行けて、ホッと安心しました。
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