今年度、勤務先は9月の平日に連休がありました。
そこに有休をプラスして6連休が実現
行き先は初めてのマレーシアです。
当初はマレー半島東側のどこかの島に行こうと思っていたのですが、
(エアアジアで関西ークアラルンプールのみ購入していた)
「もしかしたらシパダンに行ける」とひらめいて・・・
移動に時間がかかるので諦めていたけど、なんとか行けそう
でも、過去に海賊事件とか誘拐事件とかあったところだよね?
外務省からも渡航中止勧告出てるよね??
行っても大丈夫なの???
迷う私の背中を押したのは、前回のシチリアダイビングで事前に問い合わせていた、1軒のDSからの回答メール。
「お返事が遅くなってすみません、昨日私はシパダンから帰ってきました。そこでは日本人も一緒に潜ってました!」
という内容で、返信が遅れた理由を説明していました。
このDSにはお世話にならなかったのですが、「シパダンに行ってきた、日本人も潜っていた」という内容が印象に残り・・・
もう決めた! いざ、シパダン(※)へ!
※現在シパダン島に宿泊施設はないため、マブール島ステイで潜りました。
ということで、クアラルンプール=タワウ の航空券を後から購入。
タワウ空港からセンポルナへは車で移動し、センポルナから船でマブール島へ。
マブール島の Scuba Junkie Mabul Beach Resort に泊まり、DSは Scuba Junkie にお世話になりました。
ダイビングプランは色々ある中、ダイビング3日間(うち2日がシパダン)のプランで予約しました。
センポルナーマブール間のボート送迎とリゾート2泊込みです。
タワウ空港からセンポルナの送迎も別途お願いしました。
スケジュール:4泊6日
1日目 関西空港→→クアラルンプール(KUL)、KUL→→タワウ、
タワウ空港→センポルナ (センポルナ泊)
2日目 センポルナ→→マブール、ダイビング①(マブール泊)
3日目 ダイビング②(マブール泊)
4日目 ダイビング③、マブール→→センポルナ (センポルナ泊)
5日目 センポルナ→→タワウ空港、タワウ→→KUL、
クアラルンプール観光
6日目 KUL→→関西空港
~出発前の準備の覚え書き~
①マレーシア入国
Malaysia Digital Arrival Card (マレーシア デジタル 到着カード、MDAC) の登録が必須です。
マレーシア到着日を含む3日前からマレーシア入国前まで登録できます。
エアアジアからも出発前にメールがありました。
②エアアジア ブルハド(マレーシア)のオンラインチェックインと搭乗券印刷
クアラルンプールとタワウの間の航空券は後からで買ったのですが、
出発前にご丁寧にメールがあり、
空港でのチェックインと搭乗券の印刷に追加料金が請求されますので、ご承知おきください。
空港で不要なお手間やお手数料がかからないように、空港に到着する前にオンライン チェックインを完了し、搭乗券は印刷しておくことをお勧めいたします。
と書かれていました。
オンラインチェックインは出発の2週間前~1時間前まで可能のようです。
以下、準備とは関係ない話ですが、一応書き留めておきます。
エアアジアの関西=クアラルンプールは購入直後にスケジュール変更がありました。
行き
変更前 KIX08:55発→KUL14:40着
変更後 KIX10:50発→KUL16:40着
帰り
変更前 KUL23:45発→KIX07:25着
変更後 KUL01:55発→KIX09:35着
それぞれ出発が2時間も遅くなります。
それでもKUL→タワウ便は18:05発なのでまぁギリギリ大丈夫かな、と。(←この思い込み、ちょっと危険)
また、変更前の時刻だと行きは当日の朝自宅から関空へ移動するのは厳しかったので、その点はラッキーでした。
・・・この後過去最大のトラブルに見舞われるとは、この時点で知る由もありませんでした・・・
【1日目】
朝自然に目が覚めて、まだ起きるには早いかな?と半分寝ぼけてスマホをいじってました。
そろそろ起きようかー、って時に、エアアジアからメールが・・・。
そこに書いてあったのは「関空→クアラルンプール便の時刻変更のお知らせ」。
一気に目が覚めた!
でも今ごろこんなお知らせ?
恐る恐るチェックするとその時刻は
「Depart: 12:20hrs、Arrive: 18:10hrs」。
え”っっっ、タワウ行き、18:05発なんですけどー
ここでプチパニック。
どうしよう・・・そうだ、タワウ行きの次の便は・・・
当日はもうありません。
ってことはクアラルンプールで1泊するの?
それだと手配済のKUL→タワウの航空券、センポルナでの1泊分の宿、ダイビング1日分、リゾート1泊分を無駄にすることになる
(そんなもったいないことは絶対したくない)
そこでひらめいた
そういえば関空→クアラルンプール、別の航空会社もあったよね
調べたらマレーシア航空が9:55発で飛んでる!これしかない!!
急いで家を出て、電車の中で航空券を買いました。
そのお値段、片道なのに7万円・・・(高い~~~)
でも背に腹はかえられない。この便に空席あってよかったよ。
(エアアジアはチャット(日本語)でキャンセル申請できました。
約2週間後にクレジットカードの返金処理が完了してました。)
関空には8:40に到着。マレーシア航空のチェックインは60分前に締め切られるから間に合ってよかったー
チェックインカウンターでは、航空券が片道だからか、帰りの便の証明を求められました。
この後の保安検査は様変わりしてました(効率よくなってました)。
座席は2-4-2、けっこう空席がありました。客層は若い女の子が多かったかな。
窓側席です
嬉しいことに、隣は空席!前後もいませんでした!!(USB充電の設備あるけどできなかったなー)
離陸します
↓ 海面に飛行機の影。
関空もうっすら見えた~。
ジュースとおつまみが配られました。機内誌はシパダンのあるサバ州の特集!
ビールも
11:00過ぎに機内食が配られました。
チキンカレーorフィッシュで、チキンカレーを選択。
アツアツじゃなかったのが残念 食後は温かいコーヒーか紅茶があります。
機内エンタメ、唯一の日本語は「忍者ハットリくん」。(久しぶりにみたよ、懐かしい~~~)
日本の歌も数曲ありました。
途中の景色は海ばかり。
環礁が見えると何気に嬉しかった~
マレーシアに近づいた頃、軽食が配られました。
到着の定刻は15:45だけど15:10に着きました。
ターミナル1に到着、エアアジアはターミナル2なので今から移動します。
空港はめちゃくちゃ広い!しかも分かりにくい
とりあえずみんなが歩く方向に向かいました。
途中に無料のドリンク
一旦バスに乗って、
着いた先もまだターミナル1。
この後に入国審査があり、
やっと出口へ。
この後ターミナル2へのフリーシャトル乗り場を探して右往左往・・・。
何人かの人に尋ねながらやっとここまで来た(矢印のところがフリーシャトルの乗り場)
「4番出口」から出て、1本通りを渡ったところから乗ります。
フリーシャトルは15分ごとの出発です。
・・・ターミナル2に着いたけどここでも右往左往。
チェックインカウンターに行きたいけど、聞く人によって全く違う方向を答えられるのでなかなかたどり着けない
↓ 奥の矢印のところにエレベーターがあるみたいだけど、この辺りを何度ウロウロしたことか・・・。
通りすがりの人に聞いたら、クルーのような方に繋いでくれて、「フォローミー!」と嬉しいお言葉が
エレベーターで2階へ、さらに歩いて3階へ、と教えてもらいました。(感謝です)
「エアアジア」の表示が見えてきた!
この先です。
やっと着いた、チェックインカウンター!
KUL空港に到着してから1時間半くらいかかりました。
搭乗券を印刷していたので、カウンターでのチェックインはスキップしてよいと言われました。
すぐ後ろにはファストフード店。(バーガーキング、ジョリビー)
現地通貨がないのでここで両替を・・・
XカウンターとYカウンターの間に両替所がありました。
100円がMR2.5338(マレーシアリンギット)・・・
このレート、良いのか悪いのか判断つかないけど、
タワウ空港からの送迎車では運転手さんに直接払わないといけないからここで替えるしかありません。
(↓ この先には両替所はないと言われたので・・・)
手荷物は7kgまで、重量チェックがありました。
ゲートはなかなか遠い・・・
着いた~~~
ターミナル1に到着してからここまで1時間50分かかったよ~
関空からエアアジアで来てたら同じターミナル2なのでその分移動時間は短かったと思います。
KUL空港のターミナル移動、今回はいい教訓になりました。
とにかくここまで来たら安泰。ゲートには充電コーナーもありました。
一度は乗れないことを覚悟したこの便・・・喜びもひとしおです。
座席は3-3。
3席に2人しか座ってない、そんな埋まり具合でした。
指定してないのに窓側席でした
出発前から機内食のいい匂いがただよってきます。(私は注文していない)
雲がぽっかり空いたところから光が見える、この風景は他の人たちも撮影していました。
やがて空は真っ暗に。星がよく見えて、街の灯りも所々見えました。
クアラルンプールから約3時間、タワウに到着。
国内線に乗ってきたけどここでもパスポートチェックがありました。
両手人差し指の指紋もとり、入国審査さながらでした。
タワウ空港からセンポルナまでの送迎はDSに依頼しました。
DSにはあらかじめ便名を伝えていたのですが、
KUL→タワウは当初の時間から若干変更されていて、
それについて尋ねるメールがありました。
ゲストの送迎にもきめ細やかな対応をされていました。
送迎料金は乗車人数によって変わります。(誰か一緒に乗ってくれますように・・・)
RATE PER PERSON:
1 pax RM 90(≒3,552円)
2 pax RM 45(≒1,776円)
3 pax RM 35(≒1,381円)
4 pax RM 30(≒1,184円)
5+pax RM 25(≒987円)
降りるとき、現金で運転手さんに直接支払います。
出口では運転手さんが私の名前が書かれた紙を掲げて待っておられました。(空港はこじんまりしてるからすぐ分かりました)
・・・乗客は私だけでした・・・
暗い道をひたすら走り、約1時間30分でホテルに到着。
センポルナの宿はSemporna Seaview Hotelです。
agodaで予約して支払いも済んでいたけど、デポジットRM50(≒1,973円)とのこと。
(問題なければチェックアウトの時に返ってきます)
ドリアン等持ち込んではいけないフルーツもあります。
ちょっと変わった構造の建物。
ドアを開けたところ。
シャワーの水圧は強くなく、お湯もぬるかったけど問題ないレベルでした。
ペットボトルの水2本と湯沸かしポット、インスタントコーヒーがありました。
Wi-Fiあり、ドライヤーあり、テレビはCNNが映っていました。
虫がいないのはワタシ的にはポイント高かったです
いや~、今日は色々あったけどここまでたどり着けてよかった。
ゆっくり眠りました。
【2日目】
朝6:00の風景(部屋の窓からの眺め)。芝生の向こうは海です。
チェックアウト、デポジットのRM50(≒1,973円)を忘れず受け取りましょう。
歩いてDSのオフィスに向かいます。
位置関係はこんな感じ。(ホテル=赤矢印、DS=青矢印)
7:00に水着を下に着て朝食を済ませて来るように、との事前連絡でした。
この界隈にDSはたくさんありました。
Scuba Junkieのオフィスです。(Semporna Seaview Hotelから徒歩10分弱)
ここでCカードの確認とダイビングやリゾートの説明をされます。(飜訳アプリ大活躍!)
帰りのセンポルナからタワウ空港へのタクシー予約もこの時にしました。
パブリックの交通機関に乗るのは簡単でないし、飛行機に乗り遅れるかも、とのことでした。
8:00にホテル前集合、値段は来たときと同じで直接運転手へ支払うよう言われました。
荷物用のタグを渡されました。
これをつけておけばセンポルナからマブールリゾートまで、マブールリゾートからセンポルナまで運んでもらえます。
終了後も返却不要、いい記念になりました
オフィスで受け付けしていたゲストは15人くらい、皆さん欧米の方(多分)でした。
(センポルナとマブールでは日本人に会いませんでした)
船の出発までまだ時間がある・・・すぐ近くで食べ物が売られていて、気になって行ってみました。
おいしそう~ 2個でRM1(≒39円)だって
1個ずつ別の味にしてもらって、スパイシーなのと甘辛いのを選びました。
(写真撮影の許可を取ったらOKと言われ、その後「チャイニーズ?」って聞かれました)
マブール行きの船は7:45に出発します。(オフィスから歩いてすぐのところから出発)
しばし、センポルナとお別れ。
マブールを目指します。
事前のDSからのメールでは
「ボートに他の人が乗っていない場合、片道RM150(≒5,920円)() の追加送迎料金が発生する可能性があります。」
とあったのですが、往復ともに他にも人が乗っていたので支払わずにすみました。(ホッ)