旅と潜水の雑記帳

旅して、潜って・・・の記録です。
特に記載がない限り1人で旅してます。

◆石垣島&与那国島 (06.7.26~7.31)

2006年07月26日 | ◇◆子連れ時代の旅

この旅行を計画する前に夫が転勤になり、夏休みがこの時期にずれました。
転勤がなければお盆直前が夏休みだったので料金面から遠出はあきらめていたけど・・・この時期なら、なんとか行けます!
夫がいるから、託児施設のない与那国に行くことにしました。
初めての与那国、海底遺跡に大感動!・・・が、なっ、なんと、カメラが水没してしまいましたぁぁぁ・・・

メンバー:私、夫、ぺこ(5歳7ヶ月)、こぼーず(2歳10ヶ月)
DS:
マリンサポート ブルーナ(石垣島)
     
DivingServiceMARLIN(ダイビングサービス マーリン、与那国島)
託児:
マザーズ(石垣島)、夫(与那国島)
宿泊:
ハイパーホテル石垣島イーストチャイナシー(ここ1泊だけがツアーに込み)
        こみね旅館
交通:
JALステージのツアー(H.I.S.国内旅行にて手配)
   ※大阪→石垣(泊)→与那国、与那国→石垣→大阪(同日移動)

スケジュール:1日目 自宅→石垣島、ダイビング、石垣島泊
         2日目 石垣島観光、石垣島泊
         3日目 石垣島→与那国島、ダイビング、与那国島泊
         4日目 ダイビング、与那国島泊
         5日目 ダイビング、与那国島泊
         6日目 与那国島観光、与那国島→石垣島、石垣島で昼食、
              石垣島→自宅



~託児情報(マザーズ)~
○料金 2人(兄弟)で1時間1000円
○持ち物 保険証、母子手帳、着替え、おむつ、おしりふき
○その他 昼食はなんでもいいので(菓子パンでも可)持参のこと。夕方、希望により入浴(シャワー?)もさせてもらえます。
     1時間を超える場合は切り上げ。支払いは現金のみ。
○詳細情報 ホームページあり

                             



【7月26日】
このツアー、じつはネットで探しました。石垣方面で探していたら・・・なんと、大阪―沖縄路線の基本フライトの他に2or4フライト追加しても同料金というではありませんか!!
与那国へ行こうとしている我が家には超お得。(与那国へ行くことを考えると、最も安いツアーでした)

日にちは夫の夏休みとぺこの習い事を考慮して決めたのですが、石垣なら託児もあるから・・・と欲が出てきてしまい、夫が夏休みに入る前に、1日早く母子だけで出発してしまったのでした。

ところが、出発を前に南の海上で台風が発生・・・。毎日、台風の予想進路をチェックしては、潜れるの?その前に飛行機は飛ぶの?とヤキモキしていました。
前夜、JALに電話しちゃうほどの心配ぶり・・・「飛べる見通しです」と言われたときは涙が出るほど嬉しかったです。

石垣直行便ですが、当日伊丹空港でぺこの幼稚園のクラスメイトの男の子とばったり!なんと同じ飛行機でした。すっごい偶然!
石垣空港ではガイドさんが迎えにきてくださていて、「お帰りなさ~い」の言葉に嬉しくなっちゃいました♪
昨日は潜れなかったけど、今日は出港できると聞いて安心。私の強運ぶり(?)に感心してしまいました。

まずはマザーズに寄ってもらいました。昨年末にもお世話になったところです。子供達もすんなりと遊び始めました。
ショップで準備をしてから港へ向かいました。今回は到着2ダイブの予定です。
マンタスクランブルを希望していたけど、やはり台風の影響が残っていて行けないとのこと・・・。
でも、昨日は潜れなかったから、潜れるだけまだいいか。

こちらのショップは、最後はボートの下でエアの残りギリギリまで遊ばせてくれるので、のんびりとことん海中で過ごしました。
ガイドさん、ウミヘビのしっぽをつかんで・・・見ているほうはハラハラだったけど、最後はもがいて逃げていく姿にホッとしたというか・・・後で聞くと、ウミヘビはエラ呼吸ではないので、呼吸するときは水面に顔を出すとのこと。なので、しっぽをつかむと呼吸できなくなるから攻撃しようとせず、慌てて逃げようとするのだそうです。また一つ、生物の生態を勉強できました。

竹富島海底温泉にて。

ツノハタタテダイ(上の2匹)、ミナミハタタテダイ(右端と中央の2匹)、ヒレグロコショウダイ(左)の3種が一つの画面におさまりました。あまり動かない魚は撮りやすいです。


終了後、マザーズへの迎えは予定時刻を10分ほど過ぎてしまいました。子供達は帰り支度を済ませていて、玄関に座っています。
保育士さんに、「本当でしたら超過料金(分刻みの料金はなく、1時間分発生する)をいただくところなんですけど、今回はいいです。次回からは気をつけてくださいね。」と言われてしまいました。(すみません・・・)

宿は、じゃらんnetで予約したハイパーホテル石垣島。離島桟橋の近くにあり、安かったのが魅力でした。
チェックイン時に料金を支払うシステムで、ビジネスホテルという感じでしょうか・・・。
部屋は手狭で、器材の洗い場・干し場もないから余計せまく感じてしまいました。禁煙ルームが取れなかったので喫煙ルームになってしまい、タバコの臭いがしたのはちょっと気になったかな・・・他はまぁまぁだったと思います。

夕食はすぐ近くの居酒屋風のお店に食べに行きました。メニューは沖縄料理とそうでないものといろいろあり、子連れでも気兼ねなく食事できました。
清算のとき、カウンターに「祝・八重山商工甲子園出場!」の募金箱が置いてあり、高校野球ファン&離島ファンとして「頑張ってね」の気持ちをこめて少しばかりのお金を入れさせていただきました。

【7月27日】
ホテルは朝食がついていました。パンが何種類かと、ジュースなどの飲み物が2,3種類の簡単なものでしたが、十分でした。

今日は夫が到着するので、レンタカーを借りて島内観光をしながら、空港へ迎えに行く・・・という計画を立てました。
レンタカーは、これもネットで探し、時間貸しでお得なものを見つけたので「スカイレンタカー」で予約しました。
約束の時間になってもホテルロビーに現れず・・・電話をすると、「ちょっと手違いで他のところへ行ってます。料金を負担するのでタクシーで来てください」みたいなことを言われました。
んん~、ま、きっちり行かないのもしょうがないよね・・・。
でも、お店についてからのカウンターでのやりとりや車の出発までは、特に対応には問題ありませんでした。
スカイレンタカーは那覇や宮古にも営業所があるのですが、宮古と石垣の営業所は今年オープンしたばかりだそうで、借りた車も新車でした。ちなみに軽を借りましたが、荷物スペースもそれなりにあって、十分な大きさでした。

最初に目指すは米原ビーチ!じつは、子供達に足元で泳ぐ熱帯魚を見せたくて、事前に調べたところここがいいとのことでした。
また、ペットボトルとサランラップで即席箱メガネも作って持って行きました。
・・・がっ、熱帯魚はそれなりに水深のあるところでないと見れません。浮き輪を持ってこなかったので、私がおんぶに抱っこするだけでは限界があります。
さらに、箱メガネもラップが破れてきちゃって・・・><
私なんて、魚に足をつつかれて(多分、ホンソメワケベラ)キャーッなんて言う始末だし・・・(ウェットスーツを着てないとホントに臆病です・・・)こんな感じだけど、堪能・・・できたかな?
ここのビーチにはシャワーもあるので、その点は便利でした。空ペットボトルに水を入れると、車に乗り込む前に足に付いた砂を落とすのに使えて便利です。

遅い昼食を・・・と思って海岸沿いのレストラン(確か、トンカツとかカレーののぼりが立っていたように思う)に入ろうとするけど、時間が少ないしお腹もそんなに空いていないとのことで、レンタカーのマップに載っていた近くのジュース屋さんで済ませることにしました。
南国のフルーツを1~2種類、ミキサーにかけて出してくれます。これがめっちゃおいしぃ~!!
さらに、マップについているクーポン券を利用して砂糖キビまでいただいちゃいました。かじるのは初めてです。かみしめるたびに、口の中に甘味とほんの少しの苦味が広がりました。
この後、空港へ。途中、牧場(というよりも、道端?)の牛を発見して3人で大興奮でした。
空港で夫を乗せてから、バンナ公園の展望台で市街地や遠くの海の風景を見たり、

白保の海岸で潮のひいた海辺を歩いたりして楽しみました。


レンタカーを返却後、今日宿泊予定の「イーストチャイナシー」に送ってもらいました。
このホテルはツアーに込みで、追加料金なしで選べたのですが・・・これがとってもよかった!
まず、立地は離島桟橋の目の前。部屋の窓からは離島航路の船がよく見えます。
(←翌朝記念撮影)
繁華街へも徒歩5分の距離です。
室内も広くてきれいで、浴室には洗濯干し用のロープもありました。寝巻きは浴衣タイプではなく、パジャマタイプでした。
コインランドリーと乾燥機があり、洗剤は無料でした。
今回は使いませんでしたが、ダイビング器材の洗い場と干し場(鍵がかかる)がありました。

夕飯は、夫が「石垣牛が食べたい」と言うのでフロントでお勧めを聞いて、繁華街の「金城焼肉店」へ行きました。
座敷席で、子連れでも楽に食事できました。

【7月28日】
朝食も込だったので、3階のレストラン(朝食と、昼間の喫茶営業のみ。17時で終了。)で食べました。テラス席もあり、こちらの方から席がうまっていきました。
たくさん種類があって、味もおいしかったです。

与那国行きのフライトは11:15なので、ゆったり準備し、空港へは路線バス(大人200円)で行きました。

こぼーずが3歳未満なので、たいてい優先搭乗を利用するのですが・・・ナント、機内に「マリンダイビング」「ダイビングワールド」が置いてあるではないか!新聞はよく見るけど、さすが与那国路線!?、ダイビング雑誌が置いてあります。(もちろん、しっかり読ませていただきました。)
上空から西表らしき島を見たりしているうちに、あっという間に到着しました。(飛行時間は30分)

空港からは旅館のお迎えがありました。チェックイン後、ショップの方が来て一通り説明をしていきました。
宿からウェットを着てくださいと言われ、道をはさんだ向かいにある倉庫で着替えさせてもらいました。

この日は到着2ダイブ・・・すっごくきれいな海!
ちなみに与那国のダイビングスタイルはアンカリングしないでドリフトになります。
また、エントリー即潜降というパターンになるので、BCにエアを入れず(しかも、オーラルで吸い出すように言われる)にエントリーです。
こちらのショップのボートにはステップがあるので、低い位置からのジャイアントで入れて、ストレスが少ないと思います。
それからゲストのスキルや人数に合わせて1人以上のアシスタントをつけるようにしているという、安全への配慮がありました。
この日潜った「ホワイトワールド」は与那国で最大の砂地があるポイント。ここでフィンを脱いでバック転したりして遊びました。


ホシテンス。砂の中のエサ(糸ミミズのようなもの)を食べるため、砂を巻き上げると寄ってきました。


こちらのショップには器材の洗い場・干し場がないので、毎日持ち帰ります。
滞在期間中、同じ宿にダイバーはいなかったので自分のペースで洗ったりできました。
ログ付けが8:00から(スタッフやゲストの食事が終わってからという理由みたい)なので、その前に夕飯と子供達のシャワーを済ませました。

今回、与那国に来るにあたり、いろいろ情報を集めたのですが・・・少なかったぁ。
DSはHPがあるけれど、宿のHPはほとんどなくて・・・

与那国島の観光案内に電話番号と住所の載ったリストがあり、ネットの口コミからこみね旅館さんがよさそうな印象だったので、お世話になることにしました。
素泊まりのプランはなく、朝食・夕食のどちらかか両方をつけてくださいと言われ、全ての日の朝食と到着日だけ夕食をつけました。
また、シャワーつきの部屋は空きがないとのことだったので、ナシの部屋に泊まりましたが、問題ありませんでした。
テレビ、クーラー、タオル類、歯ブラシ、浴衣がついています。(余談だけど、テレビでは日本のアニメが台湾語?で放送されていました。石垣よりも台湾が近いから・・・関係ないか?!)
ちなみにショップは島の東よりの「祖納(そない)地区」にあり、こちらを先に予約したので、同じ祖納地区から宿を探したのでありました。(宿とショップが近い方が、便利です。また、ノンダイバーもいるので、西側の久部良地区よりも楽しめそうかな?と考えたこともありました。)
我が家の他にも小さな子供を連れた家族が2組ほど宿泊していました。

ログ付けは1時間ほどで終わり、宿へ戻ると子供達はまだ元気!!おまたせ。さっ、早く寝ようね。

【7月29日】
今日の与那国もきれいです。

ムーランにて。
アオウミガメが休憩中でした。


ダイビング毎に解散(場合によっては港で休憩)するので、宿まで送ってもらいました。
夫と子供達の姿がないので、歩いて5分のビーチ、ナンタ浜へ行くと・・・昨日のガイドさんとアシスタントさんが、道路の草刈作業中でした。
今日は“奉仕活動”とのことです。
「お子さん達、泳いでいますよ」と教えてくれたので、ビーチを見渡すと・・・いた♪(他に人の姿は2,3人しかいない)

しばらく一緒に遊んで、お昼ご飯にしました。
旅館の隣(というか、同じ建物)は喫茶店なので、この点便利でした。

この日の2本目・・・ボートは出港後(島の西の、久部良(くぶら)港から出港)に左へ曲がって島の南を通ります。
そしてガイドさんがブリーフィングのためボードを出してきたのですが、そこに「遺跡」の文字を見て、他のゲストさんと喜んでしまいました。ヤッター!与那国で絶対に潜りたかったところだから、嬉しいです!!

お待ちかねのい・せ・き!!
順路は、

城門(ぐすくもん)(写真▽)

一人がやっと通れるくらいの“門”です。

二枚岩(写真▽)


メインテラス(写真下の2枚)




水路(写真▽)


三角プール柱穴拝所カメのモニュメント(写真▽)

でした。
遺跡も、いろんな角度から楽しめます。水路は水深が比較的浅く、太陽の光もよく届いて鮮やかに見えました。
水中は、雑誌でしか見たことのない風景そのものの世界が広がっていました。感動・・・この一言につきます。
ちなみに遺跡ポイントは島の南側にあるため、南風の吹く夏場は行けないことも多いが、日差しが強い分冬よりもきれいに見える・・・とのことでした。



3本目は、西崎(いりざき)でした。こちらは冬のハンマー出現で有名です。エントリー直後は何も見えませんでしたが、潜降するにつれて大きな根が見えてきました。
吐き出す空気が斜めに上がっていくくらいの流れの中、必死に根につかまって色々な魚の群れを見ました。
ちょっと深かったかな・・・ダイコンにDECO寸前の警告が出て、気にしながらのダイビングでした。
(でも、私はこのような群れ・大物系のダイビングが好きなんだと実感しました。)




テングハギモドキの群れ、イソマグロ20匹位、ウメイロモドキの群れ、ギンガメアジペア、カスミアジの群れ、ヒメテングハギの群れを見ました。




宿へ戻り、その日の子供達の様子を聞くと・・・ビーチで遊んだ他は、散歩したり、スーパーでアイスを買ったり、昼寝したり・・・だったそうです。
夫が子守ならこぼーずも泣かずにバイバイできるので、母は安心して潜ってこれます。

夕飯は、「国境(くに)」で食べました。お寿司のネタが新鮮でおいしかったです。
昨日と同様、8:00からログ付けをしました。ガイドさんの苦労話・・・興味津々で聞いていました。

【7月30日】
ダイビング最終日です。この日の1本目・・・カメラを抱えてエントリー(こちらでは、後から渡してもらうことは不可)し、水深1mくらいのところで見たら・・・ハウジングの中に泡?えっ、水が入っている??
急いでガイドさんに合図して、ボート上の船長さんに渡してもらいました。
カメラは気になったけど、とりあえずダイビングを続けることにしました。(もちろん、その後のダイビングは上の空・・・)
エキジット後、船長さんからは「ハウジングをセットするときに、Oリングがねじれていたか、細かなホコリが入っていたのかねぇ」なんて言われたけど・・・そういえば、朝セットするとき、今までにない“抵抗”を感じたような気もする・・・と後になって思ったりするのでした。

3本目のラストダイブ、ゲストは私一人。「どこでも好きなところに行くよ」と言われ、「群れ・大物が見たいです」と答えたら、即西崎へ行きました。

宿へ戻ると、夫が強烈な西日のあたる窓辺でカメラを乾かしておいてくれました。
おそるおそるスイッチを押すと・・・電源は入るけど、“エラー”のような表示が出て作動はしない・・・。
あ゛ーーーっ!まだ日本最西端の碑も撮っていないのにぃーーー!せめてメディアだけでも無事でいて~!と祈るような気持ちでした。

この日、ぺこは乗馬に挑戦したそうです。

じつは、初日のダイブで一緒だった人が乗馬でビーチを歩いたと言ってたので、夫に「こんなんできるみたいよ」って情報提供していたのでした。
ビーチコースは事前予約が必要だったらしく、柵の中しか乗せてもらえなかったみたいだけど・・・ぺこはとっても満足していました。ブラッシングまでさせてもらったことなど、ご機嫌で報告してくれました。
ちなみにこぼーずは夫と一緒なら乗れたそうだけど、「こばい(怖い)」とのことで見てるだけだったそうです・・・。
余談だけど、ぺこの幼稚園の夏休みの宿題で「思い出の1枚」の絵は、この乗馬シーンを描いて提出しました。

夕飯は「女酋長」という居酒屋に行きたかったけど、営業開始時間が遅く、ログ付け時間に間に合いそうにないので昨日と同じ「国境」で食べました。
(後からガイドさんに聞いたのですが、国境よりも女酋長の方が料金が安いとのこと・・・。できればいろんなお店で食事したかったなー・・・。)

ログ付けは、ゲストのお友達(潜らなかった)も来ていて、自転車で島内観光をした武勇伝を聞いて盛り上がりました。(持参したお茶がなくなって、自動販売機を探したけど見つからないのが辛かったって^^;)
それから、冬の与那国も興味あるけど、激混み(3グループ体制だとか)で寒ーい・・・・とのことでした。

【7月31日】
飛行機は11:45発だから、11:00くらいまで島内観光しよう!ということで、昨日の夕方に急遽レンタカーを借りることを決めました。
空港にも事務所があって空港返しが可能な米浜レンタカーで借りました。

まず目指すは「日本最西端の碑」。ん~、台湾は見えないけど、ここが日本の最も西なんだーって思うと感慨深いです。

記念撮影は夫の携帯でしておきました。

反時計回りに島を周りました。牧場では馬がのんびり草をはんでいます。間近で馬を見て、子供達は歓声を上げていました。

そういえば、与那国の牧場に柵はありません。でも、馬達は逃げないんです。それは「テキサスゲート」という仕掛けが道路にあって、ちょうど側溝などにあるような格子状(網状)の蓋が大きくなったようなものなんですが、これが馬にとっては怖いので通ることができないから、逃げられないんだそうです。
比川浜では、Dr.コトーの診療所のセットを見ました。(外見だけ)
そういえば、ガイドさんたちが「あのドラマ、有り得ないシーンが多い」って言ってました。必死に走ったり自転車をこいだりするシーンで、あんなに短時間であの距離は走りきれないだろーっていうことが多々あるらしいです。
時間がなくて比川浜の波打ち際までは行けなかったけど、ここならたくさん魚が見れそう、というようなビーチではないかと思いました。
次に東崎(あがりざき)の灯台を目指したけど、道に迷ってしまって祖納地区にきてしまいました。(島を1周したかったのに、真ん中を縦断してきちゃった感じ)
それじゃあということで、ティンダハナタへ行って祖納の集落を上から眺めました。(ゴール?まで10分近く歩きました。)
東崎の灯台へ行き、もう時間になったので空港へ向かいました。
与那国、よかったよぉ。さようならぁ~~。

石垣では3時間ほどの乗り継ぎ時間があります。空港で時間をつぶすには長すぎるし・・・夫と相談して、タクシーで市街地を目指すことにしました。
昼食はまた「石垣牛」と夫が言うので、運転手さんにお勧めを聞くと、「金城!」とのこと・・・。そこは行ったからと、「やまもと」さんを教えてもらいました。
がっ、やまもとさんは準備中・・・結局再び金城で食べたのでありました。
食後、あやぱにモールなどをブラブラしてから空港へ戻りました。

とんだアクシデント(デジカメの水没)もあったけど、楽しい旅でした。

【その後】
デジカメですが、販売店を通してメーカーに修理の見積もりをしてもらったら、「内部まで水浸しで、修理よりも買ったほうが安い」と回答されました。
メディアは・・・なんとか無事で、遺跡の写真を残すことができたのでした。

コメント

◆那覇 (06.7.5~7.8)

2006年07月05日 | ◇◆子連れ時代の旅
この時期に、ぺこの幼稚園は行事の都合で4連休になりました。
今年もIちゃんと現地で合流です。(もうあれから1年以上たったのね・・・)
まだ台風の時期には早いよね、なんて余裕に思っていたら、見事接近してくれました。

メンバー:私、ぺこ(5歳6ヶ月)、こぼーず(2歳9ヶ月)、Iちゃん(現地合流)
DS:マリンハウスシーサー那覇店
託児:ゆめ王国
宿泊:沖縄県青年会館
交通:JAL特便割引28(行き)、ANA超割(帰り)

スケジュール:1日目 自宅→那覇、那覇泊
         2日目 ダイビング、那覇泊
         3日目 ダイビング、那覇泊
         4日目 那覇→自宅



~託児情報(ゆめ王国)~
○料金 2人(兄弟)で1時間1000円
○持ち物 保険証、母子手帳、着替え、おむつ、おしりふき、ハンドタオル2、3枚
○その他 食事、飲み物は込み。希望により、夕方入浴(シャワー?)をさせてもらえます。
     1時間を超えた分の料金は、その分だけ払うようになっています(1時間に満たない場合の割引もあります)。
     支払いは現金のみ。
○詳細情報 ホームページあり(メールアドレスも載っていますが質問等は電話でされた方が確実です)

                             


【1日目】
ぺこの幼稚園は午前で終わり。なので、2時台の飛行機に乗れました。
まだ新しい神戸空港から出発です。空港には笹と短冊が用意されていて、3人で願い事を書きました。
(私:無事にダイビングできますように、ぺこ:こまなしにのれますように←自転車の補助輪を取って乗れるようにという意味、こぼーず:なんか分からないみみずがはったような形跡・・・)
機内は、ガラガラ。3人で4席を堂々と?使えました。
私は眠くてウトウトしてたら・・・なんとCAさんが、子供達と話し込んでいるではないかぁー!(お仕事に余裕があるらしい)
ドリンクのおかわりもすぐに順番回ってくるし、たっぷりとフライトを楽しめました。

那覇からはモノレールで移動。地元の男の子&ママとちょっとお話しながら、旭橋駅で一緒に降りました。(ここでバイバイ)
夕方の西日がきつく、「さすが、沖縄!」って感じです。また、台風が接近しているはずなのに、天気は穏やかです(暑いけど)。
迷いながら歩くこと10分強、宿泊先の沖縄県青年会館に到着しました。
チェックイン後、明日お世話になるゆめ王国に行ってみました。
ちなみにゆめ王国は、ネットで探した時間預かり可能な託児施設。(24時間体制。旅行者も利用できます。)
マンションの1室を託児施設にしていて、保育士さんも感じのいい方でした。
子供達、早速遊びたそうにしてたけど、明日からねって帰ってきました。

沖縄県青年会館は、ゆめ王国から一番近いという理由で選びました。
値段も手ごろだし・・・でも、一番お得な料金で予約したから、ちょっと手狭でした。(だけど和室は小さな子連れには大助かり。)
大浴場もあるから期待していたけど・・・お湯をいちいち自分ではる必要がありました。時間がかかるので、シャワーで済ませちゃいました。

ぺこは、「Iちゃん、まだ来ないの?」って早く会いたそうにしているけど・・・明日来るのよ。今日は我慢してね。

【2日目】
朝、DSのピックアップ前にゆめ王国へ行きました。
室内には遊具がたくさんあって、子供達は一目散に飛びついていました。昨日のうちにもらっておいた書類を渡して、連絡事項などを伝えて後にしました。(ちなみに、昼食や飲み物は料金に込みです。持ち物は母子手帳、保険証、ハンドタオル、着替え、おむつくらいで済みます。)

じつは昨日、今日のお迎え時間を聞くためにDSに電話したら、「台風が接近している影響で、慶良間に行けないことも予想されます」なんて言われたけど・・・
なんとか慶良間に行けると言われてホッ。海況も問題なさそう・・・。(嵐の前の静けさ?)でも、ガイドさんは、「うねりが入ってきてるなー」なんて言ってました。

1本目、ファンダイブではなく、アドバンス講習として申し込みました。(前回の講習に続くダイブだし、同じショップ利用ということもあって)
「カメラ」の項目にすることにして、ガイドさんから注意点を聞いた後、“お題”を出されてのダイブでした。
「キンメモドキが群れているけど、その群れの向こう側の洞窟に入り込んで、洞窟のシルエットも入れて撮ってみて」
「魚の目線まで低くなって撮ってみて」
etc、etc・・・
・・・なるほど~、撮れた写真は今までとは違う出来上がりです。
座間味灯台前で。


次に潜ったのは座間味 知志。ちょうどお昼過ぎの時間です。太陽が高い位置にあるので、洞窟に光が差して一段ときれいです。


穴にはカノコイセエビもいました。



他に感動したのはブッシュドノエルウミウシ!毛むくじゃら(のよう)で、大きくて、動いていましたぁ~。

ダイビングを終えてゆめ王国に迎えに行くと、子供達はご機嫌で遊んでいました。保育中どう過ごしていたか(時間ごとに、何して遊んだとか何を食べたとか昼寝したとか)のレポートをスナップ写真つきでくださいました。
料金は2人で1時間1000円。時間オーバーとかちょっと早まったとか、迎えの時間も連絡すれば快く対応してくれます。
1時間を超えた分の料金は、その分だけ払うようになっています。

宿にはすでにIちゃんが到着していました。
4人で夕飯食べに行こうと探すと・・・すぐ近くによさそうなお店が2軒あります。とりあえず今日はこっち、ということで居酒屋風のお店で食事をしました。

【3日目】
今朝もゆめ王国に行ったら・・・こぼーずは私がいなくなることが分かったのか、別れ際泣いてしまいました。ん~~、まだまだ・・・だなぁ。でも、ごめんね。ちょっと間、遊んでいてね。

そして、今日は出港できるけど・・・場所は「砂辺沖」でボートダイブとのこと。
まぁ、潜れるだけいいか。
透明度は、さすがに慶良間ほどはないです。でも、いろんな生物を見せてもらえました。

ミズタマサンゴの上に、バブルコーラルシュリンプ(エビの一種)がいました。


“通称”オランウータンクラブ(クモガニ属の一種)もいました。

今日は2本潜っておしまい。ショップに戻ってから、近くの食堂でガイドさんや一緒に潜ったゲストの方たちと食事をしました。
ここでも台風の進路にヤキモキ。テレビの天気予報に食い入るように見入っていました。窓から見える港では、ボートを固定したりと台風対策をしています。
もう、明日潜れるかどうかよりも予定通り(7月9日)に帰れるかの方が気になりだしました。予報では、9日が一番接近するとのことで・・・。
ショップからは、「明日にならないと、潜れるかどうかは分からない。また明日の朝、連絡ください」と言われました。
とりあえず、潜れないことを想定して、器材を宿に持って帰りました。(というか、もう飛行機が飛ぶうち=明日には帰るという気持ちが固まっていた)

子供達をゆめ王国に迎えにいくと、こぼーずが飛びついてきました。今日も保育中の様子を教えてもらったけど・・・こぼーずも楽しそうに遊んでいたようです。ぺこは、保育士さんのお手伝い(おやつ配り)をしたり、年下の子の世話をやいたりしていたそうです。^^;
そして、ダイビングは明日はできないので、保育はキャンセルする旨を伝えると、「残念ですね。でもしょうがないですよね。」と、快く応じてくださいました。

宿に帰ってから、フライトの変更手続きをしました。
ANAに電話で問い合わせると、超割は本来なら変更不可ですが、台風による欠航が予想される期間はどんなチケットでも空きがある限り変更に応じるとのことでした。無事に1日早めることができました。

ホッと一安心したところで、ショップには明日のダイビングはキャンセルすると連絡を入れ、昨日とは別のお店に夕飯を食べに行きました。
昨日のところもそうだけど、子連れでも気兼ねなく食事できる雰囲気です。味もおいしい。^^

食後、Iちゃんは国際通りまで歩いて買い物に行きました。(片道15分くらいだったそう)
私は、子供達も疲れているので、宿で休むことにしました。

かくして、この旅行でのダイビングは2日のみ(Iちゃんなんて、砂辺の1日のみだ・・・)で終わってしまいました。
むむ・・・今まで台風には無縁だったんだけど・・・でも貴重な体験ができたよ。
Iちゃんには、フライトの変更方法など色々と伝授してもらい、勉強になりました。また、子供達にもやさしくしてくれて・・・感謝です。

【4日目】
Iちゃんは早い時間の便にしたので、早めに宿を出て行きました。
空港に着いたとメールがあり、大きな混乱はないけど早めの行動がいいかもとアドバイスしてもらいました。

私達も出発・・・おっと!外はけっこう風が強い!さすが、沖縄です。
そして、雨も降ってきて・・・通り雨っぽいので、歩道橋の下で雨宿りして過ごしました。
なんとかモノレールの駅に着いてしまえば一安心。
空港でも特にトラブルなく、搭乗手続きができました。
窓から海を見ると・・・波が高っ!おそるべし、台風。でもこんなの序の口なんだろうなぁ。
到着ロビーには、今日から沖縄入りする人の姿が・・・表情はなんとも複雑そうです。そうだよね、旅行なら楽しみにしていたはずなのに・・・。見知らぬ人に、同情です。

無事に飛行機も飛び、家に着いて一安心したのでありました。
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