旅と潜水の雑記帳

旅して、潜って・・・の記録です。
特に記載がない限り1人で旅してます。

◇ニューカレドニア 3日目

2008年03月31日 | ◇◆子連れ時代の旅

【3月31日】
今朝は雲が広がっていました。

・・・嫌な予感??

朝食を食べ終え、そろそろ出る用意を・・・というところに部屋の電話が鳴りました。
一体誰からでしょう・・・

電話に出ると、尚子さんでした。
なんと、尚子さんもラウルさんも、体調を崩して立てない状態だって・・・
「多分、水が原因だと思うんです。1週間くらい前に大雨が降った影響が今頃出てるみたいで・・・水道の水は、ぜったいにそのままでは飲まないでください。水道水なら沸かすか、ミネラルウォーターを飲んでください」
・・・ということで、今日はダイビングはできないことになりました。

さて、どうしよう。
私がここにいるのは、ダイビングが目的。
1日でも多く潜りたいのが本音です。
そこである考えが浮かびました。
子供達をベビーシッターに預け、他のDSで潜る、という案です。
器材は船にあるからレンタルになってしまうし、尚子さん達に申し訳ないような後ろめたさもあったけど、できる限りのことはやってみようと決心しました。

↓はこちらのホテルの案内です。(客室に置いてある案内の一部です)

事前の情報でも、こちらのホテルにはベビーシッターサービスがあることが分かっていました。
(今回は船に乗せてもらえますが、子供が乗船を嫌がった場合などはベビーシッターにお世話になることも想定していました。)

さらに、ダイビングの紹介?も・・・


とりあえずフロントへ行ってみました。
まず、「もし私が今日ダイビングをすることができれば、ベビーシッターをお願いできるか?」と聞いてみました。
必死で知っている限りの英単語をつなげてしゃべってみましたが、すんなりと「OK」と言われました。
そしてDS探しです。
まず、日本人ガイドのいるアリゼに電話してみました。(フロントの電話を貸してもらいました。)
ところが電話には出ず・・・ちなみにアリゼでは子供をボートに乗せることは不可、ファンダイビングは2名以上で開催とのことです。

この後、フロントのスタッフがリーフレットのファイルをめくってはDSを探してくれました。
「ここは?」と指差されたところを見て、「お願いします」と電話をしてもらいました。
がっ、ここも電話に出ず・・・
次の1軒でようやく電話に出てもらえました。(相手が電話に出たところで、私に代わってもらいました)
つたない英語で「今日ファンダイビングがしたい」と言うと、「では、今から言う番号にかけ直してください」と言われました。
なんか希望がみえてきた?と思いながら番号をメモし、そこにかけると・・・
すぐに電話に出てもらえました。

私「今日、ファンダイビングできますか?(ドキドキ)」
某DS「え~?今どこにいるの?」
私「ヌメアのル・サーフホテルです」
某DS「ヌメア?いや~、そりゃぁできないよ、だってここはイル・デ・パンのオフィスだもん!ハハハハ~」
私「Oh、イル・デ・パン!ハハハハ~・・・ ・・・ ・・・
(後ほどこちらのDSはKUNIE SCUBA CENTERであることが分かりました)

はい、私はこの時点で、「今日はダイビングするなってことね」と悟りました。
子供達をシッターさんに預けるのも心配だったし、今日は陸で遊ぶことにしました。

では、プチトレインに乗ってヌメア市街を観光しようか・・・

これはアンスバタのホテルをまわってヌメア市街へ行き、またアンスバタに戻ってくるものです。(1日2便)
観光もできるし、子供も喜ぶし、一石二鳥?
料金は大人1200CFP(1800円)、12歳以下600CFP(900円)ですが、フロントの人は「大人が一人いるなら子供二人は無料」と言っていました。
ホテル前で待っていて、プチトレインが来たら乗り込み、運転手さんに料金を支払えばいいそうです。
ル・サーフホテルには9:55にまわってくるので、それまで周辺を散歩することにしました。

まずはシトロン湾方向へ・・・海岸沿いをぐるっとまわって行ってみました。

シトロン湾の、海へ向かって左方面、ちょうど×印の看板が水面にあるところ(そこは水族館の取水口になっている)はサンゴもあっていいシュノーケルのポイントだそうです。
(AQUAの旦那様の情報です・・・ロウニンアジ?も来たらしい)
シュノーケルをしている人は見かけませんでしたが、このあたりでクロールで泳いでいる人はいました。

シトロン湾ショッピングセンターまでは距離があるので、途中で引き返しました。
ニューカレドニアでは車は右側通行です。
自転車は歩道を走ることは禁止されています。(ここは車道に自転車専用レーンがありました)


アンスバタビーチに着きました。


子供たちが貝殻を拾っていると(写真右下)・・・

地元のおじさんも拾った貝をくれました。
すぐにこのくらい集まります。


そろそろプチトレインの時間・・・
10分前にはホテル前の道路で待っていました。
がっ、待てども待てどもトレインは現れません。
「南国時間」と思いながら20分待ちましたが、一向に来ないのでフロントに聞いてみました。

すると「ごめんなさ~い、今日はお休みのようです」と紙を見せられました。
(そこにはフランス語?で今日の日付と単語がいくつか書かれていた・・・)

ガク~ッ
なんか全てが予定通りにならない日・・・

すぐに気を取り直して、ホテルのプールへ行きました。
(子供たちは海で泳ぐのを嫌がりました)

何やらプログラムの真っ最中・・・

癒し系プログラム?
プールには入っても構わないようだったので、邪魔にならないように遊ばせてもらいました。

そろそろお昼ごはん・・・
プールサイドのレストラン、ル・コロニアル(Le Colonnaire、上の写真では奥の方に写っています)で食べようとするけど、ランチは「ドリンクのみ」と言われてしまいました。

結局着替えて、ホテルの道路を挟んだ向かい側にあるFun Beachへ行きました。

テラス席(オンザビーチ)は「Reserved」とのことで、その一列内側の席に案内されましたが、ここも風が入ってきて気持ちいいです。

日本語メニューも用意されています。
が、価格にビックリ・・・

料理を待っている間、子供に塗り絵が渡されました。

(料理が運ばれてくるまで若干時間がかかります)

ジュースはスイカの“マックス500mlのビッグサイズ”950CFP(1425円)にするけど
うーん、思ってたほどの大きさでは・・・
(ここを含め、レストランではデカンタに入った水が出てきます。)

子供達には“ミッキーピザ”990CFP(1485円)。

かわいいミッキーの形です。(こっ、これが最も安かったんです

私は“ぺロケ(白身魚)のココナッツパン粉焼き カレーソース”2350CFP(3525円)に付け合せはフライドポテトとインゲン豆のソテー(というよりもゆでてあるだけ)をチョイス。

ちょっと高めですが、せっかくだからと・・・

おいしかったし、お会計のときに子供におもちゃ(ぺこには指輪とブレスレット、こぼーずにはミニカー)をくれたりと嬉しい配慮もありましたが、計5280CFP(7920円)は昼食にしては痛い出費でした・・・

ちなみにこちらのお店の主なメニューの価格帯は以下の通りです。

コーラ 480CFP(720円)
フルーツジュース 580CFP(870円)、500mlの“ビッグサイズ”で950CFP(1425円)
サラダ 1200~2150CFP(1800~3225円)
グリーンサラダ 590~750CFP(885~1125円)
シーフード盛り合わせ 3150CFP(4725円)
ピザ 1500~2250CFP(2250~3375円)、子供向けミッキーピザは990CFP(1485円)
自家製パスタ 1000~2150CFP(1500~3225円)
魚料理 2050~2350CFP(3075~3525円)
肉料理 2250~3150CFP(3375~4725円)
デザート800~900CFP(1200~1350円)台
コーヒー&紅茶 300~450CFP(450~675円)
アイリッシュコーヒー ジャマイカンコーヒー 950CFP(1425円)


この後はお昼寝タイム、そして夕飯は日本から持ってきたカップラーメンで済ませました・・・

ニューカレドニア 4日目へ

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◇ニューカレドニア 2日目

2008年03月30日 | ◇◆子連れ時代の旅

【3月30日】
いいお天気です!

部屋指定はしませんでしたが、ベランダからはアンスバタビーチが見えました。

ベランダは狭くはないです。

今日の朝食は日本から持参したシリアルや牛乳(常温保存可能)で済ませました。(以下、特に記載がなければそんなんで済ませた食事ということです・・・)

ピックアップは7:00です。
ホテルの前の大きな道路の向かい側にあるFUN BEACH(ファンビーチ)というレストラン前の小さなビーチで待ちます。

矢印のところに、ビーチに下りる階段があります。



私は上はラッシュガードで下はパレオ、子供たちは水着にラッシュガードで出かけました。
(事前情報で、アンスバタビーチならこれでもノープロブレムということでしたので・・・)

なんとボートでお迎えです(初めての経験~





前に乗っているのは尚子さん、操縦しているのはご主人のラウルさんです。

ボートは私たちを乗せた後、アンスバタビーチの西から東へ移動し、ル・メリディアン・ヌメア近くのアンスバタ桟橋(旧クラブメッドの桟橋??)でフランス人ゲスト(ファンダイビング&講習の方)をピックアップしました。

この近くで停泊していたDSの船に乗り移り、船の説明を受けたり書類に記入したりしました。


船内の様子。



船は温水シャワー、トイレ、ドライルーム完備で、セッティング~器材洗い~ログ付けまでここでできます。
冷蔵庫もあって飲み物などを入れさせてもらうこともできます。
(休憩中には熱々のハーブティーを出していただきました。砂糖を入れて飲むとまろやかになる感じで違ったおいしさになります!
電子レンジもあり、昼食を持参した場合使わせてもらうこともできるそうです。

タンクのレギュレーターの取り付け位置が横気味です。
古いレギュレーターだと合わない場合もあるらしいです。


こちらのDSでは一人からファンダイビングを受け付けてくれるので(近郊2ダイブのみ、他は催行人数が設定されている)、“ピンダイバー”にはうれしい限りです。
他のメニューを希望する場合はリクエストしておけば現地の人などに呼びかけて募集してもらえます。
しかし残念なことに、デイトリップ3ダイブ(4名から)、アメデ島トリップ(4名から)、ナイトダイブ(2名から)を全期間通してリクエストして呼びかけていただきましたが、問い合わせすらないとのことでした。
それでも、最終日には到着2ダイブ希望の方がいるとのことで、私がそれにのっかる形で午前2ダイブ、午後2ダイブさせてもらえることになりました。

船内には、尚子さんとラウルさんのお子さん、Pちゃん(もうすぐ7ヶ月)もいました。
上にAくん(2歳になったばかり)もいますが、今「さわがしい」時期とのことで、船には乗せてないそうです。
今日はラウルさんのお父さんが、Pちゃんとうちの子供たちを船上でみていてくださいました。

船は10分ほど移動しました。海は穏やかで、船は全く揺れませんでした。
さて、いよいよダイビング開始です!

上の写真の電話マークのところ(この板がはずれます)からジャイアントでエントリーします。

記念すべき(?)ニューカレドニアの1本目は、テパバ
コブシメがいました。


おっと、バラクーダ!

なんか黄色っぽいけど・・・ゴールデンバラクーダ??(←無知
いえいえ、イエローフィンバラクーダでした。

ブラックフィンバラクーダも。

憧れのバラクーダの群れが見れて幸せ~しかも、一瞬だけですがほぼ360°囲まれました

ギンガメアジもいました。


写真はうまく撮れなかったけど、マダラエイ(大きさはマンタ級)も通り過ぎました。

オオアオノメアラ。


ハシナガウバウオはあちこちで見かけました。


ニューカレドニアのウミヘビ、トリコレイエ。

尚子さんとフランス人ゲストは触っていました~

ニセクロホシフエダイの群れも。(壁状態・・・




しょっぱなから度肝を抜かれました。素晴らしいファーストダイブでした。
首都からこんなに近いところで、こんなにすごい魚影が楽しめるなんて・・・!
(透明度は10mあるかないかですが・・・)


船では子供たちが楽しそうに遊んでいました。
ラウルさんのお父さんによると、最初の15分くらいはおとなしかったけど、その後はかくれんぼなどしてうるさかったよう・・・。
中でも、この“プール”がお気に入りでした。


2本目はタートルポイントです。
その名の通り、アオウミガメがいました。


ウミヅキチョウチョウウオ。何度か見かけました。


キリンミノカサゴ。


このサラサハタは数十cmありました。


固有種のエレガントゴビー。(ぜひ見たかったんです!!)


こちらも固有種、ローランドダムゼル。


エキジット直前、フランス人ダイバーが熱心に指差していました。

黒真珠・・・?いや、オオバロニア(Ventricaria ventricosa)という、海藻の仲間だそうです。

子供たちはこの船首部分もお気に入りでした。

日差しは「痛いほど」ではなかったです。(1月~2月がピークらしい)
お天気は、例年この時期は大雨が降ることが多いそうですが、今年はその大雨が先週だったそうで、私の滞在中はラッキーなことにほとんど晴れていました
滞在中の最高気温は30~32℃、水温は潜るポイントによって27.5~30.3℃でした。5mmワンピースだけでも大丈夫でした。


近場で2本潜ると、11時30分にはホテルに送ってもらえます。
そのままプールへ直行・・・

水深は1.0m、1.6m、2.2mと3段階です。

浮き輪1個と、この長い棒状のもの(浮きます)が10本くらいありました。

“魔女の宅急便ごっこ”中・・・


他にも子供の姿がみえました。


プールサイドのデッキチェアとパラソルを確保して、子供を横目に見ながらまったり・・・

1時頃に部屋に戻り、シャワーを浴びて簡単に昼食を済ませるとそのままお昼寝タイム・・・


5時頃に晩御飯&お買い物へ出発しました。
アンスバタビーチ沿いの道を歩きます。
ビーチには所々ベンチ、シャワーがあります。テーブルもあり、地元の方がお弁当を食べたりしている姿もみかけます。



海の方角は南ですが、その方向に影があるということは・・・太陽が北側を通っているということですね。
ここで南半球にいることが実感できます。

夕飯はル・ファレ パームビーチ(LE FARE PALUM BEACH)で。
(ル・サーフホテルからは、歩くと15~20分くらいかかります)

ここを選んだ訳は、ツアーにフレンチスナッククーポンがついていたからなんです。
(有効期限が3月31日・・・明日までだわ・・・)
食べ物4種類、飲み物4種類の中からそれぞれ1つずつ選んで注文します。

これはハムとチーズのトースト、クロックムッシュ(croque-monsieur)。


これはバナナのクレープ


帰りにラ・プロムナード・ショッピングセンターに寄っていきました。
ショッピングセンター前にあった木。
上のほうに赤い花がちょっとだけ咲いていました。
もしかして火炎樹(フランボワイヤン)??だとすれば、1~2月頃は真っ赤な花が咲き乱れるそうです。


こちらがラ・プロムナードショッピングセンターです。


お目当てのお店は、AQUA

ホームページに情報満載で、出発前に色々とお世話になったところです。

ここで買ったのは、(左から)ニューカレドニアのコーヒー500CFP(750円)、ココナツキャラメル250CFP(375円)、海水魚図鑑1000CFP(1500円)です。
(サウスパシフィックツアーズから渡された現地のパンフレット類の中に5%オフの券があります)

魚の図鑑は70ページで、写真ではなくイラスト(カラー)です。
掲載されている数は多くはないけど、フランス語・英語・日本語で表記されていていい記念にもなります。(こぼーずが気に入りました!!)

このあと、スーパーオセアニアへ・・・。



食料品(カップラーメン、水なども)や日用品などが売られています。

ニューカレドニア 3日目へ

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◇ニューカレドニア 1日目

2008年03月29日 | ◇◆子連れ時代の旅

春休みの母子ダイビング旅行もこれで3回目。
今回の行き先は、過去に行ったところや候補に挙がったところと比較して、
 石垣島よりも高いけど暖かく、
 フィリピン(セブ島)よりも高いけど直行便があり(関空発着なので)、
 グアムよりも高いけど託児代がかからない、
・・・という理由でニューカレドニアを選びました。

メンバー:私、ぺこ(もうすぐ小2)、こぼーず(もうすぐ年中)
DS:ヌメアダイビング ホームページ (音、出ます)
              ホームページの中の1ページ
託児:なんと!乗船させてもらえるんです!!
宿泊:ル・サーフホテル (ベビーシッターサービスもあるようです)
交通:エアカラン
   ((株)エアーワールドで8日間のツアーを手配。大人も子供も同額のトリプルプラン。
    クレジットカード決済可。)
   ※検索しまくって、基本料金が9万円を切るツアーを探し当てました!
    他に、「タビックス ジャパン」、「(株)メルシージャパン (メルシーツアー) 」にも
    お手頃価格のツアーがありました。)

スケジュール:1日目 自宅→ヌメア、ヌメア泊
         2日目 ダイビング、ヌメア泊
         3日目 ヌメア泊
         4日目 ダイビング、ヌメア泊
         5日目 ダイビング、ヌメア泊
         6日目 ダイビング、ヌメア泊
         7日目 ヌメア観光
         8日目 ヌメア→自宅


~託児情報~
○DSの船に、同行のノンダイバーも乗船させてもらえます。(ホームページに記載あり。)
○詳細情報 
 8歳以上は乗船料がかかります
  ・午前中ダイブ、ナイトダイブ 3,000フラン(4500円)
  ・デイトリップ3ダイブ 5,000フラン(7500円)
  ・アメデ島トリップは何歳であっても、1人5,500フラン(8250円)
  ※ダイビング中は、必ずボート上に1人は大人がいます。

今回宿泊したル・サーフホテルにもベビーシッターサービスがあるようです。


~旅行前の情報収集~
母子だけでの海外旅行は今回2回目ですが、前回はリゾート内だけで食事もダイビングも済みましたが、今回はそうではありません。
なので下調べをしておきました。

ネットでの情報収集はこちら。

ニューカレドニア観光局  基本情報はバッチリですね!

AQUA 現地での、より具体的な(実用的な?)、かゆいところに手が届く的な情報満載です!

書籍類では、マリンダイビング4月号がニューカレドニア特集を載せていました。
他に約10年ぶりに地球の歩き方を購入(・・・これがオーストラリア編の半分のページ数もないのに値段がほとんど変わらないのも悲しかったりする)。
あとは、むかぁし買った4ヶ国語の会話集(英・仏・独・伊)で英語・フランス語対策を。(これは旅行中開くことはありませんでしたが・・・)



                             

【3月29日】
目指すは関空です!
暖かい日だったので、軽装(子供たちは長袖Tシャツに薄手のパーカー、私は半袖Tシャツにちょっと厚めの上着)でも大丈夫でした。

自宅を6時15分に出て、

路線バス
 

JR


と乗り継いで神戸の三宮駅へ。
ここでポートライナーとベイシャトルのセット券を買います。

(ポートライナーの駅への階段を上がるとすぐ左に売り場があります)

そして、ポートライナーでまずは神戸空港へ。


そこからベイシャトル(船)


・・・と乗り物フルコースでやっと関西空港に到着しました。


既にここで疲れも出てますが、我が家から関空へはこれが最短ルートです。
リムジンバスもありますが、時間がより正確なこのルートをいつも選んでいます。

団体カウンターでチケットを受け取った後、チェックインの手続き。
エアカラン(エアカレドニア、右側の3箇所)は人もまばらでしたが、隣のキャセイパシフィック(中央より左方向すべて)のカウンターはかなりの人が並んでいました。
荷物を預け入れる際、「ダイビング器材です(fragileの札つけてください)」と申し出るも、「全ての荷物を丁重に扱うので(札はない)」と言われました。
搭乗券に書かれた Bon voyage の文字を見て、フランス語圏へ行くんだと気分も上がります。

このあとは保安検査。こちらも比較的空いていました。
ペットボトルのお茶を持参してたら、「飲み物は全て没収」とのこと・・・ただ、例外的に「6歳までの子供用としてなら認められている」とのことで、こぼーず(4歳)用として事なきを得ました。

出国審査後に両替です。
なんと、関空にはパシフィックフランに両替できる銀行があるんです

泉州銀行 関西国際空港出張所


ヌメアの空港で両替しようかどうか迷ったのですが(レートが得なのはどちらなのか)、もし混んでいたら大変だし、長旅の疲れでボーっとして通り過ぎてしまったら怖いし、日本で替えていくことにしました。
ここでの取り扱いは1000パシフィックフラン(以下、CFP)と5000CFPのみです。
今日のレートは1.51円でした。(この旅行記では1.5円で換算して円表示します)

こちらの銀行は手数料込みです。

先に申込書のようなものに記入して日本円を預け、番号札をもらって外貨を受け取る・・・という流れですが、ちょうど私の後から行列ができ始めました。
出発の時間に間に合わなくて列の途中でキャンセルする日本人や外国人が続出でした。



ちなみに、レートはこちらが参考になります。 今日のレート

また、簡単に計算するなら Yahoo!ファイナンス が便利ですが、パシフィックフランは載ってませんでした
パシフィックフランはユーロと固定レート(1ユーロ =119.33CFP)なので、ユーロで計算して地道に計算すれば計算できますね・・・

DSではクレジットカード使用可(手数料なし)です。最終日にまとめて精算することもできます。
現金とカードの併用もできるので、終盤になってパシフィックフランがあまりそうな分だけ現金で支払うなど、“調整”することもできます。
(実際、かなりのお店でクレジットカードが使えました。日本円での支払いができるお店もあります)

この飛行機に乗ります。



係の人に声をかけられ、「お子さんがいるので優先搭乗できます」と言われました。
今回、園児~小学校低学年の子の姿もチラホラ。(やっぱり春休み?)

飛行機の入り口で乗務員さんが子供におもちゃを配っていました。
ここでごきげんな子供達・・・

塗り絵と、トランプと、マスをずらして絵柄を合わせるおもちゃです。

定刻通り、11:50に出発しました。
パーソナル画面で早速遊ぶぺこ・・・


こぼーずはすぐに眠ってしまいました。
外国人の乗務員さんが、「あちらに寝かせてあげて~(英語?仏語?)」と、空いていた窓側の2列席に寝かせてくれました。
(日本人の客室乗務員も2、3人いらしゃいました)


間もなくチャイルドミールが配られましたが、こぼーずの分は後にお願いしました。

(鶏のから揚げとチキンライスがおいしかったです!)

このあと入国カードが配られました。3人分書くのってけっこう大変です。

そして大人の食事です。
「牛肉炒め、グルメソース」又は「バターフィッシュの薄切り、甘酸クリームソース添え」でした。(写真は魚料理)

フランスパンは機内で温めていました。おかわり可能でした。

飛行時間はたっぷり9時間・・・
途中で照明も消え、眠ったりゲームをしたり気の向くままに・・・
映画は最新作も何本かありましたが、日本語吹き替えのあった「グッドウィルハンティング」を観賞。(子供向けの映画もあります)

↑の左にある“出っ張り”はコート掛けだそうです。

フライトも後半にさしかかり、どこからともなくカップヌードルの匂いがただよってきました。
近くの乗客がカップヌードルを持って席に戻り、食べている姿を見ました。
早速私も後方のギャレーへいただきに・・・
一ついただいて3人で食べましたが、こぼーずがもっと食べたいと言うのでもう一つもらいに行きました。
が、「もうないよ~」のジェスチャー。
どうやら数に限りがあるようです。

21:20(現地時間)頃に軽食が出ました。これは大人も子供も同じでした。



着陸態勢に入る頃、耳が詰まる感じがしました。
ちょうどこのタイミングで飴が配られました。
籠に入った飴はカラフルで、いかにも外国という感じがします。

22:35、ヌメアのトントゥータ国際空港に到着しました。
飛行機を降りると、暑いっ


入国審査の長い列ができていました。


ここで「Family priority」と言われ、子供連れが優先窓口に案内されました。
・・・がっ、この列の進みが遅いこと・・・(意味ない・・・)

空港内は空調はきいておらず、蚊が飛んでいました。
前に並んでいた女の子は半ズボンで、既に数箇所の虫刺されの跡が・・・

入国審査は問題なかったのですが、税関で私は「カップラーメン」を申告しました。
没収も覚悟したけど、「Just noodle?」「Just noodle!」で難なくクリア。

おーっと、ここで外に出てしまいました・・・
両替のことなんてすっかり忘れてたから、日本でやっておいて大正解。
(レートだけでも、チェックして比較したかったんですがそれさえも忘れてた・・・

空港を出て右手に進みます。

すぐにちょっとした書庫(?)が目に入ります。(写真の矢印)
ここで現地の日本語フリーペーパー、PICNICをいただいていきました。
     
生の情報満載で、役に立ちます。(ここ以外にも、ホテルやお店、街角に置いてあります)

現地旅行会社、サウスパシフィックツアーズのカウンターで説明書類、ホテルのキーなどを受け取ります。
帰りのフライトのリコンファームは、こちらの会社が手続きしてくれます。

ホテル行きのバスに荷物を置いてから、もう一度空港へ戻ってトイレだけ済ませました。(ホテルまで約1時間、途中でのトイレ休憩はナシです。)
バスが空港を出発したのは23:20頃でした。
夜なので何も見えず・・・係りの方の説明を聞いているうちに・・・

バスはヌメアの市街を通り、アンスバタへ。
2軒のホテルを回ったあと、私たちが泊まるル・サーフホテルに着きました。(0:15頃)

最初に目に入ったのは、カジノの派手な看板・・・


外観はこんな感じです。(以下、翌日以降に撮影した写真も含みます)


日本語で「ようこそ」と書かれています。

これ以外にも、アンスバタでは日本語の表示をあちこちで見かけました。

ロビーの様子。(ロビー、フロントは2階です)
フロントでは英語も通じます。(時々「さようなら」などの日本語も・・・)


ルームキーは既に手元にあるので、部屋まで移動します。

室内の様子。ドアを入ってすぐのところから撮影しています。

ドアを開けると、いきなりエキストラベッドです。
トリプルプランは、ツイン+エキストラベッドで、ちょっと窮屈でした。



テレビはいくつかチャンネルがあり、うち一つではアニメをひたすら放送し続けていました。(ディズニーとか、トムとジェリーとか)


湯沸しポットもありました。
ヌメアでは水道水は安心して飲めるそうです。
コーヒー(ノンカフェインのもあり)、紅茶、緑茶、砂糖、クリームが毎日補充されました。

この下には冷蔵庫(空)があります。2ℓペットボトルも余裕で入ります。

洗面台。
左にはドライヤー、右にはティッシュがあります。
     

洗面台のところにコンセントがあります。
下記の2タイプあり、右側の方はインドネシア(メナド)で購入した変換プラグがバッチリ使えました。(ホッ)


バスとトイレ。

浴槽内は大変滑りやすいです。
シャワーは固定でした。
水とお湯の蛇口が別々で、温度調節に苦労しました。

アメニティは、固形石鹸、シャンプー、ボディーソープ、タオル(バスタオル、フェイスタオル、ハンドタオル各3枚ずつ)です。
歯ブラシはありませんでした(飛行機の中でイヤホンの入った袋が配られますが、この中に歯ブラシ、アイマスク、耳栓なども入っているのでとっておくといいかも

ビーチ用バスタオルはフロントで貸してもらえます
借りるときに部屋番号を聞かれます。
当日でなくても滞在中には必ず返却しないと補償金が発生するようなことをサウスパシフィックツアーズのスタッフに言われました。
私は何度かフロントで借りましたが、ビーチにも(ホテル外へも)持っていっていいと聞いていましたが、対応するスタッフによっては「ノー ビーチ、プール オンリー」などと言われることもあります。

入り口横のクローゼットです。収納空間はじゅうぶんありました。
  
金庫にはパスポートを入れておきました。
(金庫の使用は無料です。暗証番号を自分で設定します。)

ホテルにはコインランドリーもあります。
 
これがかなり高額・・・なんと1回分の洗剤・洗濯・乾燥で1000CFP(1500円)です・・・。


ホテル内のお店、SURF BOUTIQUE。
営業時間は8:30~11:30、17:00~19:00です。


フロント横のインターネットコーナー。

15分500CFP(750円)です。

ロビーにあるコーヒーメーカー。1杯100CFP・150円(か200CFP・300円のどちらかでした、忘れました)をフロントに支払います。


1階にあるこの一角は・・・子供向け?謎です・・・。

シャワー、明日の準備などをして寝たのは1:30をまわっていました。

ニューカレドニア 2日目へ

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