フィリピン航空がいつの間にか関西ーセブの直行便を運航してました!
これはぜひとも行きたい!と航空券をポチッと手配。
で、セブ島の中でもどこに行こう~~~としばらく迷った末に・・・
南部のAlcoy(アルコイ)という街に行ってきました。
スケジュール:4泊5日
まず「Alcoy(アルコイ)」の場所ですが、セブ島の中でも南の方にあります。
(下の地図で赤いがアルコイ。ちなみに西海岸の緑の丸はモアルボアルです)
ここに決めた経緯ですが、最初に潜りたいと思ったのがジンベエが見られる「オスロブ」。(オスロブは、アルコイと最南端・リロアンの中間くらいに位置します)
で、この方面でDSと宿が一体になっているところ(←楽ちんなので結構重要な条件)を探していたら、
日本人経営のリゾート&DS(セブでも何店舗かあるところ)がありました。
がっ、値段が非常に高くて・・・
そこでスマホでBooking.comの地図を地道に見てたら、「dive」「Alcoy」のキーワードを発見。
そこから検索を重ね、口コミ・評価が良いわりにお値段がお手頃だったマングローブ エコ リゾート(Mangrove ECO Resort) に決めました。
宿にはBooking.comのメールで何度か質問しましたが、毎回丁寧なお返事をいただけました。
【1日目】
関西空港には2時間前に着きました。
フィリピン航空のチェックインカウンターは「F」ですが、長蛇の列。
30分以上並んでやっとここまできました。
次に事前に申し込んでいたレンタルWiFiの受け取り。(同じフロアのAカウンターの近く)
色々比較して、最安だったフォートラベル GLOBAL WiFiにしました。
(価格.com経由での申し込みがお得です)
ここでオフにするよう言われたスマホの機能が、モバイルデータ通信。
こうすることで、余分な費用が発生しないとのことでした。
で、キャリアメール(docomoのメール)は普通に使えるのか?と疑問が生じ、2階のdocomoのカウンターへ行ってみました。
メールは普通に使えるようです。(自動に受信ではなく゛更新”操作で問い合わせることで受信できる)
念のため余分な料金が発生しないか確認したら、データローミングをオフにしてください、と言われました。
さらに、万が一操作しても高額にならないよう、プランの申し込みを勧められました。
海外1dayパケはその場で無料で申し込め、多くの方がこれで旅立っているそうです。
スマホを持つようになって初めての海外、ネットもメールも追加料金なしということで一安心。
※通話は受け手側でも料金がかかるので「鳴っても放置するよう」言われました。
※SMSでのメール送信は有料、受信は無料です。
※LINEも無料です。
次に、厚手のコート等旅行に不要なものをコインロッカーに入れます。
がっ、小銭がない!
急遽近くのお店で水を買って小銭を調達。
ガチャガチャが集中しているエリアに、1000円札→100円玉の両替機があることを後から知りました・・・
1日300円のコインロッカーは残りが一つでした。
次の保安検査で残念なことに水がひっかかり・・・(国際線だった・・・うっかりしてました)
捨てるのも悔しいからその場で飲み干しました。(お腹タップタプだよー)
出国審査も並ばず、ゲートにもすぐたどり着けました。
以前、旅行直前で関西→セブがフライトキャンセルになり、マニラ経由で行ったセブ。
それから関西在住の私にとっては憧れの()セブ直行便でした。
セブ!
CEBU!!
一人でひっそりとはしゃぐおばちゃんです・・・
定刻に出発し、30分ほどして入国や税関の書類が配られました。
お待ちかねの機内食~
フィッシュorビーフの選択、フィッシュを選んだら・・・ (飲み物でwaterは意地でも頼みません!)
スイーツが和菓子でした。
隣の人が選んだビーフをさりげなく拝見したところ、フィナンシェのようなのがついてて・・・
他、主菜だけでなく副菜等も違ってました。
「フィッシュ」は、“魚”もすり身だし、ここはビーフにしとくべきだったーーーと一瞬後悔したけど、
副菜はフィッシュの方がヘルシーな感じでまあよかったのかな・・・。
食後は日本茶をいただいて最中を食べました。
この後コーヒーもいただきました。
機内はモニターもエンターテイメントもなく、暇と言えば暇です。
座席は3ー3の配列で、リクライニングは背中を倒すと座面もほんの少し前に出ました。
客層は 若者同士:家族連れ:仕事風のおじさん が 5:4:1 の割合で、ほとんど日本人でした。(ほぼ満席)
しばらく夕日を見ながらのフライト。
いよいよセブ島マクタン空港に到着です。街の灯りがポツポツ見えました。(現地時間19:00、日本時間20:00)
入国審査はこの便の前に到着便がなかったようで、並ばずに済みました。
トイレを済ませてから荷物をピックアップして、ここまでは順調です。
両替は空港の出口近くのこちらで。
レートは次の通り。(このブログでは1円≒0.4ペソで換算して記載します)
空港からの移動ですが、事前に宿に聞いてみたら、以下の回答でした。
1st: Go with a taxi to the SOUTH BUS TERMINAL.There you grab a bus direction to ALCOY or BATO/OSLOB. ( the price all in all will be around 350 peso per person.
2nd: Go with a Taxi Company to us. There are Taxis with fix rate to ALCOY. the price all in all will be around 3500 peso PER TAXI.
3rd: If you want that we will pick you up, you can hire our Airport Transfer Service. We will send a Van, good for 5 Persons. The price all in all for the Van is 5000 peso. !!! If you want our transfer service you must book this via this e mail: ***@*****-****.com Minimum 2 days ahead, because we need to check if our transfer van is vacant.
(メールの原文のまま、一部修正)
全然値段が違う・・・やっぱりここはバスしかないな~~~!
最初に目指すのはサウスバスターミナル。
タクシー乗り場に向かってたら、「taxi?」と聞いてくる若者がいました。
それに答えたら最後・・・ずっとついてきて、荷物を持たれてしまいました。
そしてここで待つよう言われ、間もなく目の前に黄色いタクシーが現れました。
若者が運転手とやりとりしてますが、ここで気づきました。
道の向こうには白いタクシーが何台か停まっててお客さんも並んでます。
事前の情報では黄色いタクシーが空港専用・・・のようだったけど、白いタクシーも普通に乗れそう!
(料金体系が 黄色>白 らしい)
あっちの白い方に乗る!と言ったけど、若者は「エアポート専用だからこっちだ!」と譲らず・・・
しゃあない、もうこれで行くか。
そして若者はこのような紙をくれました。
このタクシーの番号が書かれていて、「何か忘れ物したら、ここに連絡してね」とのことです。
そして若者からチップ100ペソ(250円)要求されました。
こっちの慣習なのかも知れないけど、タクシー乗るくらい自分でできそう・・・と思った次第でした。
20:00タクシー乗車、運転手にはサウスバスターミナルまでと伝えました。
バスターミナルから先の目的地を聞かれ、アルコイと言うとタクシーで行かないのかと聞かれました。
料金はおまけして2500ペソ(6250円)のようなことを言われたけど、高いからと断りました。
それでも、なんでtaxi使わないのかとしつこく言われました・・・
最後は 「私はバスに乗りたいから!」とちょっと強めに答えたら、それからは何も言われなくなりました。
空港の近くは信号はカウントダウンしてます。日本との違いにいちいち感動。
30分ほどでサウスバスターミナルに到着しました。
ここで不可解な出来事が発生。
タクシーのメーターは「282(705円)」で、細かいお金がなくて500ペソ(1250円)札で払ったら
おつりが150ペソ(375円)です。
少ないんじゃないの?と聞いてもよく分からない答え。
しかもtaxiはアルコイ方面へ行くバスに横付けされ、これに乗るよう促す始末。
しゃあない、もういいわ。細かいお金を用意してなかった私のミスだわ。
バスの運転手にアルコイに行くことを確認しました。
さらに、マングローブエコリゾートと伝えたら、よく分からない感じで・・・
すると近くにいた乗客が「Tingkoの近くだよ!」と助け舟を。
運転手も分かってくれたようで、一安心です。
ちなみに宿の周辺図はこちら。
さらに詳細な地図。
大きな通りに面していること、小学校が目印であることは事前に聞いていました。
もっと大きな目印、「Tingko Beach」(←日本語表記は遠慮します)を把握しておくと通じやすいみたいです。
最悪、スマホの地図画面を見せたり住所を伝えたりすることも考えていましたが、それは不要でした。
20:40、満員の乗客を乗せたバスはサウスバスターミナルを出発しました。
少したつと係りの人が車内でバス代の集金にまわってきました。
こんな風に札束を持って手際よくやりとりしてました。
支払うとこのような紙を渡されます。アルコイまでは115ペソ(288円)、安っ!!
バスはセブ島の東側の海岸沿いの道をひたすら南下していきます。時間がたつごとに乗客は少しずつ降りていきました。
このバスはノンエアコンで窓が大きく開いてました。(エアコンありとなしのタイプがあります)
埃と匂い(肉を焼く匂いだったり、家畜の匂いだったり、ゴムが焼けるような化学的な匂いだったり)はずーっとありました。
ドア全開で走っちゃうし(写真の矢印)、途中でお兄さんやおばちゃんが乗ってきて食べ物を売るし、日本とは大きく違いました。
(それもまた楽しい)
夜遅くても所々でお店は営業していて、人も集まっています。
イルミネーションキラキラのスポットもありました。
セブンイレブンはよく見かけました。
23:00頃、「マングローブ エコ リゾート」と言われ窓の外を見たら、宿の目の前でした。
(↓まだまだ走っていくバス。結局このバスの行き先は分からず・・・)
こちらが道路から見た宿です。
じつはバスを降りたあと、真夜中だし、どうやったら宿にたどり着けるのか不安で、事前に質問していました。
回答は以下の通りでした。(メールの原文のまま)
The Entree of the hotel is close at the Highway, you have not to walk realy in the dark.
Yes, even it would be in the night, our guard is there and will bring you to the room.
すぐに宿のガードマンさんが現れ、「予約してますか?」と聞かれました。
そしてすぐに中に入れてくれました。
別の日に撮影した入口です。深緑色の重そうな扉が開きます。
敷地内から道路側を撮影。
この゛トンネル”を抜けて部屋へ行きます。(雰囲気あるわ~~~)
すぐに部屋に入ることができました。
むっちゃすごい!私にはモッタイナイ!!
収納も余裕。
金庫もあるから貴重品管理もバッチリです。ちなみに゛リセットボタン”の位置はこのあたり。
この写真の左が出入口、右のドアの向こうがシャワー、洗面、トイレエリアです。
カウンターテーブルに塞がれたドアがありますが、もしかしたらお隣とコネクティング可能なのかも知れません。
テレビは映画、CNN、アニメ(ディズニー?)、プロバスケの試合等、多くのチャンネルがありました。
天井にはファン。エアコンもありますが、ファンだけでじゅうぶんでした。
シャワーです。お湯が出なかったのは残念。(スタッフに聞いたけど、無理でした。)水圧はじゅうぶんでした。
洗面台とトイレ。ハンドソープはありました。(シャンプー、リンス、ボディーソープ、歯磨きセットは持参!)
フリーの水が2本。(レストランにもウォーターサーバーがあり、水とお湯がフリーで飲めます)
なんと、リゾート内にフリーWiFiがありました。(パスワードはレストランで教えてもらえます)
↓はレンタルしたモバイルWiFi。バス移動中やダイビングのボート上でお世話になりました。
余談ですが、スマホはフィリピン入国後に電源を入れたら現地の時間になってました。(日本より1時間遅れ)
とにかく無事に着いてよかった~!長旅で疲れたからシャワー浴びて寝ます~!
【2日目】
部屋の入口はこのようになってます。椅子とテーブルがあるところは生垣が目隠しになってます。
(そういえば、チェックインの書類も昨晩このテーブルで書いたっけ・・・)
奥に見える゛物干し”も重宝しました。
部屋を出るとまずプールが視界に入ります。
プールの向こう側にレストランがあります。
DSと同じ棟に宿泊室が3部屋あります。(私はこの中の一部屋でした)
別の2階建ての建物も宿泊室になっています。
右下の部屋は、調理室として使われているようです。(毎回ここから料理が運ばれてきたので・・・)
プールバーもあります!
DSです。
この向こうに海があるはず・・・でも先は通行止めでした。
マングローブの苗かな?このリゾートの名前はここから来ているのでしょうか?
シオマネキらしきカニがたくさんいました!
レストランです。
朝食は7:30~ですが、もう少し早くても食べさせてもらえました。
朝食メニューはこちらです。(宿のHPから見ることができます)
下の方に記載されている、Our resort room rates・・・の通り、簡単な朝食は料金に含まれています。
ちなみにこんな感じ。(物足りない場合は追加オーダー可能です)
カウンターにあるジャム類から選べます。飲み物はインスタントコーヒーor紅茶 orジュースから選べます。
ウォーターサーバーのお水、お湯はフリーです。
朝食後、スタッフにダイビングのことを尋ねると、ちょうどオーナーが来られて話をすることができました。
一応、出発前にもメールでやりとりしていたのですが、今日になって初めて知る事実もありました。
まず、近場で潜る日とデイトリップの日を交互にしているということ。
全員、同じところで潜るということ。
(例えば、みんな遠征してるけど自分は近くでビーチダイブとかは不可能)
そして私の目的だったオスロブへは行かないこと。理由は「feedingとtouchingが嫌だから」だそうです。
これ、おおいに納得です。私も餌付けは大反対です。
オスロブのジンベエザメは漁師のまく「オキアミ」に集まってくると聞いていたので、オキアミならもともと海にいるし、漁の副産物だから餌付けとは違うかな、なんて考えていました。
でも、餌付けといえばそうなるのかな・・・。
「昨日はスミロン近くでNatureでジンベエザメを2匹見た」とも言ってました。
Natureにこだわり、海、自然環境について真剣に考えているDS、尊敬です!!
ちなみにポイントマップはこちら。
メニューはこちら。(DSのHPからも見れます)
そして3日間のスケジュールを以下のように立ててくださいました。
今日ボートダイブ近場で2本、明日デイトリップで3本、明後日近場で2本、です。
デイトリップは朝食とランチが別料金で注文できます。(出発が早いのでレストランで朝食は不可能)
ここには載ってませんが、スミロンは入域料もかかります。
300ペソ(750円)前後、だったかな?その日の徴収担当者によって値段が変わると言ってました。
(入域料も後での支払い時に合算されるので、現金を持っていく必要はありません。)
・・・とりあえずダイビング初日の今日がデイトリップじゃなくてよかった・・・
近場ダイビングだから出発もゆっくりで、こうやって計画を立てることができました。
(ちなみに、事前のメールでは予約は必要ないとのことだったので、予約はしませんでした)
器材を運ぶための専用の箱を部屋の前に用意してもらえるので、メッシュバッグは不要です。
近場ダイビングのスタートは8:30です。
滞在中、日本人は私だけでした。
今日は熟年夫婦が二組(うち一組はオランダから)、若い女性の友人同士が一組(それぞれオーストラリアからとスイスから)の計7人でした。
オーストラリアからの女性は日本語が少しできて、話も弾みました。
なんと、以前日本の公立高校でAETをされてたそうで、その高校が私が住んでるところの近くです!
住んでいたところも隣の中学校区で、思わぬところでローカルな話ができました。(世界は狭い!)
まずは車で数分の Tingko Beach まで移動します。
ここはいつもローカルの人々で賑わっていました。
砂浜から手前の小さいボートに乗って・・・(足元濡れます~)
このバンカーボートに移ります。
ボート内の様子。ゆったり過ごせる広さです。バスタオルが一人一枚配られます。
器材は最初にセッティング。(私のレギュレーターはアダプターが必要でした)
ウエイトはベルトがないのでBCのポケットに入れました。
ウエットスーツを干すハンガーもあります。
右の方に立っている人のところからジャイアントでエントリーします。
ここでフィンをはかせてもらってました。(殿様ダイビング・・・)
ダイビングはチーム分けされて、ガイド一人に3人で潜りました。
気温30℃、水温29℃で寒さの心配はなかったけど、セブ島の近くは透明度が今一つでした。
今日は曇りがちで時々雨も降りました。(たまに遠くで雷も・・・)
生物の案内は・・・
小さいエビはよく教えてくれました。
ウミウシも絶対、必ず、毎回。
クマノミ類はスルー。
この写真、中央よりやや左上を引き伸ばすと・・・
ゴールドスペック(?)ジョーフィッシュ、確かにいたよー これもスルーでした。
ダイビングの合間にはおやつや飲み物(コーヒー、紅茶、ジュースなど)のサービスもありました。
個人的には甘いアイスティーがおいしかったです
今日は2本で終了。宿に戻ったのは14:30頃でした。
シャワー後、昨日の長旅の疲れを取り戻すべくしばし爆睡・・・
目が覚めたら薄暗くなってました。
プールのライトは色が変わります。
さー、晩ご飯食べよう~
メニューはこちら。(HPより)
HPには載ってないメニューも。
「デザート」のカテゴリーだけど、マンゴー&バナナシェイクをオーダーしました。
ガーーーってミキサーの音がしてから運ばれてきました。美味!
これはチキンAdobo。フィリピン料理とのことで、お勧めされたのでチョイスしました。
うん、これもおいしい
レストランでの食事はその都度サインして、最後にまとめて支払います。
隣のテーブルには2~3歳の子連れファミリーがいました。
レストランには蚊がけっこう飛んでいて、蚊取り線香がいくつか置かれてました。
☆フィリピン・アルコイ 後編 へ続く