旅と潜水の雑記帳

旅して、潜って・・・の記録です。
特に記載がない限り1人で旅してます。

◆与那国・4日目

2012年03月31日 | ◇◆子連れ時代の旅

【3月31日】
今日は予報通り、北風が吹いて天気が悪くなりました。


7:30、朝食をいただきました。


風が強いため、「避難港」まで車で移動して(1分くらいで着きます)そこから出港しました。
(この日の石垣行きのフェリーよなくには悪天候のため欠航となっていたようです)



1本目は、赤土沖~ヌルガン。(今日は3本ともサメ狙いです

なっ、なんと、ハンマーヘッドの群れに会えました~。




確かに“群れ”てたけど、撮影はこれが限界・・・

ハンマーを見る時の注意点ですが、ガイドさんの合図でダイバーがダッシュして近づくと、そのダッシュにビビって逃げてしまうとのことです。

この群れの後には子供&若いハンマーの群れも出現。
他に大きめの単体2匹と子供ハンマー1匹を見ることができました。


DSへ戻ると、宿のお子さんたちとすっかり仲良くなったぺことこぼーずはDVDをみせてもらいながら過ごしていました。
(感謝です

今日の昼食はカレーです



この後、子連れファミリーが到着されました。

うちの子達よりも年齢は小さいけど、みんなで人生ゲームで遊んでいます。


2本目は、遺跡希望のゲストがいたので「遺跡」か「サメ」かを選ぶことができました。
私も「遺跡に行きますか?」と聞かれたのですが、目的は「サメハンマー」なので、サメチームで潜らせていただきました。


・・・ということで、2本目は南の根です。
人懐こい(?)子ハンマーが近づいてきました
 





気がつくとダイバーの上を泳いでいたり、中に入ってきたり・・・

しばらくついてきました





3本目、今回の旅のラストダイブです。
ハンマー ヘッドロック~中の根~南の根のコース取りで、ハンマーを狙いました。
「水面、中層、下の方でそれぞれ潮の流れが違う」(ガイドさん談)中でのダイビングでした。

後半にやっとハンマー登場・・・
ハンマーを刺激しないようにダッシュするダイバー



DSに戻って器材をサッと洗って干しました。

子供たちは島内ドライブに連れてっていただいてました。(ホントに感謝です


夕食に長命草紅芋の天ぷらが出ました


すっかり仲良くなった子どもたちは、子供同士にぎやかに食べていました。
ぺこはお風呂もガールズチームで入っていました。


今日のログ付けでは、本日誕生日のゲストのお祝いもありました



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◆与那国・3日目

2012年03月30日 | ◇◆子連れ時代の旅

【3月30日】
7:30、今朝の朝食です。

今日は昨日よりもいい天気です。
 





じつは今回、ハンマー、アオマスクの他にも「ヘルフリッチ」をリクエストしていたのですが・・・

1本目は「ヘルフリッチ」か「ハンマー」でチームを分けてくださいました。

がっ、結局み~んな「ヘルフ希望」になりました。

1本目は秘蔵ポイントです

どんどん潜降していくと、深いところにいるというヨゴレアオダイが見れました。


根の横に広がる砂地には、ガーデンイール(アキアナゴという長い種類)がいました。

(↑全く写っていませんが、確かに見えました!!)

アケボノハゼはたくさんいるとのことですが・・・

みんなが撮影している背後にヘルフリッチがいたそうです!!!!!

ゲストのお一人が、「アケボノはもう嫌ってほど見ているから、この辺にヘルフリッチがいるかな~と思って」・・・とみんなと違う方向で探していたそうで・・・
写真を撮り終えたらすぐに引っ込んでしまったそうで、みんなに教える暇もなかったようです。
(後からこの方が撮った画像を拝見しましたが、憧れのヘルフリッチが写っていました・・・

このポイントでは、他にも根のトップに群がるグルクンをカスミアジがアタックする様子なども見ることができて、ヘルフをはずしても楽しいポイントであります。


DSに戻ると、子供たちはオーナーの奥さま(宿の女将さん)&お子さん達と縄跳びをして遊んでいました。




じつは昨日の夜から、「明日一緒に遊べるようにしてみます」とお話していただいてたんです。

大喜びの子どもたち・・・私もありがたく思います。ホントに感謝です。

私も大縄に混ざって少し遊びましたが、子どもたちは「疲れた~」とのことで虫探しを始めました。


この流れで、昼食は外でいただきました。


メニューは長命草のそばです。


「長命草」はよしまる荘の庭にも生えているのをつい先ほど教えてもらったばかりです。

これを食べると長生きできるんだとか・・・(与那国では海岸に自生しているようですね。)


2本目は、島の北側、ダンヌドロップでハンマーを狙うことになりました。
ムレハタタテダイやカスミチョウチョウウオの群れを見ながら、ドロップ沿いに泳いでいきます。


ガラスハゼもいました。


“谷間”でサザナミヤッコを追っていたら・・・


頭上をハンマーが通り過ぎました



DSに戻ると、子どもたちはゲームで遊んでいました。


黒ひげ危機一髪のマツコバージョン・・・(笑)


この後、近所のお子ちゃん達も集結してみんなでかき氷をいただいていました



3本目は西崎です。
イソマグロやロウニンアジの群れがいました。




港から戻る時、ぺこもこぼーずも、それぞれ女の子同士、男の子同士で楽しそうに遊んでいるのが見えました。

やっぱり子ども同士で遊ぶのが一番ですね~。


よしまる荘から西崎の灯台(日本最西端の碑)まで徒歩圏内なので、滞在中子ども達と行ってみたいと思っていました。
明日は天気が悪くなる予報のため、今日の夕方行くことに!

せっかくだからよしまる荘のお子さんたちもお誘いしたら、夕飯を若干早めにして出かけやすいようにしてくださいました。

今晩はトンカツです

(奥は子どものプレートです。写真には写っていませんがゴーヤチャンプルーもありました)


夕食後、“日本最後の夕日”を目指してよしまる荘の4きょうだいと共に出発

お兄ちゃん達(4月から中2、小5)は速いっ!走って先に行ってしまいました~

道は分かりやすいです。


ナーマ浜を見ながら西へ進みます。
  

ぺこは女の子たち(春から小3、幼稚園の大きい組さん)と仲良しになりました。

高学年の女の子はいないけど、とっても楽しそうに遊んでいました

宿から歩くこと15分、展望台や灯台のあるエリアに到着。

うちの子どもたちだけだったら絶対「疲れた~」だの「歩きたくない~」だの愚痴の連発でしたが、お友達と一緒だと機嫌よく歩いてくれました

展望台の床には大きな地図がかかれています。


展望台から、今上ってきた道方向を撮影。


ズームしたらよしまる荘も見えました。


この碑の前で集合写真を撮りたかったけど・・・


みんな思い思いに遊んでいます。






夕日は、残念ながら雲が多くて見れませんでした



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◆与那国・2日目

2012年03月29日 | ◇◆子連れ時代の旅

【3月29日】
朝食は7:30からです。
毎朝その日の食事メニューがボードに表示されます


大人用と


子ども用です。

朝は子どもにはゼリー等がついています。(今朝はマンゴープリン

朝食後、近所を散歩しました。
テラスに猫ちゃんがいました。


そして、お隣の敷地につながれていた動物・・・
食堂の窓から見た時、「犬かな?」「いや、ヤギ?」なんて言ってたのですが・・・

なんとポニーでした(お隣さんのペットだそうです)

さすが与那国・・・スケールが違います。

港前の道をもう少し歩いてみました。


宿から2、3分のところにある漁協の港に・・・


カジキが水揚げされていました。










港で箱詰めしたりさばいたりする様子を見学させてもらいました。

漁協の隣にバス停がありました。

バスは島内の集落間を走っているようです。


与那国らしい、カジキのオブジェ。


バス停の向かいには久部良で最大の品揃えのお店、大朝商店があります。(夜9時まで営業)


このお隣には釣具屋さんもありました

久部良の郵便局はこのすぐ先です。


商店は宿から歩いて30秒くらいのところにも1軒あります。(鹿川商店




そろそろダイビングの支度をしましょう。
(子どもたちには部屋でゲームをしたりマンガを読んだりして過ごすように言いました。)

ダイビングスケジュールはボードに記入されます。


無料で鍵のかかるロッカーもあります。


今日の1本目、私は10時出港です。
15分前には船に乗っていられるよう、時間を逆算して準備します。


お風呂でウェットに着替えて、カメラを持って行くだけ・・・BC・レギュと軽器材はスタッフの方が運んでくださるので、メッシュバッグはなくても大丈夫です。
1本ごとに港に戻るしポイントも近い(ところが多い)ので、タオル類も不要でした。
(船にもトイレがあります)

1本目のポイントは久部良バリです。
女性ばかりのゲスト4人と、スタッフ2人で潜りました。
(ダイビング客は、私の滞在中女性の方が圧倒的に多かったです)

ここではすべてドリフトになります。
エントリー即潜降かと半分ビビってましたが、流れがそれほど強くなかったせいか、毎回水面で一呼吸置くことができました。

ナンヨウハギやアカネハナゴイを見ながら深度を下げます。


赤いハダカハオコゼもいました。


そして、見たいと思っていたアオマスク

この2匹が仲良く泳いでいました

マクロばかり見ていたら、カスミアジがサッと泳いでいきました。


2匹で泳いでいるハゼを発見!

オグロクロユリハゼだそうです。

水温は、どのポイントも24~25℃台・・・5mmワンピースと3mmフードベストでも寒くありませんでした。(ホッ
ボート移動中に水しぶきがかかっても、ダイビング後に濡れたウェットを脱ぎかけているタイミングで風が吹きつけても、“耐えきれない寒さ”ではありませんでした
ボートコート代わりにフリースとナイロンパーカーも持参しましたが、なくても問題ないくらい暖かかったです。

透明度はどこも「悪い」と言われましたが、それでも15~20mは見えていました。

エキジット後、器材をこんな風にウェイトベルトでとめてコンパクトにまとめておきます。


港から見たDSです。

(近い~

次の出港まで最低でも1時間あくことが多いので、シャワー・着替えをして休憩していました。

お風呂の建物に器材の洗い場があり、毎回カメラやダイコンを真水につけておくことができます。


ウェットやフードベストを干すところもあります。


宿のうらには器材を干す大きめのスペースがあります。
ここの洗濯機の「脱水機能」は無料で使わせてもらえるので、水着の脱水に重宝しました。



1本目終了後・・・ガイドさんに「サメチーム(=サメオンリー)に移りますか?」と聞かれました。
ゲストの希望によってチーム分けをしているそうですが、私はこのままだと2本目も「非サメ」、3本目で「サメダイブ」になるとのことです。

・・・迷うことなく、サメチームに変更していただきました。(とりあえずアオマスクを見れたし・・・!)

2本目は言わずと知れた大物ポイント、西崎(いりざき)です
クジラの鳴き声が聞こえる中でのダイビング・・・

ここで子ハンマーに出会いました
こっちに向かってきて正面から見るも、すぐ逃げて行っちゃいました・・・。



昼食時間はダイビングスケジュールによって変動します。
部屋にいた子どもたちを呼んで、一緒にいただきました。



子どもたちはゲームとマンガだけだと退屈のようです。
それでも昼食後は、3人で昼寝しながらのんびり過ごしました


3本目は15:30出港とゆっくり目です。
2本目まで別々だった2チームが合同で潜りました。

再び西崎(コース取りはそのときによって違います)


根も見えない間は上下左右前後が青の世界・・・(これぞブルーウォーターダイビング??)


前半は魚が1匹もいなかったんですが、後半にさしかかった頃にガイドさんがタンクを叩くので楽しみに寄って行ったら・・・
サメのシルエットが視界に入りました。

ハンマーでもない感じ・・・もしかしてジンベエザメの子ども??

興奮しながらカメラを構えた瞬間、ガイドさんが私を止めて、同時にサメのシルエットもどこかに消えていきました。

・・・なんとタイガーシャーク(イタチザメ)でした

獰猛で、どう動くか分からず危ない、危険な3大サメのうちの1種・・・。
水中で出会うのはかなり珍しいようです。

しかし、ガイドさんがサメを見つけるのも素早く区別するのもまさに神業です・・・(尊敬
このサメは、体の横に縞々の模様があって、タイガーだと気付いたそうです。
(私と同様、「ジンベエの子供かと思った」というゲストは他にも何人かいました・・・)

この後、バラクーダの群れが現れました。



夕食は18時からです。


中央のお皿のマグロの刺身は、今日一緒に潜った人が釣ったそうです
(なんと以前診療所の医師をしていた方だそうです・・・ドクターコトー?)

この後子どもたちとお風呂に入りました。

ログ付けはたいてい19:30から食堂で行われます。(自由参加です)

 夜は西崎の灯台の灯りが見えました。



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◆与那国・1日目

2012年03月28日 | ◇◆子連れ時代の旅

春休みの母子ダイビング旅行は久しぶりに国内です。
与那国での狙いはもちろん「ハンマー」
でも、寒さを心配しながらの出発でした。

メンバー:私、ぺこ(新小6)、こぼーず(新小3)
DS:与那国ダイビングサービス
託児:宿で留守番
宿泊:民宿よしまる荘
  ※DSは出港する港に至近で宿も併設しており、非常に便利です
交通:JAL(大阪=那覇=石垣;乗継割引28、 石垣=与那国;往復割引
  ※11歳までの子どもは小児運賃と比べて安い方が適用になります。
   (乗継割引28小児特別乗継割引が、往復割引小児普通運賃が適用される場合あり)
  ※発着空港やスケジュールにこだわらなければ、ダイビング付きツアーの方が安い場合もあります。
スケジュール:1日目 自宅→那覇→石垣島→与那国島、与那国泊
         2日目 ダイビング、与那国泊
         3日目 ダイビング、与那国泊
         4日目 ダイビング、与那国泊
         5日目 与那国島→石垣島→那覇→自宅


                              

【3月28日】
伊丹空港からの出発です。 
(JAL側の出発ロビーには小さい子ども向けの遊び場がいくつかありました)


今回、往復共それぞれ3区間乗ります。(大阪=那覇、那覇=石垣、石垣=与那国)


預けた手荷物は最終目的地の与那国で受取ります。


春休みだからか、沖縄行きは家族連れや若い子のグループで混んでいて、機内もにぎやかです。
(クラスJに空席があるのみ)

機内サービスは、ドリンクと子どもにおもちゃのプレゼント。

数種類のドリンクの中から、子供たちはシークヮーサーをチョイス。
飛行機のプラモデルにこぼーずは大喜び。ぺこの分も自分のものにしていました。


那覇には11:30過ぎに到着しました。
早速水槽を眺める二人・・・。


砂地にはガーデンイール。

近くにいたお兄さんグループも「かわいい~」と言いながら見ていました


那覇での乗り継ぎは3時間半ほどあります。
ちょうどお昼の時間なので、Jef(ジェフ)(サンライズ那覇店)まで行って沖縄っぽいハンバーガーを食べることにしました


ゆいレール県庁前駅から歩くこと15分・・・
外は暑くて、半袖でちょうどいいくらいです。(日差しも強い~

ぬーやるバーガーのセットです。

ゴーヤ入りの卵焼きとポークランチョンミートが入っているのが沖縄っぽいのよね~

出てくるまで時間がかかったけど、できたてのあつあつ
しかもおいしい
こぼーずはチーズバーガーを頼んでいましたが、「〇ックとは違う、おいしい()」と言ってました。

この後国際通りで沖縄限定お菓子を買ってから空港へ戻りました。


次は石垣へ


機内のダイビング雑誌を読んでいるうちにウトウト・・・
そしてあっと言う間に到着。


ちょっと残念なことに、与那国行きまで待ち時間が2時間近くあります。
(この1便後がベストだったのに取れませんでした


外に出るのも時間が中途半端なので、そのままゲート前の椅子でボーっと待つことにしました。

(↑さすがにガラガラです・・・)

やっと搭乗開始。


飛行機までバスで移動します。


定員40人ほどの、小さなプロペラ機でした。
 

乗客の中で子どもはうちの子達だけだったかな・・・上空でシールをいただきました。


与那国到着!






ターンテーブルで荷物が出てくるのを待ち構えていたら・・・中央に島の模型

(楽しいですね~

DSスタッフの方のお迎えで、宿まで移動します。
宿は久部良の集落にあり、空港から車で10分ほどです。
(途中、車窓から見える牛やヤギに大興奮の子ども達です


心配していた寒さですが・・・暑かったです!
滞在中、子どもは半袖でも大丈夫、素足にビーサン(クロックス)でもオッケーでした。
の日でも大丈夫でした)

これからお世話になる与那国ダイビングサービスと、併設のよしまる荘です。
(翌日以降に撮影した写真もあります)


まずお部屋に通していただきました。
8畳で広いです!!

エアコンは「暖房」もあるから、真冬でも快適そうですね。

テレビは教育テレビ(Eテレ)もうつります。(いまだに子ども番組が大好きなうちの子・・・
小さな机には虫除けとティッシュペーパーの箱が置いてあります。


トイレ、シャワー、洗面台もあります。(シャンプー、液体石鹸もあり)
 

部屋の窓から海と西崎の灯台が見えました。


廊下には共用の冷蔵庫(上段は冷凍庫)があります。


コインランドリーは洗濯が1回200円(4.5kg、洗剤の用意もあり)、乾燥機は20分100円(4.5kg)です。


近くに物干し竿もありました。


1階にはマンガ本がたくさん

(私は初めてONE PIECE を読みました

食事はDS側の建物にある食堂でいただきます。
夕食です。


子ども用はワンプレートで大人と同じ内容です。

超おいしいです~~~(満腹~


お風呂は男女別になっています。(利用時間は8:00~22:00)


ダイビング前のウェットへの着替え、潜った後のシャワーや入浴もここでできます。

(着替えをロッカーに置いておくこともできます)

個別のシャワーは5つあります。

宿の方にも男女1か所ずつシャワーがあり、ダイビング後で混み合っている時などそちらも利用できます。

大浴槽に大はしゃぎの子どもたち。

(大浴槽は11月~5月の期間限定のようです)

こぼーずはもう“男湯”の年齢ですが、誰もいない時を狙って母子3人で利用しました。


21時、「恋はみずいろ」のメロディの放送が流れました。
(沖縄の他の地域でも流れていたような・・・
部屋は窓を閉め切ると暑かったですが、網戸にしておくと長袖長ズボンでちょうどいい感じでした。


◆与那国・2日目 へ

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