旅と潜水の雑記帳

旅して、潜って・・・の記録です。
特に記載がない限り1人で旅してます。

☆イタリア シチリア・マレッティモ島(2024年8月)その5 トラパニ~パレルモ~帰国まで

2024年08月17日 | ☆海外の旅

トラパニからパレルモへ        

預けていたスーツケースを受け取り、バス停へ。

トラパニからパレルモバスターミナル(鉄道の駅の近く)までバスで移動します。

チケットはOmioで購入しました。(PCサイトよりもアプリの方がほんのてょっとだけ安かったよ)。

 17:00   Trapani, Via Ammiraglio Staiti (Porto) 2h 00
 19:00   Palermo, Via Tommaso Fazello (Terminal Bus)
 チケット¥1,718、サービス料金¥170、合計金額(税込)*¥1,888

 

ここのバス停でいいのかな・・・(フェリーを降りたところのすぐ近くです)

同じように待っている人に聞いてみたら、

「SEGESTAのバスなら、そこの看板にもあるからここで合っているよ~」と言われました。

なるほど、私が乗るバスのチケットには「SEGESTA」と書いてありました。

その人はパレルモ空港まで行くそうで、「同じバスだね」と言われて心底安心

 

やがてだんだん人が集まってきて、さらに安心度アップ

来た来た!

・・・だけどこのバスは、運転手さんに「(このバスは)空港まで。シティには行かない。」って言われちゃいました

そっ、そんな~。

一気に不安が押し寄せます。

 

そして空港行きのバスが来てから5分以上経過した頃、今度は2階建てのバスが来ました。

このバスにも「空港」って書いてあるけど、これがパレルモバスターミナルに行く便でした!

大きな荷物は自分で扉を開けて入れます。(他の乗客が手伝ってくれました。感謝

乗るときに運転手さんにチケットを提示します。

 

17:00、トラパニを出発。空席多めでした。

充電もできました。(変換プラグが必要)

ビーチで海水浴する人々。

バスもなかなか快適です

 

 

パレルモから帰国まで         

パレルモ中央駅(Palermo Centrale)が見えてきました。

18:45、パレルモ中央駅(Palermo Centrale)近くのバスターミナル(Terminal Bus Palermo - Grandi Stazioni Rail)に到着。(定刻は19:00着)

バスターミナルから中央駅までは歩いて5分ほどでした。

駅構内にマクドナルドあり。

私の乗る予定の電車は5番線から出発するのね。

ちょっとだけ駅を探検。

おぉ、これが噂の、切符に日付を刻印する機械!

ネットで調べると、切符に打刻を忘れると高額な罰金を取られるとありますが、

私はウェブサイトでチケットを購入していたので、オンラインチェックインをしたからこの機械を使うことはありませんでした。

 

出発まで2時間くらいあるので、夕飯を食べられるお店を探しに行きました。

駅を出るとトラムが見えてきました。

駅周辺のお店をGoogleマップを頼りに歩きまわるけど、どこも閉まってる・・・

やっと見つけたお店、Trattoria Al Sorriso

店員さんもウェルカムな感じで招き入れてくれました

19:15、私が一番乗りだったみたい。(この後お客がたくさん入ってきてたよ

注文はQRコードで。

イタリア最後の夜、ワインを頼んじゃったー (これ、飲みやすくておいしかった~

店員さんお勧めの "代表的なシチリア料理の前菜”、イワシ(手前)とタラ(パンの左側)。

タラの身をほぐして野菜と混ぜて揚げたみたいね。( ↓ 断面図)

パスタのお勧めを聞いたらイカ墨スパゲティと言われたので、それも注文。

↑ これは14ユーロ(≒2,334円)、その他は値段を忘れました。

 

おいしかった!お腹いっぱい!

また酔っ払ってフラフラだけど、駅から100メートルくらいだから大丈夫でした



そしていよいよ!この旅のもう一つのメインイベント、夜行列車の乗車です

 

列車の予約はこちらのサイトでしました。

トレニタリア( Trenitalia )

イタリアのJR?のような位置づけみたいです。

↓ PC画面、右上に言語選択ボタンがあります。

英語に変更。(日本語はありません。英語ならどうにかなります。)

出発駅と到着駅、日にちと時間、往復or片道、人数を入力して「SEARCH」をクリック、出てきた中から選びます。

「PURCHASE」(=購入)のボタンを押してから10分のカウントダウンが始まります。

 10分以内に必要事項を入力して支払いまで完了しないと最初からやり直しです

 

パレルモ中央駅(Palermo Centrale)からローマ空港の駅(Fiumicino Aeroporto)まで一度に購入。

8月のこの路線は6月中旬に発売になっていました。

2回乗り換え(3本の列車)です。

 

《1本目》

Train:  InterCityNotte  1958
Departure: Palermo Centrale (time: 21:10);  Arrival: Napoli Centrale (time: 07:23)
Coach: 8; Seat: 51,
Fare: Super Economy;  Service : Cuccetta Comfort 4 Posti - Donna;
Total Price: EUR 44.90(≒7,487円)

・・・夜行寝台でこの値段は安い方かな。

この列車はローマのテルミニ駅が終点だけど、そこまで乗ってたら空港着が遅くなるのでナポリで速い列車に乗り換えます。

 

《2本目》

Train:  Frecciarossa  9622
Departure: Napoli Centrale (time: 07:45);  Arrival: Roma Termini (time: 09:00)
Coach: 2; Seat: 13D,
Fare: Super Economy;  BUSINESS
Total Price: EUR 29.90(≒4,986円)

・・・日本でいう新幹線みたいなものかな?

 

《3本目》

Train:  Regionale Veloce  4600 (Leonardo Express)
Departure: Roma Termini (time: 09:20);  Arrival: Fiumicino Aeroporto (time: 09:52)
Seat : Seats (only 1) Service : 1
Total Price: EUR 14.00(≒2,334円)

 

出発ホームは6番線に変わってた!

これだ~~~

インターシティノッテ・・・ノッテとはイタリア語で「夜」を意味するのよね。

乗りまーす ワクワク~

1部屋に4つの寝台があります。

チケットを買うとき性別を選択できて、同室は同性同士でした。(同じ車両には男性もいます)

大きな荷物は下段ベッドの下や窓の上のスペースに置くことができます。

下段の中央には小さな机(壁に収納できる)、寝る前は上の席の人も下に座ってます。

 

こちらは共用の洗面台。

トイレはトイレットペーパーもハンドソープもあり。

座席には一人分のシーツ&毛布、枕、水。

平たい箱には固形石鹸、ウェットティッシュ、袋入りの白い紙はおそらく使い捨て便座シート。

充電は、コンセントプラグ or USB のどちらからも可能です。

車内で検札がありました。

イタリア人(?)はチケットの他に身分証明書のようなカードを見せていました。

私はチケットとパスポート、さらにメールの画面も見せるよう言われました。(予約ナンバーが必要だったみたい)

 

出発は21:10だけどなかなか発車しない・・・

15分遅れでようやく発車~

 

やがて同室のおばさまが寝具をセットし始めたので、私も真似してセットしてみました。

(好きなタイミングでセットしたらよいみたい)

難しくて悪戦苦闘していたら、「こうやるのよ~」という感じでやってくださいました

シーツは「わ」の方を座席の隙間に入れ込みます。毛布はシーツの上にかけて奥側を座席の隙間に入れ込みます。

(こうすればズレ落ちない!)

人間はシーツとシーツの間で寝ます。

車内はエアコンが効いてますが、寒すぎることはありませんでした。

 

同室者はパレルモ出発時は3人で、途中の駅で1人乗ってきて満室になりました。

梯子は下段ベッドの下においてあり、客が使う時に自分で立てかけます。

寝台ごとのカーテン類はありません。

部屋は中から鍵をかけることができます。

 

やがて列車はメッシーナ駅に到着。

この後ゆっくり進んで・・・

なんとここは船の上! 船にレールが敷かれているのです!!

列車ごと船に積み込まれています!!

列車を降りて、階段から船の上部の甲板へ行けます。

おぉ~~~、海を渡ってる~~~

今いるのは こっこでーす

船には椅子もありました。

車両をこんな風に見ることなんてそうそうないよね。

"鉄子”の血が騒ぐぜ。

20分ほどの船旅で対岸のヴィラ・サン・ジョバンニ駅に着きました。

船内放送が流れた後、みんな列車に戻っていたので私も戻ります。

いやぁ~、じつにいい経験でした。

いつか乗りたかったこの列車と船、念願かなった瞬間でした

この後はぐっすり眠りました~

 

 

翌朝、この辺りを走行中に、

コーヒー(エスプレッソ?)が配られました。砂糖入りでお願いしました。(無料です)

朝日が見えた~

飲み物と、「甘いのかしょっぱいのかどちらか」も配られました。

( ↑ しょっぱい方を選択したよ)

 

サレルノ駅停車、この写真は6:47の撮影でした。

おっ、ベスビオ火山かな。

やがて都会的な風景が見えてきて・・・

7:30、ナポリ駅到着。パレルモ出発が15分遅れだったけど、ナポリで7分遅れまで取り戻してました。

夜行列車はローマ・テルミニ駅が終着だけど、飛行機に間に合うか微妙なためナポリで高速列車に乗り換えます。

7:45発のミラノ行きに乗ります。

値段があんまり変わらなかったので"ビジネス”にしたよ

2-1列のなんとも贅沢な座席配置。

車内のモニターで確認、次はローマ・テルミニ駅です。

車内放送ではWi-Fiあるみたいなことを言ってました。

ここでも検察があってパスポートとチケットを提示しました。

 

車窓からベスビオ火山(と思しき山)。

 

出発して15分後、朝食が配られました。

飲み物は何にするか聞かれてせっかくだからコーヒーにしたら、

「ブロークン、ワンモメント」とポットを軽くたたきながら去って行きました。

ポットが故障しててコーヒーを注げない、ということか?

(ティーかコーラなら確実に飲めたけど、ここは妥協したくはなかった・・・)

 

その5分後、別の人がエスプレッソ専用ワゴンで回ってきました。

苦い!でも、これぞイタリアの味!

この後ローマに着くまでに、「ブロークン、ワンモメント」と去っていったスタッフの方は戻ってきませんでした。

 

テルミニ駅が見えてきました。

8:50、ローマ・テルミニ駅着(定刻は9:00着)。

イタリア版新幹線()、めっちゃ乗り心地よかったです

 

次に乗る列車は、まだホームが表示されてません。

出発10分前になって表示されました。

23番ホーム・・・

この列車かな???

ではなかった!

 

同じホームに2つの列車が停まっていて、手前(駅の中心側)ではなく先端側に停まっていた列車が"正解”でした。

レオナルド・エクスプレスローマ・テルミニ駅とフィウミチーノ空港駅をノンストップ・約30分で結ぶ列車です。

この列車は自由席でした。

充電もできます。

9:20、テルミニ駅を出発。

9:52、フィウミチーノ空港駅到着。

飛行機のマークの方向に歩きます。

シンガポール行きはターミナル3からの出発です。

オンラインチェックインしていたから、「インターネットチェックイン」の列へ。

この後の保安検査も出国もすんなり進みました。

 

免税店で、

ビスコッティとチョコレートを購入。(けっこう高いのよね

※レジ袋は有料です。

 

ゲートへ向かいます。

 

この便では足元が広い席! 12時間の長旅もこれなら快適だね。

購入時の座席指定ではこの席は「有料席」だけど、48時間前からのオンラインチェックインの時には無料で選べました

もちろん最初に選択していた座席から変更したよ~

しかも隣2席が空席でラッキーーーーー (この便は空席がポツポツありました)

 

12:00、ローマを出発。まずはビール。

 

13:00すぎに機内食。

帰りのローマ→シンガポールでも特別食をリクエストしました。

 

SQ  365  FCO - SIN

Lunch : Special Meals - Vegetarian Vegan Meal

※行きはVegetarian Indian Mealでしたが、帰りはVegetarian Vegan Mealにしてみました!

 

2回目の機内食はバンコク上空辺りで。

SQ  365  FCO - SIN

Breakfast : Special Meals - Vegetarian Vegan Meal

個人的には Veganがおいしかったです

 

6:00、シンガポールに到着。

到着したターミナルは「2」、大阪行きも「2」です。

ターミナルは同じでもゲートは遠く、けっこう歩きました。

乗り継ぎは2時間30分でかなり余裕あります。

8:30、シンガポールを出発。

最後はおとなしくジュースで。

 

石垣島上空辺りで、

この旅最後の機内食です。

特別食ではなく、普通のメニューからBaked Pasta, Chicken Tomato Ragoutをチョイス。

食後には塩キャラメルアイス

 

15:40、関西空港に到着(定刻は16:10着)。

 

ついに終わってしまったBigイベント。

マレッティモ島は人も街も海も素敵なところでした。

マレッティモ、シチリア、イタリア、もう大好きだよ~~~~~

 

~完~

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☆イタリア シチリア・マレッティモ島(2024年8月)その4 マレッティモ島からトラパニへ

2024年08月17日 | ☆海外の旅

マレッティモ島からトラパニへ         

9:55の船でトラパニへ向かいます。

(来るときはマルサラ港からだったけど、帰りはトラパニ港へ。)

港には係の人がいて、チケットのQRコードを読み取った人だけを通過させてました。

9:40、港でDSの船をお見送り。

「チャオ~!グラッツェ~!」思い切り手を振りました。

トラパニ行きの船が来ました。

2階建ての船です。

けっこうたくさん降りてきて、たくさん乗りました。

トラパニ行きは定刻(9:55)に出発。

船内はエアコンがよ~く効いてました。

途中、レヴァンツォ島では少しだけ乗ってきて、

その後のファビニャーナ島では結構な人数が降りて、たくさん乗ってきてました。

 

トラパニの街が見えてきた~。

 

11:20、トラパニ着。

トラパニで観光するので、スーツケースを預けたい・・・。

Googleマップで探したら何か所か出てきて、

一番近いTrapanibags( ↓ ピンクの矢印のところ)に預かってもらうことにしました。

道路を挟んで向かい側がフェリーターミナルという立地です。

料金はこちら。

Googleレンズで翻訳。

営業時間がお店によって違うようなので要確認・・・昼休みをとるところもあるようです)

 

旅行後、Radical Storage の存在を知りました!アプリをダウンロードしておくといいかも

 

身軽になったところで、目指すはエリチェ

バス乗り場を探すのだけど・・・

聞く相手によって場所が違う

時間も限られてるし、ここはタクシーを使うことにしました。( ↓ 再掲)

エリチェのケーブルカー乗り場まで、と言ったら「20ユーロ(≒3,335円)」と言われました。

港から10分ちょいでケーブルカー乗り場に到着。

そしてここでこの旅最大のトラブルが発生します。

ケーブルカーのチケットは、事前にネットで購入していました。(往復11ユーロ≒1,834円)

チケット購入後、普通QRコードとかが送られてくると思うけど、メールで「Internet Order Number」の連絡がきただけでした。

このメールでケーブルカーに乗れるのか?・・・問い合わせ窓口にメールを送ったけど、返信は無し。

きっと「Internet Order Number」を窓口で見せれば大丈夫かな~と考えて現地に来ましたが、それは間違いでした。

 

チケット売り場でメールを見せて、チケットは購入済であることを伝えたけど、これでは乗れないって

いやいや、決済もされてるんだから、乗れないってことはないでしょ~!

他にメールが届いてないか検索したけど、この1通だけです。

 

やがて係の人に ↓ のサイトを案内されました。

https://funiviaerice.skiperformance.com/en/winter/store#/en/winter/buy?skugroup_id=4625

このサイトにログインしたら、私の購入履歴が一瞬だけ反映されて、すぐに消えました。

係の人にサイトを一緒に見てもらってたので、消える前に購入履歴を確認してもらえたのが不幸中の幸い、

私が購入済であることを分かってもらえました。

なんとも怖すぎる・・・

しかも私が購入したウェブサイトはいつの間にか「403 Forbidden」になっていることが後から判明。

このケーブルカーのチケットはわざわざ事前に買わなくても現地購入でも問題ないです。

 

とりあえず乗ることができました。(30分は無駄にしたよ~

歩きや車で登ることもできます。

約10分でエリチェ側のケーブルカー乗り場に到着。

そしてすぐにトラパニ門に着きました。

次の行程を考えたら約2時間で下りのケーブルカーに乗らなくてはならないんだけど・・・

まずは聖母被昇天大聖堂の鐘楼へ。

鐘楼で各種チケットが売られています。

それぞれ2.5ユーロ(≒417円)、7カ所入れる共通券は6ユーロ(≒1,000円)です。

・・・よく考えずに共通券を買いました。(購入者は冊子をもらえます。英語版あり、日本語版なし。)

 

1カ所目の聖母被昇天大聖堂の鐘楼を上ります。

狭い階段、すれ違いは譲り合って、です。

途中にちょっとした空間があるので休みながら上れます。

あまり混んではいなかったかな。

そしてトップに到着。

いい眺め~。

遠くに霞んでいるのはファヴィニャーナ島とレヴァンツォ島かな・・・。

塩田も見えるね。

エリチェの街。

降りながら、隣のドゥオモを撮影。

2カ所目、鐘楼の隣のReal Chiesa Madrice Insigne Collegiata (Real Duomo di Erice)へ。

 

3カ所目、Ruderi Monastero。修道院のようです。

 

4カ所目、Chiesa di San Martino(サン・マルティーノ教会)

天井画が素晴らしかったです。

 

街の一コマです。車がけっこう停まっていました。

道路にテーブルが並んでいるその脇を通ります。

お昼を過ぎているけど、レストラン(リストランテ?)はどこも大盛況でした。

雰囲気よさそうなお店がたくさんありました。

5カ所目、Chiesa Di S. Pietro

 

街の一コマその2、お土産屋さんもたくさんありました。

 

6カ所目、Chiesa di San Giuliano(サン・ジュリアーノ教会)

 

街の一コマその3、馬の表情がコミカルでした。

 

次は最後。

っと、その前に、男女のシルエットの標識が目に入ったよ。

Googleレンズで翻訳したら「キスの義務」とあった。

ん~~~、情熱的~。やっぱここはイタリアだね~~~。

 

 

ではラスト、7カ所目のChiesa di San Giovanni Battista(サン・ジョヴァンニ・バッティスタ教会)へ。

この教会の先からも、

いい眺めが広がっています。

7カ所コンプリートするのに1時間半かかりました。

「共通券」はレシートのようなペラペラの紙( ↓ の写真の左の紙)で、入場する時にボールペンで印をつけてました。

冊子の地図とGoogleマップを見比べながら休憩ナシでひたすら歩いたよ(水分補給は必須です)

日差しは強烈だけど、日本と違って湿度が低くカラッとしている分、屋外でもなんとかなります。

スタンプラリーさながら・・・ちょっと慌ただしかったかな。

教会の数を絞るか、街の中には宿泊施設も多いから泊まってゆっくりまわる・・・というほうがよかったかな

 

では帰ろうか・・・。

 

トラパニ門目指して歩いてたら、カフェ?発見。

まだ食べていなかったシチリア銘菓、カッサータがあるではないか~!

一つ7ユーロ(≒1,167円)です・・・。

断面はこんな感じ。

感想は「めちゃくちゃ甘い」です。(ついでに店員の態度も今ひとつでした)

 

さらにトラパニ門に近づいて・・・( ↓ の写真、トラパニ門のすぐ脇から撮っています)

↑ の右側のお店、ちょっとのぞいてみました。

わゎっ、ここのカッサータ、おいしそう!!!

ついでにカンノーロはクリームが詰まってない状態で置いてある!!!

ここのお店までたどり着けなかったのを激しく後悔しました・・・

(これ以上食べられる状態ではなかったので、泣く泣く諦めました・・・)

 

トラパニ門を出てすぐ、バス停があります。

本数少ないけど港まで行く便もあるみたい。(確実な情報ではありません)

 

下りのケーブルカーはすんなり乗れました。

 

ケーブルカーを降りてすぐ、タクシーは見つかりました。(この時点で15:30)

10人くらい乗れそうな大きな車に一人しか乗ってないのに、来たときよりも安い15ユーロ(≒2,501円)でした。

 

そしてトラパニの街の中にあるCattedrale di San Lorenzo(サンロレンツォ大聖堂)へ・・・

・・・って、閉まってました~

とりあえず大聖堂を1周して、フラフラ歩いてみました。

 

噴水、Fountain of Saturn発見。

この近くには食べ物・飲み物の自販機コーナーもありました。

 

やれやれ、一息つこうか・・・。

こちらのお店、スーツケースを預けたTrapanibagsよりもちょっとだけ東方向に行ったところにあります。

果物は2つ選べます。

ピーチとメロンのスムージー、4ユーロ(≒667円)。

冷たくておいしかった~!生き返りました~!

 

港のチケットオフィスのトイレ情報です。

便座がありませんでした。(イタリアでは便座ナシは多いらしい)

流す時は右の黒くて丸いのをポチっとします。

トイレットペーパーも備え付けてありました。

洗面台にはハンドソープもありました。

 

 

☆イタリア シチリア・マレッティモ島(2024年8月)その5 トラパニ~パレルモ~帰国まで へ続く

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☆イタリア シチリア・マレッティモ島(2024年8月)その3 ダイビング、トレッキング

2024年08月17日 | ☆海外の旅

ダイビング              

DSは島内に3軒あります。(Google Maps調べ)

3軒全てにメールを送ったらどこも丁寧で大歓迎な感じのお返事でした。

(返信が遅めかも知れませんがそこはじっと我慢

「7日間、宿泊込み」とか「トランスファー込み」のプランも提示してもらえます。

「3日で250ユーロ(≒41,690円)(6ダイブランチ付、器材別)」というプランはどのDSにもありました。

どこも親切な返信で迷ったけど、一番返信が早かった Blue Tek Diving にお世話になることにしました。

 

DSのオフィスはこちらです。あまり目立たず、一見分かりにくいかも・・・

向かい側の"タバッキ”が目印になるかな。( ↓ の写真は再掲)

オフィスには書類の記入と支払いの時に立ち寄りました。

支払いは100ユーロ(≒16,674円)を保証金として事前に払います。

最終日に残りを支払うときはクレジットカードも使えます。

ログ付けできる雰囲気ではなかったかな・・・オフィスでスタンプを押せる他、シールももらえました。

ダイビングは港へ直行直帰というスタイルでした。

 

【ダイビング1日目】

3日間で6本潜りました。

船の様子です。

水はフリーです。コップにテープを貼ってマジックで名前を書いておきます。

器材は、今回私は乾きにくくてかさばるウェットスーツとBCだけをレンタルにしました。

タンクはスチール15ℓ。空気はコンプレッサーからタンクに充填されるので、タンク交換は不要です。

レギュレーターの付け方が分かりにくく、そこは毎回スタッフの方に確認をお願いしました。

 

毎朝9:15に来るよう言われますが、実際出発するのは9:45頃でした。

毎日、同じくらいの時間に他のDSの船も出発していました。

トイレも完備。

上には日陰の部分もあります。

ダイビングをしない人も乗船していました。

ブリーフィングはイタリア語ですが、スマホの電波が届かないところだと翻訳アプリが使えません

私は英語を話すスタッフが毎回個別に担当してくださり、

分かりやすいことばで時には図鑑を見せながら、とても丁寧に対応していただけました。

 

初めての地中海、潜りまーす!(船の横からジャイアントでエントリー)

このような"草”の風景が多かったです。

毎回アンカリングします。

潜降&浮上の時鎖を持ちながらできるか否かはポイントによりけりでした。

(船から離れたところまで水面移動するポイントもあった)

 

ガイド1人に対して4人のゲストでした。

他のゲスト同士でバディ、と言われたこともあったけど、基本的にガイドについていく日本と同じようなシステムでした。

 

どのポイントも透明度はよかったです。20mは見えてたかも。

 

水温は、私のダイコンでの記録は6本潜ったすべてが20℃を切っていて、最低のところは16.8℃でした

一律に冷たかった訳ではなく、同じポイントでも冷たくてキーンとするところとぬるいところ(26℃台)と差が激しかったです。

欧米の人でTシャツとか水着だけで潜っている方をたまに見かけますが、

今回そのような人はいなくて、ワンピースでフード率高め、ドライの人もいました。

レンタルしたウェットスーツは5mm(ペラペラではなくしっかりしている)、フード一体型で

個人的にはこれなら全く問題ありませんでした。

 

水深は深いポイントが多く、6本中4本でDECO表示が出ました

もちろん出ないように気をつけていたんだけど・・・(他のゲストもダイコンをめっちゃ気にしてた)

最後の安全停止中にガイドさんに「あとどのくらいの時間で浮上できそう?」と身振り手振りで聞かれても

"3分カウントダウン”がまだ始まらないタイミングだったりで、それをきちんと伝えられず・・・

ダイコン見せても分かってもらえたかどうか不明だったけど、

毎回きちんと減圧停止→安全停止が終わるまで待っててもらえました。

 

それから日本との違いを実感したのは、時間の流れ方。とにかくゆっくりです。

潜るときだいたい3つのグループに分かれていたのですが、

「あなたは2ndグループね」と言われると日本の感覚だと「あっ、2番目ならすぐ準備しなきゃ」というところですが、

急いで準備していると「まだだよ~」と言われます

1stグループが船に戻ってくるタイミングで2ndグループが泳ぎ出す、というイメージでした。

 

水面休息の時間はたーーーっぷりありました。

 

1本目の後にランチです。だいたい13:00過ぎてからです。

最初にパンとチーズ、サラミ、トマトのオリーブオイル漬け?等が出てくるのは毎回同じ。

皆さん、パンに具をのせたり挟んだりして食べていたので、私もマネしていました

パンが出てから20~30分後に、パスタが登場。このパスタは毎日変わっていました。

 ↑ この日はミートソース。船内で調理してて、熱々です。

食後にはメロン。

最後、コーヒー(エスプレッソ?)で締めくくります。希望すれば砂糖も入れてもらえます。

 

2本目はだいたい15:00開始です。

地味な魚が多い中での、カラフルなベラ(?)たち。

 

そしてバラクーダの群れ。

 

この魚もよく見かけました。調べたらその名も「地中海ブダイ」というらしい。

 

その他にも群れは時々見かけました。

黒いスズメダイ?もよく見かけました。

青くて小さいスズメダイ?。

 

2本潜って港に戻ってくるのは17:00~18:00頃です。

 

 

【ダイビング2日目】

昨日と一部メンバーは入れ替わってたけど、基本的にみなさん長めのバカンスを過ごしているようです。

2回目に会った時の挨拶は「チャオ~!」です

今日の1本目のポイントは、エントリー後潜降するところまで水面移動しました。

メンバーがそろうまで水面で待ちます。

エキジット直前、先にダイビングを終えた人が泳いでいました。

 

今日の水面休息の場所は、エクスカーションと思しき船がたくさん停まっているところでした。

ランチタイム~

 

2本目は港の近くのポイントでした。

遠くに見えるのはファヴィニャーナ島とレヴァンツォ島かな?

 

ブリーフィングで「アンティークの壺がある」と言われたけど、これですね。

小規模なケーブをスイムスルーするのも面白かったです。

この方は北イタリアから来ているPさん。

ダイビングの写真を見せてくれて「アンダマン・ニコバルで潜ったきた」と言ってました。

Pさんとはその後WhatsAppで写真のやり取りをさせていただきました

 

 

【ダイビング3日目】

潜るのは今日が最後。

真ん中はPさん。「写真撮ってよ~!」と言われ、パチリ

 

今日の1本目はなんと・・・

Cattedrale(カテドラル)です(DSのホームページでの説明はこちら

ここに潜りたくて、この島を選んだんです

途中にある、何かの像?と思われるもの。

ここに潜れてホントによかった!

このポイントの記載を見つけてから、この旅の最優先事項にしたくらいなので・・・

ちなみにここに潜りたいという希望は伝えていました

ここで潜れると知って大喜びしてたら、若い男性スタッフさんから

「今日は寿司(でお祝い)だね」って言われました

 

水面休息です。

本日のランチ。

海をバックにパスタを撮ってたら、他のゲストが「お皿を持つよ~」と言ってくれました(感謝)。

 

いよいよこの旅でのラストダイブ。

ウミウシはあまり見かけませんでした。

ハナダイ系??ライトを当てると赤っぽい色でした。

ガンガン泳ぐ感じではなかったのはワタシ的にはありがたかったです

とうとう終わっちゃったー

ゲストは15人くらい、年齢層は高めでした。

日本人(というかアジア人)は私一人だったけど、皆さん普通に接してくださったのは嬉しいです

ミラノ在住の女性(おそらく同年代)からは「仕事で日本へ何度も行ったのよ、東京とか大阪とか」と話しかけられました。

なんと、小児の心臓を専門にしている医師で、日本の医師と共同で難しい治療にあたっているとのことでした。

(今回バケーションで来ているそう

2本目終了後、持参したビールを「飲むかい?あげるよ~」と言ってくれた方もいたし(少しだけいただきました)、

みなさんマイペースに「今」を楽しんでいる感じでした。

はるばるここまできてホントによかったです。



トレッキング             

マレッティモ島を発つ日は、早朝にトレッキングをすると決めていました。

島のトレッキングルート(Percorsi trekking)について、こちらに詳しく紹介されています。

時間も限られているので一番短くて簡単なコースにしました。

スタートしたのは6:30。

街の中にも看板があります。

念のため地図を印刷して持参しました。

Case Romaneを目指します。

朝日が見えた~

上り坂が続きます。傾斜はキツかったりゆるかったりです。

6:50、橋を通過。

まつぼっくりがたくさんありました。

けっこう上まで来ました。

7:10、目的地のCase Romaneに到着。

 

 

 

戻ろうとしたら、「13分で行けるSOSTA」というところがあって、ここに寄ってみることにしました。

(この時点で7:25)

7:35、なんか見えてきた~

GoogleマップではSentiero da Case Romane al Telegrafo-Semaforoというところみたい。

ここでお弁当食べるのも良さそう

バーベキューもできる?イタリアだからピザを焼く? 

7:45、元のルートに戻りました。

下りは歩くのも速いね。

この辺りで8:00になり、教会の鐘の音がここまで聞こえてきました。

犬に追い越されました

人とすれ違ったのは、

・一人の青年
・年配のカップル
・一人の女性

くらいでした。

マレッティモの街。

教会付近を拡大。

泊まっていた宿も見えたよ~。

スタート地点に戻ったのは8:15でした。

 

トレッキングは昼だと暑すぎるかもね。早朝で正解でした

一番簡単なコースだったけど、トレッキング気分はじゅうぶん味わえました~

 

 

☆イタリア シチリア・マレッティモ島(2024年8月)その4 マレッティモ島からトラパニへ へ続く

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☆イタリア シチリア・マレッティモ島(2024年8月)その2 マルサラからマレッティモ島まで、島の宿・街・食事

2024年08月17日 | ☆海外の旅

マルサラからマレッティモ島まで、島の宿・街・食事

お店を出て約10分、15:40にフェリーターミナルに着きました。(たいして酒に強くない私はヘロヘロでした

 

シチリア⇔マレッティモ島間は、Liberty Lines Fast Ferries の船で移動します。

この間のチケットは、Direct Ferries(ダイレクトフェリーズ)というサイトでも購入できます。

日本語設定もできて便利ですが、船会社(Liberty Lines)直で買う方が安いです。

Direct Ferries(ダイレクトフェリーズ)はサービス料という名目で1,000円強の上乗せがあります。

 マルサラ→マレッティモは ¥4,153(このうち¥1,000くらいは手数料)、

 マレッティモ→トラパニは ¥3,979(このうち¥1,000くらいは手数料)でした。

Liberty Lines Fast Ferries のサイトは、日付を入力しても次の画面でずれていること多いので要注意!

・・・私は船会社直で買おうとしたけど最後の最後で何故か決済できず、Direct Ferriesで買いました・・・

 

あの船かな?

事務所はクローズ。(出港15分前から受付って言われました)

事務所の隣の待合所では赤ちゃん連れのファミリーがいました。

・・・15分前になっても動きがない(チケットには30分前にはチェックインって書いてあるのに

待合所のファミリーに「マレッティモ(に行くの)?」ときいたら「シー」と言われ、少し安心。

(この人たちがいなかったら私の不安はスーパーMAXだったに違いない・・・)

 

やがてワラワラと人が船に向かい出しました。(この時点で10分前・・・みんなどこにいたの?)

チケットを印刷していたので、それを見せて乗船します。

 

船内の様子。けっこう空席ありました。

16:30、マルサラ港発。

途中、17時過ぎにファヴィニャーナ島に停まりました。(ここでほとんど降りていました。)

 

 

 

日本を出てから31時間以上経過した17:45(日本時間 0:45)、シチリアのマレッティモ島に初上陸~

("マレッティモ”ってなかなか覚えられなかったけど今はすぐに出てくるよ~

白い壁に青い窓の家が並んでいます。素敵~

 

宿、DSは港から徒歩圏内です。

↓ 港(右の青矢印)、DS(赤矢印)、宿(中央の青矢印)の位置関係はこんな感じ。

質問したいことがあって、出発2週間ほど前からDSと宿にメールを送ってたけど、何故か返信なし

もしかして!と思い、yahooメールじゃなくgmailで送ったらDSからは返信がありました。

(予約したときはyahooメールで何度もやり取りしてたのに、不思議だ・・・)

宿は、agodaを通してメッセージ送ったけど音沙汰なし、agodaに相談してもサポートは中途半端、

WhatsAppで連絡したら3日後に返信がありました。

 

宿に向かう途中にDSに寄ってみます。

あれ?GoogleマップではここがDSのはずなんだけど・・・ ※この件については後述します。

・・・もう一度港へ引き返しました。(港にDSの船が停まっているのをチェックしていたので・・・)

「ブゥオンジョルノ!ミ・キアーモ・○○」(こんにちは、私の名前は○○です)と話しかけると、ちゃんと私の予約は入っていました!

明日は9:15に来てね、と言われ、持参した器材は今ここに置いていくことにしました。(メッシュバッグは持ち帰るよう言われました)

そんなやり取りをしているところに私に話しかける一人の女性・・・

なんど宿泊先のスタッフ(オーナー?)でした。(こちらも予約が通っていた!)

この人のお父さんが車で迎えに来てくれて、宿へ向かいました。(迎えがあるのは知らなかったけどありがたい)

 

 

宿の様子               

急な坂を登ったところにマレッティモ島での宿泊先、 Isoladelmiele はありました。

( ↓ 左の建物です)

夜は玄関の上のステンドグラスが光輝いていました

宿泊先は数も多くなく、値段の相場も高めなので探すのに苦労しました。

こちらは他よりも安かったとはいえ4泊5日で451.50ユーロ(≒75,283円)

ちなみに宿泊代金は現地支払いで、クレジットカードも利用できます。

 

玄関の扉の内側にはお世話になるDSのステッカーも貼ってありました。

こちらのスペースは自由に使っていいそうです。

 

泊まる部屋です

冷蔵庫もありました!(水は2ℓサイズを1本プレゼント

コンセントも何か所かあります。(変換プラグが必要です!)

テレビはうまく映らなかったかな。エアコンはよく冷えます。窓明けて網戸ならぬ網カーテンにすればエアコン不要でした。

洗面台とトイレ。

ハンドソープと「シャワーシャンプー」と書かれている小袋が複数置いてありました。

ドライヤーもここにあり。

シャワーはお湯もよく出て水捌けもよかったです。

Wi-Fiも無料です。

水着などは手洗いして室内に干していましたが一晩で乾いていました。

虫を1匹も見なかったのはポイント高いです!

部屋の掃除はリクエスト制って書いてあったけど、お願いしていないのにベッドメイキングされた形跡はありました。

 

夜は静かです。(時々犬が吠えるくらい)

でも一晩だけ(祝日の前だからか?)、2時過ぎまで大音量の音楽が聞こえてきたことがありました。

(街の中心部の教会近くで歌っていたよ・・・観光地でよく流れる重低音です)

 

窓からの風景です。

朝5:00はまだ暗く、6:00頃には少し明るくなりました。

6:50の風景です。

Googleの口コミでは酷評してるコメントもあったけど、とてもいいところだと思います。

 

 

街の様子               

島に滞在中、日中は毎日ダイビングでした。

港(DSの船)までの往復や夜の食事で街の中をテクテク歩いたけど、絵になる風景ばかりでした。

順不同で紹介します

 

宿のすぐ近くにあった立派なサボテン。(毎朝これを見ながら出発してたよ)

 

宿の近くには人工芝の敷かれた公園もありました。

 

街の中は割とシンプル。"迷路過ぎる”ことはないです。

気をつけることと言えば、犬のフンが道に普通にあること。(犬のフンとタバコに寛容な印象でした)

 

 

お店も何店かあります。

 

 

こちらのDolce & Salato . Alimentari というお店は、

"MARETTIMO”と書かれた商品もありました。

 

Liberty Linesの事務所(?)もありました。

 

ユーロの旗、イタリア国旗、シチリアの旗。

 

壁に絵が貼ってあるお家もありました。

 

表札?も素敵なお家がたくさんありました。(一部画像を加工しています)

 

このお家は自転車のオブジェ(?)が素敵でした。

 

中心部にある教会、Maria SS. delle Grazie Church

教会の鐘が「00分」はその時刻の数字分、「30分」は1回鳴っていました。(夜間は除く)

たまに競輪の最後の1周の合図みたいに連打されることもありました。

人がたたいているのかと思いきや、機械化(自動化)されていました。

 

 

 

 

ここは港。

この先で、フェリーやDSの船が発着します。

 

地元の子どもたちかな。船着場は格好の遊び場になっています。

港の透明度も高くて魚の姿も見られました~

 

夕空はきれいなグラデーションでした。

 

18歳の誕生パーティーかな?道路でやるなんてスケールが違うね。

 

 

食事                 

マレッティモ島で利用したお店です。

Caffe' Tramontan

飲食スペースは屋外。

塀(?)をテーブル代わりにしてそこで飲み食いしている人も多かったです。( ↑ の写真、奥の人たち)

メニューはこちら。

Googleレンズで調べたよ。

飲み物はノンアルコールで、「ローカルストロベリーのなんとか」というものを注文。

前菜?お通し?も出てきました。

時間がたってから運ばれてきたカジキの燻製カルパッチョ。(この時点で満腹気味

しかもコペルトのパンまで

カルパッチョはゆっくり食べたけど、半分も食べないうちに限界が・・・

2時間近く頑張るも、店員さん来て「フィニッシュ?」と聞かれたので、4分の1ほど残ってたけど終わりにしました。

(コペルトのパンは持ち帰りできたので、翌日以降の朝食べました。)

この日のお会計、トータルで23ユーロ(≒3,835円)。会計は店内のレジでしました。


別の日に同じお店で「ブリオッシュ(パン)で挟んだジェラート」を食べました

前に頼んでいたお姉さん方を見習って、アイス2個を選択。

お勧めを聞いたら「コーヒーとピスタチオ」と言われ、それにしました。

一つ4ユーロ(≒667円)。

海を見ながら食べたよ。

アイスが垂れて手はベトベトになりながら、味わいました

 

 

Marettimo - I FRESCHI- stretti food 37.2.2

アランチーニ(シチリア版ライスコロッケ)がある~

店頭にあるのは指さして頼んだけど、そのほかのメニューはQRコードから閲覧するようになっていました。

飲み物リストの一部・・・「Chinottoってなんだろう?」

Wikipediaによると

キノット(伊:chinotto)は、柑橘類の一種

・産地は主にイタリアで実は小さく苦い

・キノットジュースはイタリアでは有名

とのことで、こちらを注文したら缶に入って出てきました。

味は苦めでした。

 

アランチーニは揚げてから出すのか、けっこう時間がかかりました。

(ここでもコペルトのパン・・・炭水化物多め

串に刺してあるのはカジキマグロとピスタチオのロール、

とんがった形のは太刀魚のアランチーニ、

丸いのは野菜のアランチーニでした。

メニューを翻訳したら気になるのを発見・・・

「くそ」??

スィートポテトか何かを表現してるのかな~。興味あったけどお腹いっぱいで食べられず

ここでの会計は25ユーロ(≒4,169円)、支払いにはクレジットカードも使えました。

(多分、串に刺してあったのは15ユーロ、アランチーニは各3ユーロ)




Bar Baia del Sole

教会の隣のお店です。

メニューはこちらですが・・・

カンノーロ(←単数形、複数形だとカンノーリ)が食べてみたくてこちらに来ました。

メニューの拡大と、

翻訳。

で、「グラニータ」:写真左と、「カンノーロ(中型)」:写真右 を注文。

グラニータにはスプーンが縦にぶっさしてありました。( ↑ 運ばれてきたままの写真)

カンノーロについて事前に調べたところ「注文後にクリームを入れるお店は生地がサクッとしておいしい」との情報で、

こちらのお店はいつクリームを入れるのか翻訳アプリで聞いたけど、

「ノー、リコッタ」しか言われませんでした。

結局降参してそれ以上の質問は諦めました。

 

 

ある晩、このお店のすぐ近くで20:00過ぎから大音量の音楽が流れ始めました。(祝日前夜だからか?)

街全体に重低音の音楽が響き渡っていたと思います。(私が泊まっているところでもよく聞こえた)

 

それから食事してて気になったのはタバコ。自分の近くに喫煙者がいるかどうかは運次第でした

屋外テーブルでの食事ですが、ハエを一度見たくらいでそれ以外の虫は気にならなかったです。

 

 

☆イタリア シチリア・マレッティモ島(2024年8月)その3 ダイビング、トレッキング へ続く

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☆イタリア シチリア・マレッティモ島(2024年8月)その1 出発~マルサラまで

2024年08月17日 | ☆海外の旅

ダイビング目的でイタリア・・・多分珍しいと思います。

今回の旅ではシチリアに行きたかったのですが、潜る以外にどうしても叶えたいことがありました。

 

この、イタリア本土とシチリア島の間にある「メッシーナ海峡」・・・(〇で囲んだところ)

ここを列車で渡るのが長年の夢だったんです

列車で渡るといっても、橋もないので車両ごとフェリーに載せて渡るんです!!

 

なんでもイタリア政府はこの海峡に橋を架ける計画をしているそうで、

「橋が完成したらこの夢は永遠に叶わなくなってしまう」と、早めに行動に移したいと思っていました。

列車はローマパレルモ or シラクーザ(シチリア島内で編成が分かれる)の間の長距離路線がありますが、

ここは絶対夜行寝台列車に乗りたいと思っていました。(夜行寝台列車は片道だけ乗れたらよかった)

 

当初の計画では、

✅行きに夜行寝台列車に乗ってメッシーナ海峡を渡る

✅パレルモを拠点にダイビング

✅帰りは夜行フェリーでパレルモ→ナポリ、列車でナポリ→ローマの空港

でしたが・・・

(この時点では、旅の目的は "ダイビング”<"列車”

 

調べたら、シチリア島からさらに島に渡れるではないか

シチリア島の西海岸沖にあるエーガディ諸島、

この中でも一番西にあるマレッティモ島まで行くことにしました

 

マレッティモ島でのダイビングについて調べてたら、なんか面白そう・・・

ここで旅の目的は "ダイビング”"列車” に変わり、旅程もガラっと変えることにしました。

行きは一気に飛行機でシチリアのトラパニ(パレルモよりもさらに西にある都市)へ、

夜行寝台列車は帰りに乗ることにしました。

日本(シンガポール)からのフライトがローマに朝の8時過ぎに到着なので、

効率も良くなりダイビング日程もさらに一日多くとることができました。

若かりし頃(当時はノンダイバー)イタリア一人旅の経験が何度かあり、

 ローマもパレルモも観光済なので今回は素通りでもいいと思っていました

 

そして翻訳はこれに助けてもらいました~(スマホにアプリをインストール

VoiceTra

 

では、おばちゃんの一人旅イタリア珍道中をご覧ください~

スケジュール:5泊8日(1泊は列車泊)

1日目 関西空港→シンガポール

2日目 シンガポール→ローマ、ローマ→→トラパニ、

    マルサラ観光、マルサラ→→マレッティモ島(島泊)

3日目 ダイビング①(島泊)

4日目 ダイビング②(島泊)

5日目 ダイビング③(島泊)

6日目 マレッティモ島観光、マレッティモ島→→トラパニ、

    トラパニ観光、トラパニ→→パレルモ、

    夕方パレルモで夜行列車乗車(列車泊)

7日目 朝ローマ着、ローマ→(機内で日付が変わる)

8日目 →シンガポール、シンガポール→関西空港

 

今回の旅行記は項目ごとにまとめました

その1 出発~マルサラまで 今ここ

その2 マルサラからマレッティモ島へ、島の宿・街・食事

その3 ダイビング、トレッキング

その4 マレッティモ島からトラパニへ

その5 トラパニ~パレルモ~帰国まで

 

                            

出発~マレッティモ島到着まで         

旅の始まりは関西空港。

ミストが出てたよ。

出発フロアはかなりの混み具合。

セルフチェックインの機械で操作したら、目的地までの搭乗券と荷物タグが出てきました。

 

シンガポール航空に乗ります。チェックイン開始は出発の3時間前。

セルフチェックインが済んでいるのでバゲッジドロップの列へ。

こっちは空いててよかった!(未チェックインの列はめっちゃ並んでた

 

チェックインカウンターまでが大混雑で、以降の保安検査と出国審査はスイスイでした。

ユーロはここで両替。

KIX-ITMカード特典でほんの少しだけレートが割引され、1ユーロ166.74円でした。

 

ゲート近くに和?っぽいオブジェ。

「宴の塔」というタイトルでした。

 

関空発17:25の便でまずはシンガポールへ。

3-3-3列、ほぼ満席でした。

離陸直後、飛行機の影が映ってて思わず連写。

関空橋。

明石海峡大橋。

西陽が眩しかったのでシェードで調節したらこんなに暗くなった!(前の席の窓と比較すると違いが分かるかも)

機内エンタメをチェックしたら、以前SQ便乗った時とラインナップが変わっているではないか!

あったー!みたかったのよねー

ビール飲みながら〜 

 

機内食です。

Seafood Pasta with Tomato Cream Sauce and Vegetables をチョイス。

食後にはハーゲンダッツ。

この後あったかいコーヒー、紅茶、緑茶のサービスもありました。

(映画、めちゃくちゃ面白かった~

 

もうすぐシンガポールに到着。

23:05到着予定だけど30分以上早く着いてました。

到着したターミナルは「2」で、ローマ行きは「3」です。

 

スカイトレインで移動。

ローマ行きのゲート前でしばし待機。(冷房効きすぎて寒かったー

 

0:30頃にゲートの保安検査が開始になりました。

ここで待っていると「チャオ!」なんて会話が聞こえてきてイタリア人が多いんだなーって思ったけど、日本人もけっこう見かけました。

シンガポール1:30発、ローマへ。

 

フライト時間は12時間35分。(飛行機好きの血が騒ぐ〜

シンガポールーローマ間の機内食は2回出ます

シンガポールを出発して1時間もしないうちに1回目の機内食。

今回初めて 特別食 をリクエストしてみました。

1区間で2回機内食が出る場合、どちらも同一内容となるようです。例えば、夕食をベジタリアン、朝食を普通の食事、というような選択は不可能でした。

特別食は周囲の人(普通食の人)よりも先に運ばれてきました。(ドリンクが同時にこないのは盲点だった

 

SQ 366  SIN - FCO Supper : Special Meals - Vegetarian Indian Meal

アルミホイルを剥がすとまずはナン(?)が現れて、その下にもアルミホイルという二重構造。

ナン(?)は、薄くてサクッとしたクリスピーな感じでした。

(副菜はよく分からない味だった

 

ローマには朝着くから睡眠優先だけど、熟睡できず・・・。

3-3-3列席でほぼ満席、私は窓際で隣には外国人カップル。

(トイレもなかなか行けなかったよ

この辺を飛んでるあたりでCAさんからシェードを下げるよう指示がありました。

現在日本時間では午前の時間帯だから眠気もこない・・・。

機内では不定期に水やジュースが配られました。(バナナも配られたよ

 

ローマまであと2時間、トルコのイスタンブール上空あたりで2回目の機内食(朝食)が配られました。

SQ  366  SIN - FCO Breakfast : Special Meals - Vegetarian Indian Meal

ナン(?)は、薄くてサクッとしたクリスピーな感じは前回同様。

メインはカレーで、ポテトが使われてておいしかったです。(フルーツが嬉しい

 

ナポリ上空・・・あの山はベスビオ火山かな?沖にはカプリ島??

ローマ8:05着。

入国審査は関空みたいに自動化されていました。(機械の後のパスポート押印は全員でした)

 

この後国内線に乗るため、ターミナル3からターミナル1へ移動します。

( ↓ ターミナル3を出たところ)

ターミナル1へは歩いて3分もかからない距離でした。

まずはチェックインカウンターを確認。

 

ローマからシチリアのトラパニまで Ryanair (アイルランドの LCC)に乗ります。

預け入れ荷物込みのお値段は 118,3ユーロ(≒19,725円)・・・早めの購入だったのにけっこう高い・・・

預け入れ荷物込みだと座席もフリーで選べました。 

追加料金なしで選べる席の中に2列席発見(緑色の席です) この窓側席を押さえたよ

ちなみにRyanair は事前にオンラインチェックイン&搭乗券を準備していないと追加料金がかかります

「予約・購入済だから空港のカウンターでチェックインしよう~」なんてのんきに構えてたら痛い目に遭います

オンラインチェックイン(

印刷された搭乗券もしくはモバイル搭乗券(アプリで発行可能)を準備

以上は事前に済ませておくことをお勧めします!

※オンラインチェックインは、何かと追加料金がかかることを尋ねてくるなど“トラップ”が多いので要注意!

 預け入れ荷物をつけているのに「荷物追加する?」って尋ねてくるんですよ~

私は日本でアプリを入れられず、搭乗券を印刷して持参しました。

(アプリはイタリアでも入れられませんでした

カウンターでパスポートを提示して荷物を預けると「セキュリティチェック行っていいよ~」と言われました。

セキュリティチェック後の免税店。

ターミナルは広くてお店もいっぱいあります。

「EAT」と「ITALY」の造語?

Eataly('イータリー)は、イタリアの食材販売コーナーとレストランを併設したイタリア発の総合フードマーケット、とのこと。(Wikipediaより)

日本にも店舗があるらしい。

 

子どもの遊び場も。

ストリートピアノを聴きながら

このリクライニング気味の席で待ちました。

10:50、ゲートが表示されたのでボチボチ移動開始。

途中の充電スポットではコードレス(置くだけ)でスマホを充電できるところもありました!

トラパニ行き、プライオリティとエコノミーで列が分かれています。

座席によって前か後ろから入ります。

ほぼ満席、さすがに日本人は見なかったよ。

私の席と窓までは1席未満のスペースがありました。

壁のすぐ後ろにはCAさん。

ローマ発12:10、離陸したのは12:40頃。

あっ、もしかしてマレッティモ島?

手前の左がファヴィニャーナ島、右がレヴァンツォ島、奥がマレッティモ島!

シチリア島の西にあるエーガディ諸島がバッチリ見えました

 

シチリア島が見えてきました。

13:40(定刻13:20)、トラパニ・ビルギ空港(Vincenzo Florio Civil Airport of Trapani - Birgi)に到着。

( ↓ )地図上では赤い印のところです。

マレッティモ島への船は、空港の北にある「トラパニ港」と南にある「マルサラ港」の2路線があります。

せっかくだから、行きはマルサラ港から乗ってその前にマルサラ観光を、

帰りはトラパニ港に着いてその後トラパニ観光をすることにしました。

 

 

トラパニ空港からマルサラまでの移動は公共のバスや鉄道もあるようだけど、

時間も限られていることからタクシーを利用することにしました。

そこで心配だったのが、タクシーは空港に停まっているのか?ということ。

電話で呼ぶなんてできないよぉ。(イタリア語は分からないし

タクシーアプリも使えるかどうか微妙だし・・・。

ネットで検索するとプライベートタクシーのプランが色々と出てくるけど、むっちゃ高い

 

そこでなんとか探し当てたのがこちらの会社。(クリックすると公式サイトが開きます)

Taxi Castellammare Del Golfo

WhatsAppでやり取りできたので料金を聞いてみたら、

空港~マルサラ間は固定料金が定められていて片道35ユーロ(≒5,836円)とのことでした。

こちらで事前予約しようとしたけど、あと一歩のところで返信が来なくなっちゃった~

 

そこでGoogleストリートビューで空港の様子を見てみたら・・・

空港出口にタクシー乗り場があって、タクシーが並んでいる様子もバッチリ写っているではないか!

これなら事前予約ナシでも、現地で電話しなくても、どうにかなるよね!って一安心でした。

 

空港出口を出ると、

すぐにタクシー乗り場があって、タクシーも何台か停まっていました。

事前情報通り、マルサラまで35ユーロ(≒5836円)。

運転手さんに行き先を伝えて乗ります。(この時点で14:00)

マルサラは「塩田と風車」も有名で、途中で写真撮影だけでも寄ってもらえないか尋ねてみたのですが、

「そこは長い距離歩かなくてはいけないから」と断られてしまいました

Googleマップと見比べながら海側を見ていると、遠~~~くに塩田の風車が見えたーっ

塩の山も!

この運転手さん、飛ばす飛ばす。4台連なってる車を一気に抜かした時はヒヤヒヤでした

やがてマルサラの街に入り、

14:20、ガリバルディ門着。

しばし門の周りを見学。

 

何故ここで降ろしてもらったかというと、ワインを飲みたかったから。

「マルサラ」といえばワインでしょ~、というじつに単純な発想です。

せっかくだからワイナリーを見学したかったのですが、時間も限られていたのでそこは断念、「飲む」だけにしました。

Googleマップの情報では、ガリバルディ門の脇のリストランテでワインが飲めるみたいで・・・。

La Marinara です。

「マルサラワインありますか?」と聞くと、「食後に飲むデザートのようなものだよ~」と言われ、

別の飲み物も頼むことにしました。

ジンジャービアはノンアルコールでスパイシーとのこと。こちらにしました。

別の店員さんがワインを運んできました。

MARSALAの文字!

こちらをグラス1杯で注文。(間違ってもボトルでは頼まないように・・・)

先にちょこっとだけ注いで、テイスティング(?)させてくれたよ~。

念願のマ

・・・残念ながら味音痴なためワインの違いは分からないのだけど、マルサラでワイン飲んでるというだけで幸せでした~

 

食事は、お勧めしていただいたスパゲティを注文。

・・・そして頼んでもいないのにパンが運ばれてきました。

正体は「コペルト」でした。(急いでググったさ~

こちらはお勧めの海藻入りスパゲティです。

いただきまーす

Buono(ブォーノ)!(イタリア語で「おいしい」の意味)

 

お会計はこの通り。(ワカメって、日本語

「食べ物はスパゲティ1品でも飲み物頼んでいればひんしゅくではない」、「コペルト代支払っていればチップは不要」、との情報を信じました・・・。

トイレは綺麗でした!(日本人には便座が高いかも)

 

お店を出たのは15:30頃。フェリーターミナルまで歩きます。

( ↑ 海の方を向いてます。左の道を進みます。)

 

 

☆イタリア シチリア・マレッティモ島(2024年8月)その2 マルサラからマレッティモ島まで、島の宿・街・食事 へ続く

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