オートバイで旅して観たモノの記録

 Ôtobai de tabi site mita mono no kiroku.

真夏の予感 尾鷲港

2023年08月06日 | 尾鷲
 行野浦で朝陽と海霧を観たあとは,八鬼山トンネルをくだって再び尾鷲市街,尾鷲港へと戻ってきた.まだ昇りきらない太陽が,低い位置で真っ白にさんさんと輝いていた.そして,早朝から雲ひとつない快晴だ.  尾鷲港からは漁船が低いエンジン音を響かせながら,頻繁に沖合へと繰り出していく.漁船と佐波留島,そして波止場の釣り人のシルエットを一枚の写真に切り取ることができた.尾鷲港の魅力が表現されたワンシ . . . 本文を読む

早朝の行野浦

2023年08月01日 | 尾鷲
 尾鷲の宿で目覚めた早朝,日の出前ということで,急いでオートバイを走らせる.この時期,尾鷲港では日の出を見れないので,行野浦を目指す.しかし,三重r778の第1ビューポイントには三脚でカメラを構えた先客がいたので,九鬼町側の第2ビューポイントに向かう.ところが時すでに遅しで,太陽は水平線から昇り切っていた.  それでも怪我の功名というわけではないけど,紀北町側の海に海霧のような白いもやが . . . 本文を読む

梅雨空の尾鷲湾

2023年07月08日 | 尾鷲
 梅雨の時期,雨は降らずとも天気の悪い日にオートバイで出掛けることはまれだ.それでも新しいオートバイに乗り換えたということもあって,走れれば天気は今のところ気にならない.そういうわけで,あえて梅雨空の尾鷲を走ってみることにした.  いつものように尾鷲湾の断崖絶壁ロード,三重r778を進んでいく.尾鷲ヒノキが林立していて,晴れている日でも暗い道路だ.梅雨空ということもあって,道路は想像以上 . . . 本文を読む

新しいオートバイで尾鷲港

2023年06月19日 | 尾鷲
 オートバイが新しくなったからと言って,何か急に嗜好が変わるわけでもない.オートバイの慣らし期間もあるし,その他制約のもとで必然的に行きつくところは何の迷いもなしに尾鷲港と決まっている.半年振りの尾鷲港は,青く晴れ渡っていた.  新しいオートバイも尾鷲港の風景がよく似合うので一安心した.ひょっとすると前のオートバイの魂が,ライダーを通して乗り移っているのかもしれない.そんな空想を抱きなが . . . 本文を読む

2022年

2022年12月25日 | 尾鷲
 2022年もあと7日,事故やケガもなく無事に年を越せそうだ.2022年はいいこともあったけれど,悪いニュースの方が多かったように思う.とはいえ,オートバイでの旅では尾鷲を拠点にして,新しいことがたくさんあって充実した一年だった.この一年を簡単に振り返ってみたい.  まず年明けから春先にかけては,熊野古道の峠を練り歩いた.古道は霊験あらたかな雰囲気にあって,緑深く新鮮な空気がコロナ禍で疲 . . . 本文を読む

行野浦より日の出

2022年11月23日 | 尾鷲
 たまには星空でも撮ろうと思って,久しぶりに三脚を持ち出して,まだ朝早くて暗い尾鷲市内の町をオートバイで駆け抜ける.かなり朝早く出たつもりだったけれど,空はどんどん明るくなり星空どころではなかった.  星空は諦めて日の出を見ることにした.尾鷲湾の南端に位置する行野浦,三重r778のビュースポットまでオートバイを走らせる.ここで日の出まで,コンビニ飯で食事をとりつつ待機した.  三重 . . . 本文を読む

尾鷲港の朝

2022年10月23日 | 尾鷲
 星空が広がるほど暗いうちから尾鷲港に待機し,もう1時間くらい経っただろうか.ようやく明るくなり,佐波留島の上空付近がきれいに焼けてきた.日の出までもうあと少しだ.太陽はどこから昇ってくるのだろう.  すると急に佐波留島の中央部分,少しへこんだところの空が強烈に光りだす.太陽はもしかすると佐波留島の下から昇ってくるのかもしれない.波止場にいる釣り人たちは特等席で日の出を見ることができるの . . . 本文を読む

朝焼けの尾鷲港

2022年10月22日 | 尾鷲
 ここ最近,真夜中に目覚めてから寝付けないことがある.ところがツーリングの時はこれが功を成す.そんなわけで,早朝の4時台に尾鷲港へ立ち寄る.もちろん,こんなに早い時間の尾鷲港は初めてだ.日曜の朝だけど,尾鷲漁港は暗いうちから漁師や釣り人たちで賑わっていた.  早朝の尾鷲港は紫がかっていて,とても美しかった.ところがまだ暗いので,写真をいつものように撮ることができない.ISO感度をガンガン . . . 本文を読む

尾鷲湾の夕景

2022年10月19日 | 尾鷲
 尾鷲市は日本列島の東側に位置しているので,日の出は拝めても日の入りは見ることができない.とは言え,尾鷲の夕景もなかなか捨てたものじゃないと思う.夕刻になると,空がほのかにピンク色になり,海が空の色をそのままに映し出す.  尾鷲漁港から尾鷲湾の南側に位置する大曽根浦漁港へとオートバイを走らせる.昼間たくさんいたはずの釣り人たちはもういない.そして,太陽は尾鷲湾の背後にそびえる紀伊山地の下 . . . 本文を読む

夜明けの尾鷲港

2022年10月06日 | 尾鷲
 朝の5時ごろ,尾鷲港に立ち寄る.ちょうど夜明けの瞬間で,水平線付近は茜色に染まっているが,上空には濃紺色の空が広がっていた.日の出の瞬間も美しいけれど,夜明け前の濃紺色の空もすばらしいと思う.  尾鷲港の波止場には,朝から早くも大勢の釣り人たちが釣りに勤しんでいた.釣り人や佐波留島のシルエットが,茜色に染まった空にくっきりと映えて見えるのが美しかった.  茜色の空に浮かび上がる漁 . . . 本文を読む