2月から3月上旬にかけては仕事の疲れや天候の影響もあってほとんど走れなかったけれど、3月中旬の小春日和に見舞われた休日に日帰りで尾鷲港までオートバイを走らせた.いつもとおなじように尾鷲港で写真を撮っていると、地元の釣少年から声をかけられる機会があった.
いつもとは趣向を変えて、天狗倉山を背景にして海上保安庁の船を写真におさめていると、釣り竿を片手に自転車に乗った少年二人が視界に入る. . . . 本文を読む
早朝の尾鷲港で少しゆっくりした後、今度は波止場側に回ってみる.波止場側は港側と違って、釣り人たちで賑わっている.オートバイを走らせているのは自分以外にはいない.釣り人たちは誰もオートバイに気付かないのか、釣りに集中したままだ.
波止場から先ほどまでいた尾鷲港を眺めてみる.尾鷲港の背後には真っ青な空と緑色の紀伊山地が広がっている.港にいたのでは、わからない素晴らしい風景だ.尾鷲に雨が多 . . . 本文を読む
小渡鹿(ことうが)岬で夜明けを迎えた後は,尾鷲港のいつものポイントに戻ってくる.太陽は尾鷲湾南側に当たる行野浦の山中海岸の真上で煌々と輝いていた.太陽の光が尾鷲港の海面に反射して,キラキラと光って見えるのが美しかった.
やっぱり,この時期は尾鷲港から佐波留(さばる)島を正面にして,日の出が見れないのは確かだ.真冬は,小渡鹿岬から佐波留島や桃頭(とが)島と一緒に日の出を見るのが一番いい . . . 本文を読む
真冬のこの時期に尾鷲で日の出を見るには,太陽の位置関係から尾鷲湾北側の南浦か,南側の行野浦に行く必要がある.今回,久しぶりに南浦の小渡鹿(こどうか)岬に日の出を見に行くことにした.ここからだと,太陽と一緒に佐波留(さばる)島と桃頭(とが)島を眺めることができる.
残念ながら日の出は,水平線の上に形成された薄雲のせいで,見ることはできなかった.けれど,薄雲の下から登ってくるオレンジ色の . . . 本文を読む
桃頭島に続き,今度は佐波留島をターゲットにして,まずは尾鷲港でいつもの定点撮影を行う.天候は最高のコンディションを依然として維持していて,11月中旬とは思えないほど青と緑の風景が出迎えてくれた.
尾鷲港からでは佐波留島の全景を見れないので,大曽根浦方面を周回していく.時折,樹木の間から真っ青な尾鷲湾の風景が飛び込んでくる.佐波留島以外にも小さな島がいくつか浮かんでいる.
佐波 . . . 本文を読む
ここ最近は雨こそ降らないが,天気があまりよくなくて,急に寒くなってきた.そういうわけで,遠出はせずに暖かい海沿いの尾鷲や熊野を拠点にして走り回っている.この辺りは11月でも紅葉とは無縁で,海も山も青々している.
そして,久しぶりに尾鷲港で夕刻を迎える.尾鷲は紀伊半島の東側なので,太陽は淡いオレンジ色の光を放ちながら,紀伊山地の下へと沈んでいく.太陽の光が港の海水に反射して,オレンジ色 . . . 本文を読む
尾鷲の宿で一晩を明かし,早朝,宿の部屋から外を見ると,真っ暗な山の稜線のはるか上にたくさんの星が輝いていた.まだ時刻は5時を過ぎたころだ.雲はないし,今日はきれいな日の出を拝むことができそうだ.
まだ暗いうちに宿を出発して,一直線で尾鷲港までやってきた.まだ上空は夜明け前の群青色だが,水平線に近づくにつれて空が少しずつ茜色に染まっていく.対照的に山や波止場のシルエットは真っ黒のままだ . . . 本文を読む
いつも尾鷲を旅するときは決まって晴れている日が多い.ところが,ここ最近になって急に秋めいてきたけど,どちらかと言えば,天候は不安定だ.昼間は晴れていたけど,日没近くになって尾鷲港に戻ってくると,まるで嵐の前のような雰囲気だった.
水平線の先の空は明るいけど,尾鷲の上空には今にも雨が降ってきそうなほど真っ黒な雲が立ち込めていた.こんな感じの尾鷲港は初めてで新鮮でもあり,尾鷲港のまだ見ぬ . . . 本文を読む