おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

鳴らない防犯ブザー。

2004-12-06 14:32:00 | 我思う、故に書くなりよ。
10歳の甥が、友達の家に遊びに行くというので、妹はふと考えた。

「誘拐でもされたら困る…」

通学に使っているかばんには、いざと言う時の「防犯ブザー」が付いている。学校で貰って来たらしいが、遊びに行く時のかばんには付いていないので、付け替えて持って出る様に、甥に言ったらしい。

「鳴らないんだよ、それ。じゃあ!」

と、出掛けてしまったそうだ。どうも電池が切れているらしく、鳴らなくなったと言う。家に遊びに来る甥の友人にも尋ねると…、ほとんどの子が鳴らないまま、かばんにぶら下げていると言う。

「先生は知ってんの?」

不安になった妹は重ねて聞くと「知ってるよー!」なんだそうだ。

「意味無いじゃんねぇ?」と妹は笑いながら話してくれたが、親も親なら、学校も学校だよなぁ。

防犯ブザーを配るだけで役目を終えてしまっているのである。それでいて、何か事件事故が起きれば、学校としては防犯ブザーを「配っていた」と言う大義名分がある。親にしても同じ。でも、鳴らなければ何も意味無いのである。週に1度は家でも学校でも機能確認はさせるべきだと思う。

目立つ様な事件も起きて無いからだとは思うが、それこそが「危機管理の甘さ」だと思う。
「配ったから…」「持たせているから…」で終わってしまってはダメなんである。

使い方を教える。躊躇する事無く使う事を教える。鳴るか鳴らないか確認させる。使った後はどうするのか? 使わなかったらどうなるのか? 子供に教える事は山ほどある。それが出来なかったら、学校も親も子供を守る義務を果たしていない。

まぁ甥もクセのあるヤツだし、タダで誘拐される様なヤツじゃないが、急いで電池を換える様に妹には言っておいた。通学の他にも外出する時には必ず持って出掛ける事、命を守る大事な物だと教える事、誘拐されたら必ず殺されると教える事…などなども教えなければいけないとも付け加えた。

子供に鳴らないブザー持たせて、安全でいられる日本じゃない事を大人まだ判っていない。

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北米航空宇宙防衛司令部…

2004-12-06 06:34:55 | 我思う、故に書くなりよ。
発表のサンタさんどこ飛んでるか情報は24日らしい。

NORAD(のーらっど)と呼んでいるが、れっきとしたアメリカとカナダの国防組織の機関である。ぶっちゃけて話せば、北米に向けて飛来する大陸間弾道ミサイルやら戦略航空機を見つけて警報なり攻撃指示する「最前線」でもあり、地球の周囲を回る人工衛星の監視なんかもやってる。北米大陸の防空の要と言っても良いだろう。アメリカ、コロラド州にあるシャイアンマウンテンって山を掘って、強固な岩盤の下に作られたのは核攻撃にも耐えるためだ。

そんな組織だから、サンタクロースが飛び回っているのも監視出来るんである。世界47カ国の軍用レーダーと軍用人工衛星で、そりを引くトナカイの「ルドルフ」の赤鼻を探知するのだ。

で、毎年、その様子を民間に向けて報告するのが…

「サンタさん追跡サイト」http://www.noradsanta.org/japanese/

である。今年は50周年と言う記念すべき年でもある。

近年、日本語のサイトが出来たが、かつては無かったな。ここには、なんでこんな事になったかも書かれているし、サンタさんの機密も一部公開している。

今日見た限りでは、まだ正式稼動してないみたいで、一部見られないページとかもあるみたいだ。

1年を通して良い子であった家に訪れると言うので、ここ何十年も我が家には来てない。昨年は近所の甥の家には来たらしいので、ついでに寄ってくれればいいのに、と思うのだが、いけずなサンタさんである。

そんなワケで、今年も我が家には来ないらしいが、オッカケは出来るんである。

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Zippoハンディウォーマー その10。

2004-12-06 00:23:21 | お主もハクキンよのぉ…。
ハクキナーおじたん。です。今日も触媒による発熱の夕べをお送りいたします…。

台風並みの低気圧の通過で暴風に見舞われて、近所の犬小屋の屋根が飛んで来て家の雨戸にぶつかって粉々になったり、朝方から騒々しいのはさておき、気温がぐんぐん上がり、12月だと言うのに室温が23度もある。場所によっては「夏日」を記録した所もあるようだ。

そんな中で、2個のカイロと一緒に寝ていたワケで、暑いよー! 熱いよー! ヌルイよぉ…な、夢の様な1日であったさ。さて、昨日からの実験の結果が出た。

Zippo版カイロにブレンドオイル(詳細は数日前の記事参照)を24時間分注入して…35時間。
ハクキンカイロS(スポーツ)にZippoオイルを24時間分注入して…31時間。

の持続時間を確認した。Zippo版カイロの温度はさほど熱くならずに、終始「ヌルイ…」と言った感じで、スポーツの温度はヤバイ位に「あちいっ!」状態が続いた。どちらもスウェットのポケットに入れた状態がほとんどで、確認する度に「にぎにぎ」して熱さを感じるのだが、スポーツはちょっと熱すぎると思うほどだった。

臭いはどちらも気にならず、オイルライターでタバコに火を点けるよりも匂わないと思う。別段、臭いに関しては不満は無かった。

火口はZippoオイルを使用した時のそれと変わらなかった。ベンヂンを使った時は、火口が赤々と反応しているのが明らかに判るものだったので、心配になったりしたのだが、ブレンドしても赤々する火口を見るには暗い所が必要だった。

そんなこんなで、Zippoオイルは高いだけあって温度の高さと持続時間が素晴らしい。ちょいと火付きが鈍い点がベンヂンやブレンドオイルと比べるとダサダサ的な感じがする。私が使ったベンヂンはちょいと温度に物足りなさを感じるが、ストレートで使う分には充分だと思うし、コストパフォーマンスは高い。また、Zippo版カイロのバランスも素晴らしいと思う。燃料によって温度には差が出るが、持続時間はどれも公称値をオーバーしている。やはり、ある種の「完成」をこれに見たと言っても過言では無いと思う。

ベンヂン単体で燃料として使う方がいいのか、ブレンドした方がいいのか、ちょっと悩む所もありそうだ。求めるものによって変わって来るが、カイロのモデルによっても差が出て来る。
Zippo版カイロではいかんせんブレンドは「ヌルイ」。持ちは良くなるのだが、このヌルさを改善する工夫が必要となる。やはりベンヂン単体か、Zippoオイル単体かのどちらかを使い分ける方が良いと思う。ブレンドも比率が違えば、また違った結果になるとは思うけどね。こうなると、ハクキンカイロ純正ベンジンで試したくなる。探して来なければならないなぁ…。

スポーツでは程よい熱さを保ってくれてるので、ブレンドオイルは都合が良い。(持続時間は計測中)でもこれではZippo版カイロと被ってしまうので、やはり高温の持ち味を生かした使い方が出来るZippoオイルって事だろう。耐寒スポーツ用として嘘偽りの無い「高温」を供給してくれるワケだし、持続時間も満足出来る。ただ、その熱さは正直、「あちいっ!」って感じなのだ。薄い別珍の袋だけではちょっとヤバイ熱さになったりするので、何かであつらえないといけない気もする。軍手でもバラして作ろうかな…。コーデュロイとかはどうなんだろうかねぇ。

ちょっと前にも触れたが、起毛してあり、その毛足が長い毛布にカイロを突っ込んで包んでおくと、びっくりする程の高温になっていた事があった。今回も試してみたが、ヌルイ方のZippo版カイロであっても、やはり高温になっていた。ヌルイと気を許していると、危ないかもしれない。

裏を返せば、これを利用して袋を作ったらおもしろい物が出来そうだ。似た様な生地も探さないといけないなぁ…。タオル地だとどうなんのかねぇ。今晩はタオルで試してみるか…。

ぬくぬく…なのはいいが、この冬が暖冬だったりされると、ちと困る。カイロのお世話になれない程の暖冬って事は無いだろうが、12月で夏日だからなぁ。異常気象も本格的におかしくなりやがる感じを見せて来たんじゃないかと思う。異常気象は悪い面ばかり言われているが、良い面もあったみたいで、長野県ではワインの質が良くなっていると言う。暖冬のお陰で、フランスの名産地と同じ気候になりつつあるんだそうで、葡萄の発育が良いのだそうだ。好きな人にはウレシイかもしれんが。

今宵もハクキナーの実験は続く…。

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