京都で京都通(ツウ)の認定試験(京都・観光文化認定試験)の第1回目が行われたそうな。
んで、おじたん。の記憶の扉の奥の引き出しから引っ張り出したのが「京都買います」。
先日、唐招提寺展に憧れを燃やす「オヤジ化」の危機を憂いた話は書いたと思うが、ちょっとこれにも掛かってくるお話なので読んでおいてくれたまへ。
さて、京都買います…ってのは円谷プロの特撮番組の中でも1、2を争う傑作中の傑作「怪奇大作戦」のサブタイトルである。私よりも1世代古い方なら、そのテーマソングと共に記憶に残っているのでは無いかと思う。また、妙ちくりんなスポーツカーが思い出せれば完璧だ。
世の中に起る奇怪な難事件を科学捜査研究所(注:民間組織である)の熱血捜査員達と警察官が解明して、犯人を追い詰めると言う、チョーカッコイイ番組だったのだ。TBSは子供向け番組として放映していたらしいが、1969年の子供はどうだったのか? 考えさせられる程に中身は濃く、ハイレベルな内容だと思う。当時、おじたん。は3歳~4歳だったので、リアルタイムな記憶はとても薄い。薄いのだがテーマソングだけはとても濃く記憶しており、成人してからビデオを探しまくって、夢中で視まくったワケだ。
この「怪奇大作戦」の中でも、私は1位か2位にはエントリーしたいのが第25話「京都買います」なのだ。
あらすじを書いてしまうと、身も蓋も無いので書かないが、仏像に理解を示せる「オヤジ化」しつつある今だからこそ、改めて見直したい1本だし、認定試験に出てないとすれば、ツウとは言えないと思うのである。(ま、受けて無いから知らんが…)今は亡き、岸田森の名演技無くして語れない回でもあると思う。
昨今の日本の犯罪事情を考えると、第24話「狂鬼人間」が永久欠番とされてしまったのは非常に惜しい。惜し過ぎてジタバタする。それ位にタイムリーな物語なのだが、その後の社会の変遷の中で、放送禁止用語の新設とか、内容その物が現代では放送出来ない事情があって、ビデオでも見る事は難しいとされている。かつてDVDが発売されたとかされないとかの話があって、購入を酷く迷ったのだが、欠番となっていると話を聞いて、諦めた事があった。
だが、その内容は30年経った今でも、少しも褪せぬ。断言してよい。「今こそ見せるべき番組」だと。特に番組後半の事件を回顧して捜査員が語る「憂い」。30年経った今も、何ら変わっていない。
こうした質の高い番組こそリメイクされるべきで、現代の特撮をこうした趣向の物へ反映させたら凄い物が出来ると思うのだが、変身ヒーロー物や戦隊ヒーロー物でしか見られないのは残念である。
んで、おじたん。の記憶の扉の奥の引き出しから引っ張り出したのが「京都買います」。
先日、唐招提寺展に憧れを燃やす「オヤジ化」の危機を憂いた話は書いたと思うが、ちょっとこれにも掛かってくるお話なので読んでおいてくれたまへ。
さて、京都買います…ってのは円谷プロの特撮番組の中でも1、2を争う傑作中の傑作「怪奇大作戦」のサブタイトルである。私よりも1世代古い方なら、そのテーマソングと共に記憶に残っているのでは無いかと思う。また、妙ちくりんなスポーツカーが思い出せれば完璧だ。
世の中に起る奇怪な難事件を科学捜査研究所(注:民間組織である)の熱血捜査員達と警察官が解明して、犯人を追い詰めると言う、チョーカッコイイ番組だったのだ。TBSは子供向け番組として放映していたらしいが、1969年の子供はどうだったのか? 考えさせられる程に中身は濃く、ハイレベルな内容だと思う。当時、おじたん。は3歳~4歳だったので、リアルタイムな記憶はとても薄い。薄いのだがテーマソングだけはとても濃く記憶しており、成人してからビデオを探しまくって、夢中で視まくったワケだ。
この「怪奇大作戦」の中でも、私は1位か2位にはエントリーしたいのが第25話「京都買います」なのだ。
あらすじを書いてしまうと、身も蓋も無いので書かないが、仏像に理解を示せる「オヤジ化」しつつある今だからこそ、改めて見直したい1本だし、認定試験に出てないとすれば、ツウとは言えないと思うのである。(ま、受けて無いから知らんが…)今は亡き、岸田森の名演技無くして語れない回でもあると思う。
昨今の日本の犯罪事情を考えると、第24話「狂鬼人間」が永久欠番とされてしまったのは非常に惜しい。惜し過ぎてジタバタする。それ位にタイムリーな物語なのだが、その後の社会の変遷の中で、放送禁止用語の新設とか、内容その物が現代では放送出来ない事情があって、ビデオでも見る事は難しいとされている。かつてDVDが発売されたとかされないとかの話があって、購入を酷く迷ったのだが、欠番となっていると話を聞いて、諦めた事があった。
だが、その内容は30年経った今でも、少しも褪せぬ。断言してよい。「今こそ見せるべき番組」だと。特に番組後半の事件を回顧して捜査員が語る「憂い」。30年経った今も、何ら変わっていない。
こうした質の高い番組こそリメイクされるべきで、現代の特撮をこうした趣向の物へ反映させたら凄い物が出来ると思うのだが、変身ヒーロー物や戦隊ヒーロー物でしか見られないのは残念である。