近くでも無いけれど、ネズミのエサとか、スパムとか買いに行く事はちょくちょくある。
よそのスーパーやショッピングセンターでは置いてない商品が多々あり、まぁ、見ているだけで楽しいとは思うが、夜遅く行くと独特のファッションで決めた独特の客層に占領されるので、狭い通路で目でも合おうものなら刺されかねないスリルが味わえる。「DQNの聖域」とさえ呼ばれるのは納得が行くワケだ。
普段行く所は、天井が高かった気がするのだが、天井に近い所まで商品が積み重ねられているのは他の店舗と同じらしい。だが、それが圧迫感を感じるって事は無く、崩れたら大変だろうな…位にしか考えた事はなかった。
んで、思い出しながら考えると、入口も出口も狭かったな。ちょっと嵩張る物を買った場合に、どうやって外へ出ようか? 考える事は多々あった。そんな最中に火事でも起きたら、無事じゃ済まないと思う。スプリンクラーが設置してあったかどうかは覚えていない。2階建てで2階も店舗だから、恐らく設置はしてあると思うけどねぇ。
以前、不動産会社に勤務していた時に、防火責任者うんぬん…ってのをやってた。管財関係の部署にいたので、財産管理のついでって事なのだが、貸し事務所、貸ビルがメインだと、テナントもそうだが、防火管理者みたいなのを決めなければいけないし、防火訓練とやらもやらないといけない。テナントが入ってる場合はまだいいのだが、借り手の無いビルなんかでも一応は対策を考えて消防署に提出しないといけないのでえらく面倒であった。
まぁ、税金も滞納する様な会社だったので、その辺の所はほったらかしだったワケで、迂闊にも真面目に仕事すると大変な目に遭うのが常である。案の定、消防署から呼び出され、私の知らない世界の話で怒られるのだ。
と、言うのも、私がその会社に入社するン年も前から消防署のご招待はあったわけで、のらりくらりとかわしていたのだが、消防署の堪忍袋の緒が切れたとなると、生半可な事ではない。不意打ちで査察に来られても空きビルなんだから誰もいないわけで、すっとんで行かなければならないし、指摘事項の改善計画やらそれに伴う工事も必要となれば稟議書も書いて決済貰わないといけないし、バブル弾けてそんな金は無いワケだし、踏んだり蹴ったりなんである。
実際、空きビルに放火されたりもした。浮浪者が冬の寒さに耐え切れず、侵入して焚き火しやがったのだが、正月に家でニュース見てたら「あれ、何か見た事あるなぁ…」ってビルの火事のニュースだったワケで、会社の偉い人が呼び出されてたみたいだったが。
ともかく、消防署は結構厳しい。書類の提出だけでなく、ちゃんと見に来るし、改善した後も見に来るんである。それもこれも、火事の恐ろしさは平時では想像付かない物だからだと思う。不特定多数の人が出入りする店舗なら、もっと厳しい扱いだと思うし、おいそれと燃えない、燃え広がらない工夫を求められる。自治体によって若干の違いはあるが、ドン・キホーテの店内のそれが、適法なのかどうか、普通に利用していてやはり疑問が残る。
あれだけの商品が崩れれば、あっという間に避難路は無くなるだろうし、部分的には人がすれ違う事も難しい所が多々あるのも事実だ。ジャングルとも迷路とも言われる商品陳列の方法が、万一の事を考えていたのかどうか、問われるのは当たり前だと思う。
すでに3人の命が灰になってしまったワケで、社長が泣いた所で誰も同情はしない。放火ではあるものの、万が一に備える必要に欠けていたのは明らかであるし、陳列方法と無縁だとは誰も思わないワケで、事実、消防署からの指摘事項は山ほどあった事が明らかにもなっている。
利益を追求するのに伴い、その裏で、当然やらなければいけない事、守らなければいけない事は必ずあるのだと思う。それを疎かにして、命を失ったとするならば、ホテルニュージャパンの悲劇と何ら変わらないと言う事だと思うね…。
よそのスーパーやショッピングセンターでは置いてない商品が多々あり、まぁ、見ているだけで楽しいとは思うが、夜遅く行くと独特のファッションで決めた独特の客層に占領されるので、狭い通路で目でも合おうものなら刺されかねないスリルが味わえる。「DQNの聖域」とさえ呼ばれるのは納得が行くワケだ。
普段行く所は、天井が高かった気がするのだが、天井に近い所まで商品が積み重ねられているのは他の店舗と同じらしい。だが、それが圧迫感を感じるって事は無く、崩れたら大変だろうな…位にしか考えた事はなかった。
んで、思い出しながら考えると、入口も出口も狭かったな。ちょっと嵩張る物を買った場合に、どうやって外へ出ようか? 考える事は多々あった。そんな最中に火事でも起きたら、無事じゃ済まないと思う。スプリンクラーが設置してあったかどうかは覚えていない。2階建てで2階も店舗だから、恐らく設置はしてあると思うけどねぇ。
以前、不動産会社に勤務していた時に、防火責任者うんぬん…ってのをやってた。管財関係の部署にいたので、財産管理のついでって事なのだが、貸し事務所、貸ビルがメインだと、テナントもそうだが、防火管理者みたいなのを決めなければいけないし、防火訓練とやらもやらないといけない。テナントが入ってる場合はまだいいのだが、借り手の無いビルなんかでも一応は対策を考えて消防署に提出しないといけないのでえらく面倒であった。
まぁ、税金も滞納する様な会社だったので、その辺の所はほったらかしだったワケで、迂闊にも真面目に仕事すると大変な目に遭うのが常である。案の定、消防署から呼び出され、私の知らない世界の話で怒られるのだ。
と、言うのも、私がその会社に入社するン年も前から消防署のご招待はあったわけで、のらりくらりとかわしていたのだが、消防署の堪忍袋の緒が切れたとなると、生半可な事ではない。不意打ちで査察に来られても空きビルなんだから誰もいないわけで、すっとんで行かなければならないし、指摘事項の改善計画やらそれに伴う工事も必要となれば稟議書も書いて決済貰わないといけないし、バブル弾けてそんな金は無いワケだし、踏んだり蹴ったりなんである。
実際、空きビルに放火されたりもした。浮浪者が冬の寒さに耐え切れず、侵入して焚き火しやがったのだが、正月に家でニュース見てたら「あれ、何か見た事あるなぁ…」ってビルの火事のニュースだったワケで、会社の偉い人が呼び出されてたみたいだったが。
ともかく、消防署は結構厳しい。書類の提出だけでなく、ちゃんと見に来るし、改善した後も見に来るんである。それもこれも、火事の恐ろしさは平時では想像付かない物だからだと思う。不特定多数の人が出入りする店舗なら、もっと厳しい扱いだと思うし、おいそれと燃えない、燃え広がらない工夫を求められる。自治体によって若干の違いはあるが、ドン・キホーテの店内のそれが、適法なのかどうか、普通に利用していてやはり疑問が残る。
あれだけの商品が崩れれば、あっという間に避難路は無くなるだろうし、部分的には人がすれ違う事も難しい所が多々あるのも事実だ。ジャングルとも迷路とも言われる商品陳列の方法が、万一の事を考えていたのかどうか、問われるのは当たり前だと思う。
すでに3人の命が灰になってしまったワケで、社長が泣いた所で誰も同情はしない。放火ではあるものの、万が一に備える必要に欠けていたのは明らかであるし、陳列方法と無縁だとは誰も思わないワケで、事実、消防署からの指摘事項は山ほどあった事が明らかにもなっている。
利益を追求するのに伴い、その裏で、当然やらなければいけない事、守らなければいけない事は必ずあるのだと思う。それを疎かにして、命を失ったとするならば、ホテルニュージャパンの悲劇と何ら変わらないと言う事だと思うね…。