今日から12月。時のたつ速さに驚くばかりです。
特に今年は新型コロナウイルス対策に明け暮れて、何もしないで家に閉じこもるのが最善の対策と言われ、他人との結びつき無しの異常事態を経験しました。と過去の話にはなりません。今また、3波の脅威が押し寄せています。
買い物や散歩の途中であった友人知人と立ち話すると、例外なく「なんにも手につかない、何にもしない時間がどんどん過ぎていった一年ね」との感想をおっしゃいます。
わが家でも、88歳の夫の老いぼれが進んだような気がします。コロナ前は自分の趣味で、毎日のように出かけ、元気に出歩いていました。それが会は全て中止になりました。初めのうちこそ、中止連絡の電話が入り、それなりに会話もありましたが、後は何にもない状態。日頃私の部屋のようになっている、居間に来て、テレビをぼんやり見るばかり。ぼんやりすれば、老いた身です。ごろんと横になります。そのままうとうと・・・
「一日20時間いねむっている」状態です。ボケたとまで言うのは可哀想ですが、覇気がなくなり、頭の働きも鈍くなってきているようです。何もしない生活は難しいものです。
そういう点、主婦はさぼり気味ではあっても、毎日の生活があります。文句を言いながらの家事に、救われるのです。
初めての、手探り状態のコロナ禍ですが、あとひと月、通常通り年末の仕事に励みます。それが主婦のコロナ対策法かと思います。今日は、カーテン洗いに取り掛かりました。
12月のマイカレンダーをお見せいたします。写真は伊藤信男さんのものを使わせていただきました。
