おせっちゃんの今日2

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教えられた言葉

2022-11-05 13:25:59 | 言葉
さて、今週はどんな言葉で締めようか、メモ帳をひっくり返して、こんな言葉を見つけました。
★ 落語家 柳家さん喬 (残念ながら、私はこの方を存じませんけれど)
この世界に入った時、自宅から師匠宅へ通っていた。女将さんがなにくれとなくいろいろ教えてくださり、兄弟子との仲を上手く取り持ってくださった。そんな時の、おかみさんの教え。
「他人が悪口を言っているのを聞いたら、そこからいなくなれ。お前も言ったことになるから」
大勢の弟子の集団生活では、本気、冗談、取り交ぜて、悪口を言う機会もあったと思われますよね。仲間に入ったら、それは悪口を言ったのと同じこと。こんな時、その場から消えることが大事だよ。
ついその場のノリで、加わったら、人間関係壊れるよ。

★ いつどんな場面で誰が言った言葉かメモをしていない。不明の走り書き。
「いつも自分を後回しにすることを止める」

この出所不明の言葉を見つけて、言った人が思ったことと違っていると思うけれど、私は息子Kの小学5・6年生の担任の先生を思い出しました。
父母会の席で。
「お家で家族の食事時に、どういう順番で配膳なさいますか。子供さんへ先に配ってご自分を後回しにしていらっしゃいませんか」
夫がいる時はまず夫、そして子供、最後が自分、私はこうしていました。夫がまだ帰宅していない時は(これが多いパターンだけれど)子ども、自分の順番だけど。変かなあ?
「もう5・6年生だから、配膳は自分たちでやらせます。どういう順番で配るとお思いですか?」
「???」
「私が最後なのです。自分たちをみ~んな配って、最後が先生なのです。私が自分で言うと変ですが、私は先生(目上)なのです。まず一番に持って来るべきではないでしょうか。きっとお宅で、お母さんは、自分は最後と子供優先になさっているからなのでしょうね」。
「でも礼儀として先生が先、お母さんが先、をさらりとでもいいから教えておくべきではないかと思ったのですが」。