おせっちゃんの今日2

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修行というもの

2022-11-09 14:55:53 | 徹子の部屋出演者
今日の「徹子の部屋」のゲストは、林家三平でした。昭和の爆笑王と言われた父親の、一見馬鹿なダジャレめいた芸は、素晴らしいものだったと、真似をしながら、紹介していました。本当に真面目にネタを考え、演じていたと言います。子供として、弟子として、尊敬している様子が、素敵でした。
彼は、人気番組「笑点」に抜擢されて、座布団をとる立場になっていましたが、まだそこまでの実力がなかったのか、罵声を浴びることもあり、それは辛抱するとしても、自分の実力が不甲斐ない、もっと武者修行をしようと決心し、「笑点」はおろしてもらい、自主修行をしているところだということでした。
家宝があります。色紙です。父がくれたものです。
「笑わせる腕になるまで泣く修行」。当分これを宝に、芸に励みます。とのことでした。

同じ落語家・八代目桂文楽の言葉が切り抜かれていましたので、紹介します。
「辛いことがあったら、芸だと思いなよ」と。
昔、つらい、さぶい(さむい)悔しい、などと上に訴えるとこう返されたと八代目桂文楽は語ったと。

そうして鍛えられて、話せるようになった。そして今はこっちがそういう番になっている。と。
鷲田清一氏は、そう言えば「長生きするのも芸のうち」という言葉も耳にしますね。と。