若い人が新語を使うことにケチをつけることが多いばあさんですが、何でもかんでも認めないわけではありませんよ。ああ、面白いなあと感心することもあります。若い人の新しい感覚で表現されていて、一本取られたなあ、と身を縮めることもあります。
古い話になりますが、私が教職についていた頃のことだったでしょうか、他人の欠点を揶揄する言葉に、こんな表現が流行ったことがありました。
「あいつ、ピーマンだから・・・」。
どういうことにケチをつけたのかお分かりになりますか?私は分かりませんでした。
答えは「中身は空っぽ」。
なるほど、上手く表現してるなあ。偉そうにしゃべっているけれど、中身は空っぽ、なのかあ。
私達の時代は、こんな辛辣なことも、冗談混じり、決して相手に決定的なダメージを与えることなく、最後はみんなで大笑いという幕切れになるお遊びでしたが。
懐かしく、思い出しました。
最近の若者言葉で、う~ん、これはなんとなくおおらかで、受け入れられると気に入った表現があります。自分ではなかなか使えませんが、面白いと感じています。
「まるっとお見通し」。