きのうは良く晴れた暖かい日だったので、アンズの木の側に一坪ほどある
空地を掘り返した。
ここは孟宗竹の根が張っていて、掘るのに根引き鋸を駆使しなければならない。
竹の根は横に伸びているだけではなく、太い根の節からひげ根ともうべき細い
根がびっしりと付いていて、ちょっとやそっとでは掘り取れないのである。
半日ほど竹の根と格闘してどうやら地ならしを終え、スコップなどの道具を
洗ったあと、桜のようにも見えるアンズの花を写してみた。
晴れた空に生えるピンク色の花が、ことのほか清々しかった。
【杏子・杏(あんず)】
バラ科サクラ属落葉高木。中国の原産。果樹として広く世界で栽培、
日本では東北地方・長野県で栽培。幹の高さ約3メートル。
葉は円錐形で鋸歯がある。早春、白色または淡紅色の花を開く。
果実は梅に似て大きく、初夏に実り、果肉は砂糖漬け・ジャムなどに
する。
種子は証約の杏仁(きょうにん)で、咳どめ薬の原料。カラモモ。
アプリコット。
(出典:「広辞苑第五版」電子辞書)