近事変々

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巨人40勝一番乗り、貯金も20の大台に乗る。東野、7回1/3 を2失点で久々の白星。

2009-07-01 10:54:43 | 読売ジャイアンツ
山口、初Sより「東野の勝ちがうれしい」 ― スポーツ報知

◆巨人4―3広島(30日・岐阜) 

 笑顔の東野にウイニングボールを手渡すと、ようやく心から笑えた。山口にとって、自分の記録はどうでも良かった。「セーブはどうでもいい。東野に勝ちがついたのが、一番うれしい」。先発投手の勝ち星を絶対に消さない、という自らに課した使命を果たし、胸をなで下ろした。

 雨脚が強まる中、1点リードの9回に登板。2死から広瀬に三振振り逃げを許したが、最後は代打・緒方を右飛に打ち取った。雨でボールが滑り、捕手の頭をはるかに越える投球もあったが、粘って、昨年10月11日のヤクルト戦(神宮)以来、今季初のセーブを挙げた。「1球滑ってから気になりましたけどね」。ルーキーリーグに参加しての米国修業、WBCで滑りやすいメジャー球を克服した男にと
って、雨などは敵ではなかった。

7回2死満塁、ラミレスの適時打で生還した坂本を迎える原監督 ずっと心に引っかかっていた。東野が前回、先発した6月14日のソフトバンク戦(東京D)。ピンチで右腕を救援したが、逆転を許してしまった自分が許せなかった。「きょうは東野に勝たしてやりたかった」。どれだけチームの危機を救っても、後輩の勝ち星を消した、たった一度の失敗を忘れない。そんな心優しさが、マウンドでの強さにつながっている。

巨人貯金20、東野2失点74日ぶり3勝 ― 日刊スポーツ(gooニュース)

巨人40勝一番乗り!優勝確率91.7% ― サンケイスポーツ(gooニュース)

「おとりんの一言」

巨人は、58年ぶりとなる岐阜での公式戦で、広島を破って両リーグ最速の40勝に到達、貯金も20と念願の大台に乗せた。

打線は、6回まで4安打無得点だったが、7回裏、木村のヒットを足がかりに二死から松本、ラミレス、谷の適時打で一挙に4点を上げた。

先発の東野は7回まで無失点と踏ん張ったが、8回表一死後、四球の走者を置いてフィリップスに2ランを打たれて降板した。
救援の越智も、続く栗原にいきなりソロHRを打たれ1点差に迫られたが、山口が最後を締めくくり辛くも逃げ切った。

74日ぶり3勝目を手にした東野は、7回1/3 を4安打2失点、9奪三振と好投したとは思うが、私にいわせて貰えば、5四球と詰めを欠いた点と、疲れたとはいえ、4点リードした直後に2ランを打たれたことは、大いなる反省材料だと思う。