12回阿部決めた!原巨人9戦目でやっと延長で勝った ― スポーツ報知
◆阪神5─7巨人=延長12回=(10日・甲子園)
巨人が今季9試合目で初めて延長戦を制した。12回、阿部の右前適時打で勝ち越し、古城の中犠飛でダメ押し。野間口がその裏を3者凡退で締め、プロ初セーブを挙げた。チームは3連勝で貯金は今季最多タイの21。3安打の坂本は両リーグ最速で100安打に達し、打率・334で井端(中日)から打率トップの座を奪い返した。
ベンチの全員が身を乗り出した。延長12回1死一、三塁。阿部は能見の初球を迷いなく振り切った。高くバウンドした打球は一塁手・ブラゼルの頭上を越えていく。勝利への執念が乗り移った決勝の右前適時打。「延長に入ってから、みんなが絶対に負けないんだという気持ちだった。みんなで勝てた1勝だと思います。ラッキーな安打でした」。しびれるような展開に終止符を打った主将は両手を何度もたたき、喜びを爆発させた。
延長戦の勝利は、昨年6月21日のソフトバンク戦(東京D)で12回を制して以来。伝統の一戦にふさわしいシーソーゲームを一丸となって制した。阿部の決勝打を呼び込んだのは、紛れもなく越智の熱投だった。同点の10回に5番手で登板。この回は3者凡退で切り抜けたが、11回につかまる。鳥谷、桜井の安打などで1死一、三塁。絶体絶命のピンチで打席には平野。ここで原監督が動いた。
阿部V打!巨人、今季9度目で初の延長勝ち ― サンケイスポーツ(gooニュース)
坂本両リーグ最速100安打、75試合で達成 ― 日刊スポーツ(gooニュース)
「おとりんの一言」
2回表、3連打で無死満塁とし、敵失で1点、ゴンザレスのタイムリー2ベースでさらに2点を上げ、3―0と先制したが、4回裏にゴンザレスがつかまり、3点を返されて同点とされた。
5回表、6回表と追加点を上げて5―3と逆転したが、7回から登板したM・中村が1点、続く山口も1点を献上、再び5―5の同点とされた。
8回からは両軍の救援陣が踏ん張り、延長戦にもつれ込んだ。
延長12回表、小笠原三振のあとラミレス、亀井の連続ヒットでつかんだ一、三塁のチャンスに、阿部の渋いタイムリーで逆転に成功、代打の代打となった李が四球を選んで満塁とし、古城の犠飛で2点目を追加した。
最後に登板した野間口が、バルディリス、金本、ブラゼルを三者凡退に抑えて、5時間9分の激闘の末、延長戦での今季初勝利を上げた。
◆阪神5─7巨人=延長12回=(10日・甲子園)
巨人が今季9試合目で初めて延長戦を制した。12回、阿部の右前適時打で勝ち越し、古城の中犠飛でダメ押し。野間口がその裏を3者凡退で締め、プロ初セーブを挙げた。チームは3連勝で貯金は今季最多タイの21。3安打の坂本は両リーグ最速で100安打に達し、打率・334で井端(中日)から打率トップの座を奪い返した。
ベンチの全員が身を乗り出した。延長12回1死一、三塁。阿部は能見の初球を迷いなく振り切った。高くバウンドした打球は一塁手・ブラゼルの頭上を越えていく。勝利への執念が乗り移った決勝の右前適時打。「延長に入ってから、みんなが絶対に負けないんだという気持ちだった。みんなで勝てた1勝だと思います。ラッキーな安打でした」。しびれるような展開に終止符を打った主将は両手を何度もたたき、喜びを爆発させた。
延長戦の勝利は、昨年6月21日のソフトバンク戦(東京D)で12回を制して以来。伝統の一戦にふさわしいシーソーゲームを一丸となって制した。阿部の決勝打を呼び込んだのは、紛れもなく越智の熱投だった。同点の10回に5番手で登板。この回は3者凡退で切り抜けたが、11回につかまる。鳥谷、桜井の安打などで1死一、三塁。絶体絶命のピンチで打席には平野。ここで原監督が動いた。
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「おとりんの一言」
2回表、3連打で無死満塁とし、敵失で1点、ゴンザレスのタイムリー2ベースでさらに2点を上げ、3―0と先制したが、4回裏にゴンザレスがつかまり、3点を返されて同点とされた。
5回表、6回表と追加点を上げて5―3と逆転したが、7回から登板したM・中村が1点、続く山口も1点を献上、再び5―5の同点とされた。
8回からは両軍の救援陣が踏ん張り、延長戦にもつれ込んだ。
延長12回表、小笠原三振のあとラミレス、亀井の連続ヒットでつかんだ一、三塁のチャンスに、阿部の渋いタイムリーで逆転に成功、代打の代打となった李が四球を選んで満塁とし、古城の犠飛で2点目を追加した。
最後に登板した野間口が、バルディリス、金本、ブラゼルを三者凡退に抑えて、5時間9分の激闘の末、延長戦での今季初勝利を上げた。