近事変々

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救援・山口、一死も取れず逆転負け。李の逆転2ランもアダ花に終わる。

2009-07-05 12:28:48 | 読売ジャイアンツ
5日連続登板の山口、398日ぶりの負けも責められない ― スポーツ報知

◆中日4─2巨人(4日・ナゴヤドーム)

 あの山口が、負けた。5連投の左腕は、巨人が2―1とリードの7回1死二塁で登板。中日・森野に勝ち越し2点打を許すなど2安打2四球で、1死も取れずマウンドを降りた。08年6月1日のソフトバンク戦以来84試合、398日ぶりの負け投手となり、自身の連勝は14で止まった。今季70試合のうち41試合に登板。首位快走の原動力となった鉄腕は責められない。5日は完投能力十分の内海が先発。フル回転の山口を休ませ、中日に勝ち越したい。

 球場を引き揚げる山口は、二重三重の報道陣に囲まれていた。「左バッターを抑えなきゃいけませんから。ああいう場面で抑えないといけない」。唇をかみしめ、コメントを絞り出す姿に、本来の投球ができなかった悔しさがにじみ出ていた。

 難攻不落を貫いてきた山口が負けた。1点を勝ち越した直後の7回1死二塁。代打・立浪を迎えたところで登板した。フルカウントから立浪を歩かせ、井端に連続四球。1死満塁で、荒木に左前へクリーンヒットされ同点。なおも満塁で、森野に決勝の左前2点タイムリーを浴びた。打線は李承ヨプの2ランによる得点のみ。対中日戦の連勝は4で止まった。

巨人・山口負けた!連勝「14」でストップ ― サンケイスポーツ(gooニュース)

登板過多の影響?山口が398日ぶりの黒星 ― スポーツニッポン(gooニュース)

李の“完ぺき16号”弾も逆転一瞬 ― スポーツ報知


「おとりんの一言」

グライシンガーと吉見の投手戦の様相だったが、6回裏、中日に1点を先取された。
7回表、李の2ランで逆転したまではよかったが、その裏、グライシンガーが一死一、二塁のピンチを迎えた。
ここで巨人ベンチは山口―阿部のバッテリーを投入したが、山口が井端にいきなりの四球、続く荒木の
ヒットで同点、なおも一死満塁から森野にもレフト前に運ばれて2―4と逆転されてしまった。
結局、山口は一死も取れずM・中村にマウンドを譲った。

8回、9回の攻撃も浅尾、岩瀬に三者凡退に抑えられ、そのまま試合終了となった。

前日までは抜群のコントロールで抑えてきた山口だが、この日は別人の様相だった。
あまたのスポーツ紙も書いているが、5連投で両リーグ最多41試合目の登板という山口に疲労が蓄積してきていることは否めないであろう。