村田のタイムリー２ベースで逆転、沢村７四球ＫＯも救援陣が好投。

名古屋ドームに場所を移して対中日の三連戦が始まったが、巨人が逆転勝ちで対中日戦５連敗にストップをかけた。
初戦先発の沢村が初回、いきなりの四球と２ベースで無死二、三塁から森野のタイムリーで２点を献上、なおも制球が定まらず四球２つで一死満塁、かろうじて谷繁を併殺に打ち取った。
沢村はその後も四球を連発、４回裏、二死一、二塁から四球で満塁のピンチを招き、福田と交代した。
結局、沢村は３回2/3で７四球というかつてない大乱調で２失点ＫＯに終わった。

打線は３回表、二死一、二塁から阿部のタイムリーで１点を返し、二死一、三塁となったところで村田がタイムリー２ベースを放ち、３－２と逆点に成功した。
続く４回表、ボウカー、中井の連打で一死二、三塁のチャンスを作り、長野のタイムリー２ベースと坂本のタイムリーで３点を奪い、６－２とリードを広げた。
５回以降は小刻みに救援陣をつぎ込み、９回裏、西村が１点を失ったが６－３で勝利し、対中日の連敗を止めた。

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◆中日３―６巨人（２６日・ナゴヤドーム）

巨人が逆転で、５連敗していた竜退治に成功した。２点を追う３回に「５番・村田」が逆転２点二塁打を放つと、この試合から１番に復帰した長野が４回に２点二塁打を放ち、試合を決めた。
沢村は今季ワーストの７四球と制球が定まらず、リードを保った展開ながら４回途中で降板と課題を残すも、打線は右肩上がり。２位・阪神が敗れたため、ゲーム差は３・５に広がった。

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嶋のタイムリーで逆転サヨナラ。２披弾の田中、完投で開幕１４連勝達成。

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◆楽天３ｘ―２ロッテ（２６日・Ｋスタ宮城）

楽天・田中が、チームの劇的サヨナラ勝ちで、開幕１４連勝を手にした。９回２失点の粘投が報われた勝利で、開幕からの連勝記録は０５年の斉藤和巳（ソフトバンク）の「１５」に王手。昨年８月からの連勝も「１８」に伸びた。ロッテの井口は、その田中から６回に左中間へ本塁打を放ち、日米通算２０００安打を達成。日本人ではイチロー（ヤンキース）、松井秀喜氏、松井稼頭央（楽天）、中村紀洋（ＤｅＮＡ）に続く５人目の到達となった。

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