ロペス土壇場で同点弾、救援陣踏ん張り延長１２回ドロー。突如崩れた杉内、６回１安打も７回に５失点。

初回、先発バリントンから坂本が内野安打、橋本が送り村田のタイムリー２ベースで先制、続く阿部の２ランで３－０と幸先のいいスタートを切った。
立ち直ったバリントンに５回まで追加点を奪えなかったが、６回表、阿部のソロホームランで４－０とリードを広げた。

先発の杉内は６回まで１安打と広島打線を完ぺきに抑えていたのだが、７回に突如崩れた。
先頭のキラからの３連打でたちまち無死満塁、堂林にタイムリー２ベースを打たれ４－２、なおも無死二、三塁から倉に３ベース、アッという間に４－４の同点に追いつかれてしまった。
代打・梵は三振したがルイスにもタイムリーを許して４－５と逆転されてしまった。

９回表、４番手の永川からロペスがソロホームラン、その裏、山口が抑えて同点のまま延長戦になったが、ベンチ入りの８投手全員をつぎ込んだ攻防戦も決め手が無く、引き分けに終わった。

ロペス９回同点弾でＭ３８、Ｍ消滅危機救った！ ― スポーツ報知

◆広島５―５巨人＝延長１２回規定により引き分け＝（１０日・マツダスタジアム）　

巨人が執念で広島と引き分け、優勝マジックを「３８」に減らした。先発・杉内が４点リードの７回、６長短打を浴びて５点を失って逆転されたが、９回１死でロペスが１４号同点ソロを左翼へ叩き込んだ。ベンチ入り８投手を全員使い切り、延長１２回で決着がつかなかったが、価値ある今季４度目のドローとなった。

ロペス弾で同点！原巨人、執念ドローでＭ「３８」― サンケイスポーツ

巨人　執念のＭ減らし　ロペス９回同点弾、救援７人継投でドロー ― スポーツニッポン

ロペス、土壇場で同点弾！　４時間半の熱戦は引き分け ― 巨人軍公式サイト