長野が逆転３ラン、亀井がダメ押し２ラン、杉内は７回途中２失点で９勝目。

巨人杉内、中日カブレラの先発で行われた第２戦は、杉内が２回表、先頭の平田にソロホームランを打たれて中日の先制を許した。　
巨人打線は得点圏に走者を送りながら得点できず、５回まで０－１のままだったが、６回裏、二死一、二塁から長野がバックスクリーンに打ちこみ３－１と逆転した。

７回表、杉内は二死一塁から藤井のタイムリーで１点を失い３－２と１点差に迫られ、二死一、三塁の走者を残して降板し、マシソンが後続を断った。
その裏、二死一、三塁から代打・阿部の内野安打で１点を上げ、続く長野のヒットでなおも二死満塁、代わった武藤から代打・高橋（由）が押し出し四球を選んで５－２と点差を広げた。
さらに８回裏、二死一塁から亀井が２ランを放ち、７―２と中日を突き放した。

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◆巨人７―２中日（１７日・東京ドーム）　

敗戦投手のようだった。ベンチに戻った杉内は、ぼう然とグラウンドを見つめた。２点リードの７回２死一、三塁で降板。逆転してもらった直後だっただけに「７回は３人でしっかり抑えて攻撃につながなければいけませんでした」。６回２／３を６安打２失点で、先月１５日の阪神戦（甲子園）以来、後半戦４戦目で初白星となる９勝目を手にしたが、悔しさだけが残った。

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