直接対決の第2戦、阪神の先発は、巨人がカモにされ、これまで3連敗を喫している榎田だったが、初回二死二塁から村田が2試合連続の先制2ランを放って2-0と幸先のいいスタートを切った。
2回表、先発の宮国がマートンのソロで2-1とされたが、3回裏、二死一塁から阿部のタイムリー2ベースで3-1とリードを広げた。
しかし、先発の宮国がリードを守り切れず、4回表に福留にライトポールに当たる2ランで3-3の同点に追いつかれた。
宮国は5回表にも暴投で一死二、三塁とされ、二死を取ったところで青木に交代した。青木は鳥谷に四球を与え二死満塁のピンチになったが、マートンを投ゴロに打ち取った。
5回裏、亀井のヒットと阿部の2ベースで一死二、三塁とし榎田は降板、代わったボイヤーから村田のタイムリーで4-3と逆転した。なおも一死一、三塁のチャンスが続き、高橋(由)の内野ゴロの間に1点を追加して5-3とした。
6回表、青木が二死一、二塁のピンチを迎えたところでマシソンにスイッチ、代打・関本にデッドボールを与えて二死満塁となったが、西岡を空振り三振に打ち取ってピンチを脱した。
7回以降はマシソン-山口-西村が無失点で逃げ切った。
虎よさらば!村田で「M24」3戦連続V打! ― スポーツ報知
◆巨人5―3阪神(28日・東京ドーム)
巨人に優勝マジック「24」が再点灯した。8月絶好調の村田が、初回に22号先制2ラン。同点の5回に勝ち越しの右前適時打を放った。先発の宮国は5回途中で降板したが、青木、マシソンら自慢の中継ぎ陣がピンチをしのいだ。阪神との首位攻防戦に連勝し、チームは4連勝。2年連続のリーグ優勝へ加速し始めた。
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宮国は5回表にも暴投で一死二、三塁とされ、二死を取ったところで青木に交代した。青木は鳥谷に四球を与え二死満塁のピンチになったが、マートンを投ゴロに打ち取った。
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6回表、青木が二死一、二塁のピンチを迎えたところでマシソンにスイッチ、代打・関本にデッドボールを与えて二死満塁となったが、西岡を空振り三振に打ち取ってピンチを脱した。
7回以降はマシソン-山口-西村が無失点で逃げ切った。
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