巨人連勝。延長１０回、アンダーソンが決勝３ラン。

甲子園での第２戦は、共に今季勝ち星のない内海、榎田の左腕対決となった。

巨人は２回表、二死二塁から片岡ののタイムリーで１点を先制したが、内海が４回裏につかまった。
３回まで２安打無得点に抑えていた内海だったが、４回裏、ゴメスにフェンス直撃の２ベース、マートンには四球で一死一、二塁とされ、新井（良）は三振に打ち取ったが、鶴岡、柴田の連続タイムリーで１-２と逆転されてしまった。
５回裏にも先頭の大和に２ベースを打たれ、鳥谷の１ゴロで一死三塁のピンチを招き、ゴメスの遊頃の間に１点を追加され１-３と差が開いた。

２点を追う巨人は、４回以降榎田・安藤に１安打と追加点が奪えなかったが、８回表、３番手の福原から坂本が２ベース、片岡のタイムリーで１点を上げ、阿部の四球で二死一、二塁となったところで、村田がタイムリー２ベースを放って３-３の同点に追いついた。

９回裏、山口が二死満塁のピンチを招いたが、ゴメスを三振に打ち取り延長戦に入った。
延長１０回表、４番手の二神から坂本のヒット、片岡の内野安打で無死一、二塁とし、代わった高宮からアンダーソンが３ランを放ち６-３と逆転した。
１０回裏はマシソンがマートン以下を三者凡退に抑えて、阪神に引導を渡した。

アンちゃん打てば７戦全勝！延長１０回Ｖ３ランで虎に連勝 ― スポーツ報知

◆阪神３―６巨人＝延長１０回＝（１０日・甲子園）

　さすがだ、アンちゃん！　３―３で迎えた延長１０回無死一、二塁で、アンダーソンが阪神６番手の高宮から７号右越え３ランを放ち、甲子園で連勝。これで本塁打を放った７試合は全勝だ。９回のピンチをしのいだ山口が今季１４試合目の登板で初勝利。先発の内海は７回７安打３失点で、自己ワーストタイの開幕７戦白星なしも、チーム一丸となり黒星を消した。

巨人・内海、７回３失点の粘投も…今季７戦目でも初勝利に届かず ― サンケイスポーツ

アンダーソン１０回Ｖ弾　打てば全勝！左対左も苦にせず ― スポーツニッポン

アンダーソンの７号３ランで、阪神に連勝 ― 巨人軍公式サイト

塩見３敗目、６回途中４失点ＫＯ。打線も藤岡に４安打１点止まり。

仙さん、二死からの失点に「頭とハートで失敗」 ― サンケイスポーツ

ロッテ４－１楽天（１０日、ＱＶＣマリン）

楽天の星野監督は「頭とハートで失敗していたら勝てません」と嘆いた。二回と五回の失点はどちらも２死無走者から。六回無死一塁では平凡な一ゴロの打球で、捕球した銀次が二塁への送球をちゅうちょし、一塁ベースカバーに入った塩見との連係も合わずに内野安打としてしまった。

東北楽天、覇気なし　わずか４安打、監督不快感 ― 河北新報