近事変々

思いつくまま、気の向くまま綴る「おとりん」のサイトです。
※表題の「変々」は字面の遊びです。(念のため)

巨人、もう後がない!! 木佐貫も4回3失点KO、ホリンズの3ラン追撃も及ばず無念の連敗。

2007-10-20 08:29:29 | 読売ジャイアンツ

巨人“誤算”続出で早くも崖っ縁 ― スポーツニッポン(gooニュース)

【巨人4-7中日】

 早くも崖っ縁に立たされた。重苦しい雰囲気の中で行われた試合後の会見。原監督は連敗という現実を振り返ることなく、ひたすら前を向いた。
 「反省はいろいろとあるし、そういう質問に答えないといけないかもしれないけど、そういうことよりも、しっかりと前を見つめて戦う」

 相手の先発を読み間違えた初戦に続き、この日もアクシデントが襲った。初戦で古傷の右足首痛を再発させた1番・高橋由が欠場。指揮官は代役に清水を起用したが、4打数無安打に終わった。
何よりもふがいなかったのは4番の李スンヨプだ。同点の3回1死一、二塁、2点を追う6回1死二塁でいずれも二ゴロ併殺打。1発出れば同点の8回1死一塁でも左飛に倒れて「あしたがあるので、あきらめずに頑張る」と厳しい表情で引き揚げた。


崖っぷち連敗 原巨人やり返す…セCS第2S・第2戦 ― スポーツ報知

第2戦の「試合結果」はこちら ― 巨人軍公式サイト

「おとりんの一言」

 CS第2ステージは、巨人が中日に連敗して、もう後がなくなってしまった。きょうの第3戦にも負ければ日本シリーズへは中日が進出することになるのだ。
勝ったとしても、残り2試合も連勝しなければならないのだから至難の業である。
 短期決戦ではミスをした方が負けというのは常識だが、初戦にも、きのうの試合にもミスが目立った。
投手の川上に2安打された木佐貫、チャンスに打てず2度も併殺打の4番・李、上原までもが被弾しては勝ち目はない。紅白戦ではほんとうの試合感を取り戻すことは難しいということだろう。
 きょうの試合、中日の先発は山井か朝倉だが、どちらにせよ負ければ終りである。高橋(尚)と打線には残る力を振り絞っての健闘を期待するしかない。

先発内海、4四球で自滅、天敵ウッズにも2ラン打たれ4失点。

2007-10-19 08:32:55 | 読売ジャイアンツ
原巨人完敗スタート…セCS第2S・第1戦 ― スポーツ報知

◆セCS第2S・第1戦 巨人2-5中日(18日・東京ドーム) 

 原巨人が痛恨の黒星スタートとなった。日本シリーズ出場権をかけたセ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)第2ステージが開幕。
初戦先発の大役を任された若きエース左腕・内海は、3回に失策がらみで2失点すると4回には天敵・ウッズに一発を浴びてKO。
打線も中日の奇襲先発となった左腕・小笠原を打ちあぐんだ。この日、ひと足先に出場を決めた日本ハムの待つ頂上決戦へ向け、第2戦は木佐貫を先発に立てて、巻き返しを図る。

 敗戦の弁で原監督は「平常心」という言葉を使った。ペナントレースでは聞き慣れないフレーズだった。「緊張感のある、いい雰囲気の中で試合ができる。その中できょうは結果としてミスも出て、こういう点差になった。あすから切り替えて、平常心で戦っていきたい」独特のムードの中、竜のかく乱で先手を奪われ、ミスから主導権を握られ、天敵にアーチを浴びての黒星。地に足をつけて戦えなかったナインを鼓舞するように、会見場で声を大にした。

まさか…巨人 ミスミス黒星スタート ― スポーツニッポン(gooニュース)

第1戦の「試合結果」はこちら ― 巨人軍公式サイト


「おとりんの一言」

 巨人が中日を迎え撃つはずのCS第2ステージの初戦、まさか、まさかの連続で敗退した。
満を持して先発した内海は、コントロールがままならず、初回から満塁の連続、3回表には谷繁のタイムリーで2点を失い、4回表には天敵ウッズにも2ランを打たれ、4失点で降板を余儀なくされてしまった。
 打線も山井、朝倉の先発を予想し6人の左打者を並べたものの、中日の先発は予想もしなかった左の小笠原と、きれいに裏をかかれて1回裏の二死満塁、4回裏の二死一、三塁のチャンスを逃すなど機能しなかった。
 守備でも、2回表に小笠原、3回表には二岡がエラーを犯してしまい、実戦から遠ざかっていた影響も出ていたようだ。
 それでも、打っては谷がソロHR、李が2ベースを含む2安打、リリーフでは西村、林、門倉が無安打に抑えるなどの好材料も出ていた。
まだこれからだ。きょうの第2戦はなんとしても勝って、対戦成績を5分にしたいところである。

花より実のほうが見事なピラカンサス

2007-10-19 07:57:32 | 花好きずき
 そこここにピラカンサスの実が色づいているのが見られるようになったが、近くの前谷津川緑道にもびっしりと実をつけるピラカンサスの大木がある。
曇り空だとさほど綺麗とは思わないが、きのうのような晴天の日にはなかなか見応えがある。
 ピラカンサスの花は春先に咲くが、小さめの白い花であまり目立たない。
ピラカンサスはひっそりと咲く花よりも、秋に色づく実のほうが見事である。












【ピラカンサス】


・薔薇(ばら)科。
・学名 Pyracantha angustifolia(橘擬)
     Pyracantha coccinea (常盤山櫨子)
     Pyracantha : トキワサンザシ属
     angustifolia : 幅の狭い葉をもつ
     coccinea : 紅色の,緋紅色の
 Pyracantha(ピラカンサ)は、ギリシャ語の
 pyro(炎)+ acantha(刺)」が語源。
 火のような真っ赤な実をつけ、枝にはいっぱいとげがある
 ところから。
 これに「ス」がついて「ピラカンサス」。
・開花時期は、 5/10頃~ 5/末頃。
・花は白。花よりやはり、秋になる実が目立つ。
・中国名は「火棘(かきょく)」。
・別名 「橘擬」(たちばなもどき)→オレンジ色の実。
                  中国南西部原産。
    「常盤山櫨子」(ときわさんざし)→赤い実。
               ヨーロッパ東南部原産。

(出典:「季節の花300」)

白粉花(おしろいばな)も花期が長い。

2007-10-17 12:35:39 | 花好きずき
 きょうは、久しぶりに青空が広がったが、昼を過ぎてからは時折り真っ黒い雲に陽射しが遮られるようになってきた。
もうそろそろ花も終りかもしれないが、道端のあちこちに色とりどりの白粉花が咲いている。
家から程遠くない、とあるマンションの建物沿いには、毎年びっしりと白粉花が咲くが、この花もかなり花期が長い。初夏から晩秋まで、どこでも見られる花でもある。
白粉花はひとつの株に違った色の花が同時に咲くことでも知られている。













【白粉花(おしろいばな)】

・白粉花(おしろいばな)科。
・学名 Mirabilis jalapa
     Mirabilis : オシロイバナ属
     jalapa : ヤラッパ(メキシコの町名)
 Mirabilis(ミラビリス)は、ラテン語の
 「不思議な、素敵な」のことばが語源。
・開花時期は、 6/25頃~10/末頃。
・メキシコ原産。江戸時代に渡来。
 (ペルー原産、との説もある)
・ラッパ型の花。町中に野生化している。
・熟した黒く固い種をつぶすと白粉(おしろい)の
 ような”白い粉”が出てくる。
 名前の由来はそこから。
 名づけ親は江戸時代の博物学者、貝原益軒。
 黒いタネ(実)は、お寺の鐘の形です。
 白い粉は蕎麦(そば)の実の粉に似ている。
・夕方頃に活動する昆虫には、花の多彩な色で引きつけ、
 夜に活動する昆虫には、その香りで引きつける。
・色は赤、白、黄。英語では、1本の草から異なる花の
 色が咲くことから「marvel of Peru(ペルーの驚異)」
 といわれる。
・少しだけ香る。

(出典:「季節の花300」)

結構きれいなダリアの花、またの名は天竺牡丹。

2007-10-16 09:10:28 | 花好きずき
 きょうも朝から曇り空で、かなり風も出てきた。予報によると雨の確立が高いのだが、まだ雨は落ちてはいない。
 ところで、うちのダリアだが、茎が大きく伸びて2メートルほどにもなっている。
ようやく蕾が開いて結構きれい花なのだが、花の重さに耐えかねて茎が途中で折れてしまったものもある。丈夫な茎で、ただ折れ曲がっただけなので、細い針金の支柱をあてて起こしてやった。
どんな花でもそうだが、陽射しがないと花の色が引き立たない。
 ダリアの和名は「天竺牡丹(てんじくぼたん)」というが、私は、こちらの名前のほうがピッタリしていると思う。










【ダリア】

・菊科。
・学名 Dahlia pinnata
     Dahlia : ダリア属
     pinnata : 羽状の
 Dahlia(ダリア)は、18世紀のスウェーデン
 の植物学者の「Dahl ダールさん」の名前に
 ちなんだ名前。
・メキシコ原産で、メキシコの国花。
・以前からメキシコ高原地帯に自生していた。
 18世紀にそのタネがメキシコからスペインに送られ、
 それをダールさんが開花させて広まった。
 ナポレオンの妃ジョセフィーヌがこよなく愛したと
 いわれている。
 その後品種改良がすすみ、 19世紀のヨーロッパで
 大流行した。
・日本には1842年にオランダから渡来。
・球形のものや、花びらの先がとがったもの、
 八重のもの・・・、咲き方はとても多彩。
・色は赤白黄色などさまざま。
 なんと3万品種以上もあるらしい。
 園芸植物のなかでも突出した品種数。
 変異を起こしやすい植物なのでいろいろな品種が
 作れたとのこと。
・別名 「天竺牡丹(てんじくぼたん)」

(出典:「季節の花300」)

薄(すすき)には青空が似合う。

2007-10-15 06:56:10 | 花好きずき
 きのうはどんよりとした曇り空が続いていたが、薄(すすき)には青空が似合う。
2年ほど前まではうちにもススキの株があったが、始末が悪いので根こそぎ処分してしまった。
そんなわけでススキを見るには少しばかり先まで出かけないと見られない。
 少ない畑の片隅にススキが植わっている所があるが、青空にたなびくススキの穂波を見ていると、なぜかホッとした気分にさせられる。
枯れたススキの穂は「枯れ尾花(おばな)」といわれるが、陽に当たって銀色に輝くススキの穂も、なかなか趣きがある。












【薄(すすき)】

・稲(いね)科。
・学名 Miscanthus sinensis(ススキ)
     Miscanthus : ススキ属
     sinensis : 中国の
  Miscanthus(ミスカンサス)はギリシャ語の
  「mischos(小花の柄)+ anthos(花)」が語源。
・秋の月見のおそなえとして欠かせないもの。
 【中秋の満月】には収穫物と一緒に供えられるが収穫物を
  悪霊から守り、翌年の豊作を祈願する意味がある。
・屋根材のほかにも、炭俵用、家畜の飼料用などとしても
 よく利用される。
・ススキの「スス」は、葉がまっすぐにすくすく立つことを
 表わし、「キ」は芽が萌え出でる意味の「萌(キ)」だと
 言われている。
・箱根の仙石原や、奈良の若草山で行われる「山焼き」は、
 ススキを野焼きすること。
 春先に行う。この野焼きをしないと、ススキの草原には
 次第に樹木が侵入し、ススキの原として維持することが
 できなくなるので、一年に一度全部焼き払ってススキの
 草原を残すようにしている。
・「すすき」は「芒」とも書く。
・別名 「尾花(おばな)」
      花穂が獣の尾に似ていることから。
    「茅(かや)」。
      民家の茅葺き屋根は、この薄などの
      茎や葉を用いて葺(ふ)いた屋根。

(出典:「季節の花300」)




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【このところ、迷惑コメントが続いているので、コメントも「事前承認制」にしました。
コメントをされても、管理者の承認がなければ記事には反映されません。】

背高のっぽの秋明菊 (しゅうめいぎく)

2007-10-14 08:28:48 | 花好きずき
 この花もだいぶ前から咲き始めていたのだが、しばらく名前が分からなかった。
分かってみればなんのことはない、秋明菊といえばわりと知られた花だと思うが、昔から庭のあちこちに生えていたような気もする。
この花の茎は意外と長く、背高のっぽなので風が吹くと途中から折れてしまいそうな感じがする。
貴船菊(きぶねぎく)という八重咲きで濃いピンク色のものは、未だかつて目にしたことがない。








【秋明菊 (しゅうめいぎく)】

・金鳳花(きんぽうげ)科。
・学名 Anemone hupehensis var. japonica
     Anemone : イチリンソウ属
     hupehensis : 中国の湖北省産の
     japonica : 日本の
 Anemone(アネモネ) は、
 ギリシャ語の「風」が語源。
 「風の花」の意味のようです。
・秋に菊に似た花を咲かせるところからこの名前に。
・中国原産。かなり昔、日本に渡来。
・漢名は「秋牡丹」
・濃いピンク色の花は別名で「貴船菊(きぶねぎく)」。
 京都の北の貴船地方に多いことによる。

(出典:「季節の花300」)

マンデビラ・ピンクパフェ

2007-10-13 08:23:42 | 花好きずき
 早いものは5月頃から咲くようだが、うちのマンデビラはここに来てようやく花を開き始めた。
買ってから3年目だと思うのだが、ポリ鉢ごと別の大鉢に植えているので、どうやって植え替えたらいいのか思案しているところである。
といっても、植え替えの適期は春先なので、実際の作業は年を越してからの話である。








【ディプラデニア】

・夾竹桃(きょうちくとう)科。
・学名 Dipladenia boliviensis
     Dipladenia : ディプラデニア属
     boliviensis : ボリビアの
・常緑のつる性植物。
・南米のボリビア原産。熱帯です。
・花は夏から秋にかけて開花。
 大きな5弁花でスクリュー形。
 花色はピンク、黄色など豊富。
・別名 「マンデビラ」 Mandevilla
     イギリスの公使の「マンデビル さん」の
     名にちなむ。

(出典:「季節の花300」)

ど根性(?)・鶏頭(けいとう)

2007-10-12 09:26:16 | 花好きずき
 「ど根性○○」というと、道端に種が運ばれて生えた大根などで有名だが、さしずめ、そんな感じの鶏頭が近所のゴミ集積場所の一角に生えていた。
葉っぱは虫に食われて穴だらけだったが、頭頂部は立派なトサカ状になっており、けっこう立派な鶏頭だった。









【鶏頭(けいとう)】

・ひゆ科。
・学名 Celosia cristata
    Celosia : ケイトウ属
    cristata : 鶏冠状の
 Celosia(セロシア)は、ギリシャ語の
 「keleos(燃やした)」が語源。
 花の燃えるような赤い様子から。
・開花時期は、 8/10頃~12/10頃。
・熱帯アジアなどの原産。日本には万葉時代にはすでに渡来
 していた”古株”。
・花が鶏の鶏冠(とさか)状に見えるのでこの名前になった。
 英語でも「cocks-comb」(鶏のとさか)なので、この花に
 対するイメージは世界共通なのかも。
・花が丸くなって咲くものや、槍のようにとがるものなど、
 いろいろある。
・昔は草染めの原料として利用された。
・別名 「鶏冠花」(けいかんか)、
    「韓藍」(からあい)。

(出典:「季節の花300」)

満開の金木犀

2007-10-11 07:14:54 | 花好きずき
 家から駅に行くまでの道すがら、歩道の下に金木犀の大木が1本あり、いま満開の様子で、びっしりと黄色い花を付けている。
あちこちから金木犀の香りが漂ってくるのも、いまごろの時期である。
わが家の庭先にも1本あるのだが、こちらはまださほど大きくないし、いつも伸びすぎると伐採してしまうので、たいして花は付いていない。








【金木犀 (きんもくせい)】

・木犀(もくせい)科。
・学名 Osmanthus fragrans var. aurantiacus
      Osmanthus : モクセイ属
      fragrans : 芳香のある
      aurantiacus : 橙黄色の
 Osmanthus(オスマンサス)は、ギリシャ語の
 「osme(香り)+ anthos(花)」が語源。
・開花時期は、 9/25頃~10/10頃。
・とてもよい香り。
  9月下旬頃のある日、突然金木犀の香りが始まる♪
  (咲き始めが劇的です)
 咲いているあいだじゅう強い香りを放ち、かなり遠く
 からでも匂ってくる。
 香りでは春の沈丁花、夏の梔子に並びます。
・咲いたあとで雨風があるとあっけなく散ってしまう。
 はかないです。
・中国南部の桂林地方原産。
 中国語では”桂”は木犀のことを指し、「桂林」という
 地名も、木犀の木がたくさんあることに由来するらしい。
 日本では木犀といえば、ふつう思い起こすのは金木犀ですね。
  金木犀の中国名は「丹桂」。
    丹=だいだい色、桂=モクセイ類。
・”犀”の字は「固い、鋭い」の意味あり。
 枝が固いからかな?
・江戸時代初期の頃、渡来した。

(出典:「季節の花300」)