妻が急性転化期と言われ、海外から娘と孫達が急遽帰ってきてから1ヶ月近くが経った。
白血球数は信じ難いほどに増加し、足の浮腫みや腹水にもかかわらず、妻は頑張っている。
主治医から、
「週末だけでなくずっと自宅に帰って過ごしてもいいですよ」と言われた。
輸血の時や、急変があれば往診にも応じられますから、と
「もちろんこれは退院勧告ではなく、入院を続けられてもいいのですよ」
患者と家族の希望を尊重しての言葉である。
妻は暫く考えてから「やっぱり病院においてもらいたい・・・・・」
私にかかる負担や体調のこと を慮っての答えだと思われた。
私は「本当にどちらがいいか、正直に思い通りにすればいい」
・・・もう少し状況をみ 相談して返事をすることにした。
この週末も自宅で過ごし、安堵の表情を浮かべ眠っていた。
本当はずっと自宅で過ごしたいに違いないのだろうな。
rikuとyuuも次第に寒さに慣れて、ラヴと共にこちらの生活を楽しんでいる。