相談もなしに・・

マイナンバー制度が間もなく始まるらしい。
いわゆる背番号制度、国民一人一人に漏れなく固有番号を割り付けて
これからは全てのことをこの番号で管理されることになる。
国民の承諾など得ることなく、知らぬ間に制定され、しかもまだ制度発足前だというのに、
改定法案が上程されている。どうなっているの???

目的は、行政の効率化と生活保護受給などの不正防止に寄与するというもの。
徴税と年金の一括管理が格段に効率化される。それは良いとして、
改定案では金融(預貯金把握)、医療履歴把握もできるようにするというものらしい。
更には戸籍管理、その他あらゆる個人情報に拡大されていくことが予想されます。
あらゆる個人情報が国家によって一元管理されることになるのです。
国民側のメリットは何だろう・・・
住民票が要らなくなるって? 他には? ほとんど何もない
そういえば・・以前に住基ネットとかでカードをもらったが一度も使ったためしがない。
あれも大変な税金使ったはずですね、何だったのかイマイチ分からずじまいでした。

最近はNETによる大量の個人情報漏洩が大問題になっています。
もしも一個人のみならず大量のマイナンバー情報が漏洩し悪用されると大変なことになる。

他にも政府はビッグデータを企業が有効活用できること進めようとしている。
買い物履歴、電力料金、健康医療情報・・、国民は丸裸にされる、恐ろしいことですね。


派遣法の改定も進められようとしていますね。
労働者派遣法は当初は通訳などごく限られた職種だけでしたが、
案の定企業側の要請により、次第に拡大され歯止めが外され、
今では製造業を含めすべての職種で派遣社員が認められている。
福利厚生も退職金もなく、都合よく使いまわし切れる、会社にとっては好都合。
それを更にもっと都合よく使い勝手よい制度にしようとしているのですね。
何事につけて政治は、国民目線ではなく、国側、企業側の都合のよい制度にしている。

最後にお笑い
クールビズにあやかり、「クールビズヘアー」
夏を短髪で乗り切ろうというもの。　しかし庶民にとって散髪料金もバカにならない。
環境大臣も肝入りらしい、どう見ても必要なさそうなヘアーでありましたが、
率先するなら大臣は揃って丸坊主にすれば・・・


画像は
フタリシズカならぬサンニンシズカ ?


イロハモミジの花