じいじのひとりごと

高齢者の悲哀と愚痴を綴っています
唯一の相棒、mシュナウザーのベルが残り人生を伴走してくれます

ボツイチ

2016年10月03日 | 日々のこと
今日の新聞、Reライフ欄に特集が載っていました。
「妻に先立たれたら」
2015年の国勢調査によると、妻と死別した65歳以上の男性は全国に144万人。
配偶者を亡くした人を最近は「ボツ(没)イチ」と呼ぶ、ことも紙面で知りました。

死別のダメージは男が大きい
「自分より先に妻が死ぬなんて、考えもしなかった」
老後は夫婦で過ごせると信じて、先の人生が、全く見えなくなった・・・・


引きこもりがちな生活、朝起きて晴れた空を見ても美しい花を見ても、
妻との思い出が浮かんだ。無意識、無感動・・・
「もっと旅行に一緒に行きたかった」と悔やんだ。
一日中誰とも話さず、テレビを見ていた。
「自分で死ぬことが出来ないので、寿命がくるまで生きている」という生活・・・

私もそんな生活が続きました、
悲しみが和らぐ期間は個人差があるものの、同様なのだなあ・・・


死別した時はこんなことを心掛けるといいとありました。
・早く元気にならなければ」と、あせらなくていい
・なるべく休養をとり、無理をしない
・自分の気持ちを日記に書いたり、亡くなった人に手紙を書いてみたりする
・出来なかったことよりも、故人の為に出来たことを思い出してみる
・信頼できる人に自分の気持ちを聞いてもらってもいい
・外にでてみたり、自然に思えてきたら新しく何かを始めてみたり

あれから7年と5ヶ月、日にちぐすりですね。
私もなんとか前向きに生きていく術を身につてきたようです。
先の事は必要以上に考えないこと・・・


黄昏時、久しぶりの夕焼け


東の空まで染まり、これは虹 ??


コメント (12)
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