開花が近い

本格的な春の到来、を感じさせてくれるのどかな１日であった。

風は多少冷たいが陽ざしに温もりがある。

 

妻は今週も週末外泊が出来た。

安らかな寝息で眠っているのを見計らって孫達と前の河川敷広場に出る。

　　

ソメイヨシノもやっと膨らみかけてきた。

来週は咲いてくれるかな・・・

　　

　　　

　　　

　　　

　　　

　　　

外泊した日曜の夕方は忙しい。

６時からBShiで「天地人」を見ながら夕食

今夜は娘が作ってくれた寄せ鍋、(妻はほんの一口だけ・・)

それでも、美味しいと食べられたときは吐き気も少ない。

７時に入浴介護して、８時に病院へ送って行く。

　　

今は娘が居て何かと手伝ってくれるので助かる。

孫達も時に肩を擦り声をかけては、生きる力の励ましとなってくれている。

　

 

　　　

確定申告

ぎりぎりになって確定申告をした。

妻の医療費は莫大な額だが、健康保険の高額限度補償と、

がん保険の入院給付があったので控除の対象にならない。

実際には私の交通滞在費などで出費はオーバーしているのだが。

入用で満期保険金の解約給付などをしたので、申告により追加納税になった。

　　

私の方は僅かばかりの還付金があった。

差し引きとんとん・・・

パソコンで書類を作成して行くと、手続きは５分とかからなかったけど、

面倒なだけで無駄足の感。

　　

　　

「アンパンマンよ～」とふざけるyuu、

「バイキンマンみたいだよ」とじいじ

ＷＢＣ

ＷＢＣで沸いています。

今夜はボクシングのＷＢＣ？？とややこしいですね。

   

私の方は妻のＷＢＣ(白血球)に「一悸一憂」しています。

ストレスで私の心臓もドキドキ動悸・・・

 

せめて自然に接して心鎮めたい

 

おべんとう

このところの私の毎日の昼食である。

孫のyuuのお弁当のついで？に娘が作ってくれている。これが私にとっての昼ごはんにちょうど適量、

孫も今頃同じものを食べているのだろうな、と思いながら食べると楽しい。

　　

ただ、ほとんど毎日 同じメニューなのだが、手作りのおべんとう、なぜか文句なく美味しい。

　　

更に毎日の夕食は妻の病院食を私が食べている。

だがら栄養もバランスも申し分ないし健康ダイエットに最適。

春めいてきた

妻が急性転化期と言われ、海外から娘と孫達が急遽帰ってきてから１ヶ月近くが経った。

白血球数は信じ難いほどに増加し、足の浮腫みや腹水にもかかわらず、妻は頑張っている。

   

主治医から、

「週末だけでなくずっと自宅に帰って過ごしてもいいですよ」と言われた。

輸血の時や、急変があれば往診にも応じられますから、と

「もちろんこれは退院勧告ではなく、入院を続けられてもいいのですよ」

患者と家族の希望を尊重しての言葉である。

 

 

妻は暫く考えてから「やっぱり病院においてもらいたい・・・・・」

私にかかる負担や体調のこと を慮っての答えだと思われた。

私は「本当にどちらがいいか、正直に思い通りにすればいい」

・・・もう少し状況をみ 相談して返事をすることにした。

 

この週末も自宅で過ごし、安堵の表情を浮かべ眠っていた。

本当はずっと自宅で過ごしたいに違いないのだろうな。

 

 

３月に入り、すっかり春めいてきた。

rikuとyuuも次第に寒さに慣れて、ラヴと共にこちらの生活を楽しんでいる。

ひと時華やぐ

歩くのもやっと、今週は無理か と考えていた週末外泊だったが、車椅子を使い帰った。

久しぶりの晴れ間となり風もない。

　　

「午後に約束してあるの、どうしても出かけたいの」と言う。

友人の喫茶「レジュウノア」の仲間は妻にとって姉妹のような存在であった。

折に触れ本当に細やかで控えめな気遣いをしてくれる。

その喫茶店、今月限りで閉店するので是非行ってあげたいというのだった。

　　

どうしてもと言うなら行かせてやりたい。

いつもならパジャマの上にダウンコートを羽織るだけなのに

妻の希望で、今回は娘と２人がかりで外出着に着替えさせる。

浮腫んだ足にストッキングを鋏で裂いて履かせたが、ついに靴は履けなかった。

ちぐはぐだがスリッパにする。

　　

私も何度か行ったことがある、それはそれはセンスの良い洒落たお店だった。

今回ファイナルフェア、蒐集した何組もの古雛が飾られ、早咲きの桜がしつらえてあった。

　　

仲間が揃って迎えてくれていた。

みんなに取り囲まれて、久しぶりの華やかな ひと時

妻の顔がほころび 目が生き生きしていて、私まで嬉しくて熱くなった。

　　

ほんの１０分か１５分いて、名残惜しいが おいとまする。

「本当に良かったなあ、もっとゆっくりしたかった」

だが帰ってきた後、疲れてまた昏々と眠り続けていた。

桜、早く咲いて

西日本の桜の開花予想が出て、今年は少し早いそうである。

四国では３月２０日頃とか、

願わくは更に早く、１日も早く咲いて欲しいところ・・・。

　

我が家の桜の蕾はまだこんなに固いままである。(右)

　　

　　

雨続きで川の水が豊富である。

水辺の土筆はこんなに元気、

「ほーっこれはすごいなあ」、ラヴも感心している様子です。

　　

     

　　

話題の映画

「おくりびと」アンコール上映されていて観てきました。

去年見損なった、というよりもあの頃は観るのを避けていたところがあった。

今回なんと満席・・・自分ながらどうもである。

　　

誰もが迎える死と、それを厳粛に送る納棺というテーマを、深刻にではなく当たり前のこととしてユーモアを織り込みながら むしろ明るく描いていた。

それが私にも自然にすんなりと受け入れられた。

　　

雪の庄内平野を飛翔する白鳥と、やわらかなチェロの調べが印象に残る。

受賞が納得できる、なるほどに見所ある「おもしろい」映画であった

　

　　

病院での夕食時、妻に聞かれて少し話して聞かせてやると

「私も観てみたかった・・・」

　

一斉放水始めー

今日から３月、久しぶりにすっきりと晴れ上がった。

山根グラウンドで消防観閲式があったらしくて、

その後近くの河川敷で放水イベントが行われた。

たまたま散歩していて出くわし、孫達は歓声を上げて喜んだ。

 

澄み切った空、煙突山に向かって、

「一斉放水始めー！」

白い水しぶきが眩しい。

 

 

今週も妻は外泊できた。

娘が帰ってからは手作りの料理で彩りもあるせいか、食もそれなりにある。

孫との会話で笑顔も増えた。

しかし昏々と眠り続ける時間が多い。