ウドの大木

うちの裏庭の向こう半分はウドのジャングル。春先はスッキリと見通しのよい庭が、ウドが出て来ると山菜畑になる。「今日の夕食はウドのゴマ炒めとワラビのおひたしね」なんて具合。だんだんとウドが生長し背丈を超えると、ウドをかき分けて小道をすすむようになり、ジャングル状態（つまり薮）になる。
ちょっと邪魔ものだけど、美味しいウドのきんぴらを思うと、ばっさりと刈る気になれない。
このところ、そのウドの黒い実を啄みに、メジロの群れがやってくるようになった。にぎやかにさえずりながら団体でやって来て、すばしっこいのでなかなか姿をゆっくり見れないが、緑色の体に白い縁取りをした目。メジロに混じって、シジュウカラやコガラもウドの種を食べたり、白樺やレンゲツツジの茂みを飛び回ったりしてる。
ウドの大木。ガーデニングには邪魔もの扱いだけど、大事な小鳥たちのご飯です。