宇部市ピアノ教室ブログ♪Grazioso(グラツィオーソ)

ピアノレッスンやイベントの様子、講師が勉強していること、おすそ分けしたい感動体験等、自由に綴っています。

レッスンノート、リニューアル!

2014-03-21 | 教材・教具
4月から使う新しいレッスンノートが
完成!!
今年は元気いっぱいの黄色にしました。



去年は表紙のデザインを新しくしたのですが
今回は中身を再編成・・・

「ピアノのやくそく」
一日の中でいつ、どのくらい練習するのか
自分で決めておこう。

「次のレッスンまでにがんばること」
レッスンの最後に
今週何に一番力を入れて練習するのか、
書き入れます。

「今年はどんな1年だったかな?」
弾けるようになった曲ベスト3、
今年いちばんがんばったことを
1年の終わりに書きます。

その他、自分の写真を貼ったり
おうちの方からの応援メッセージの欄も。
(ご家族の方から熱い応援をお願いしますね。)

私も伝えたいことをひとりひとりに書いて
3月の最後のレッスンに手渡そうと思います。



このノートが
1年のみなさんのやる気サポートになってくれますように!


練習メニュー

2014-03-16 | レッスン
日差しがすっかり明るくなって
もうすぐ春!
きょうから暖かくなるらしいですよ。



我が家では娘が卒業式を迎え、
巣立ちの準備中です。

新年度を前に
4月から使うレッスンノートの準備もしながら
また1学年上がる生徒さんみんなの顔を思い浮かべています。

最近レッスンで思うこと。
「お家でどんな練習ができているのかな?」
時々先週とまったく同じことを言うレッスンになるケースもあり
冗談で、家庭練習訪問するよ~って。

レッスンでは何を1週間練習してくるのか
(この4小節、まず左手のリズム練習からね~とか)
できるだけ具体的に楽譜に書き込んでいます。
週によって色も変えてね。
(これは私の子供のころの恩師のやり方をいただいています。)

曲の仕上がりが目的地としたら
練習方法はそこへ行く手段。
無駄なく、でも周りの景色も楽しみながら
しっかり進んでほしいです!

生徒さん募集のお知らせ~
ただいま金曜日に若干空きがございます。
ピアノが好きで上達したい!
基礎をしっかり身につけたい、
音楽を楽しんで弾けるようになりたい!
本格的にピアノに取り組み専門コースに進みたい方。
お問い合わせは 
「ピティナ・ピアノ教室紹介」(このブログ左にブックマークがあります)、
問い合わせ番号「183614」までどうぞ。  










元気のモト

2014-02-18 | 日々の暮らし
オレンジでポプリを作ってみました。



ドライ・オレンジ
ほんとはオーブンで2時間ほどかけて
乾燥させるそうなのですが
日の当るところで自然乾燥・・・

月桂樹やシナモン・スティック、八角と
甘い香りのスパイスも足して
最後にオレンジ・オイルをひとたらし。

気持ちがすっきりして
元気の出る香りですよ~


もっと大きなのもできるかな?と
少し大きなスライスのを制作中です。




やっぱりこれかな?

2014-02-10 | わくわく
少しずつ日は長くなってきたけど
毎日本当に寒いですね。

この時期の楽しみの一つは・・・
チョコレート!!!



昔も今も変わらずあるから・・・大好き!
ペコちゃんのチョコ、箱で買って(ピアノの先生やってて良かったな~と)
皆さんにどうぞ!

なつかしがられる大人の生徒さんやお母様も。

春が待ち遠しいこの頃です。




新聞はうしろから・・・

2014-01-21 | わくわく
毎朝、新聞が届くと
わくわくする気持ちをおさえつつ
一番後ろのページを開きます。

日経新聞の連載、「私の履歴書」は
指揮者の小澤征爾さんです。

きょうは武満徹さんの名曲、「ノヴェンバー・ステップス」を
ニューヨークで初演するくだり。

西洋のオーケストラと日本の音楽の融合を図ったこの曲。
居合抜きのような邦楽独特の「間合い」と
尺八・琵琶の多彩な音色に
心魅かれるものがあります。

初演の練習の折には、
初めは聞き慣れない尺八の音に
笑い出す楽団員もいた、とか。
尺八と琵琶の演奏者の真剣勝負を耳にし、
次第に全員心をこめて演奏するようになったそうです。



ピアニスト、グレン・グールドのエピソード、
そして恩師齋藤秀雄先生との逸話、と続き
明日はどんな話になるのか、
しばらくは朝、新聞を読むのが
とっておきの時間になりそうです。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                            








迎春

2014-01-07 | ごあいさつ
新年あけましておめでとうございます。
今年が生徒さんやブログを読んでくださる皆様にとって
輝ける1年となりますように!



年末年始は京都の実家で過ごしました。
山口よりちょっと寒いですね~
成長した子供たち・姪や甥たちが
それぞれ得意料理を作ってくれて
楽しい年明けとなりました。

私もひとつ新しいメニューに挑戦。
亡き父が北陸出身なのですが
そこの郷土料理で
「えびす寒天」といいます。
(写真を撮り忘れました)
かき卵汁の寒天寄せ、のようなもの。
子供の頃、おやつかと思って食べるとおかずの味で
とても不思議に思ったものでした。

レッスンの方は昨日がスタート!
今年も着実に力をつけていきましょう。
子供の生徒さんの楽しい集まり
「音楽はともだち」も予定しているので
お楽しみにね。


東京ツアー

2013-12-26 | 発表会・コンクール
久しぶりに飛行機に乗り~
クリスマスは東京で過ごしました。

1日目は、以前プライべート・コーチとしてお世話になった
木下尚子先生にお目にかかり、ランチをご一緒に。
コーチとして、声楽の先生としてお忙しい中お時間をいただき
お薦めのイタリアンで、楽しいお食事をいただきました。



夜はインパルさん=都響の第九のコンサートへ。
満席の文化会館で、感動のイブの夜を過ごしました。

ソプラノは大好きな澤畑恵美さん。
やっぱり音楽はライブですね。
ピアノの生徒さんたちにも、
たくさん生のステージを聴いてほしいな、
と思います。

翌日は快晴の空に、スカイツリーが良く映えていましたよ。



そして今回の旅の目的、生徒さんのコンクールの全国大会を聴きに。



すみだトリフォニー・ホール、
木の香りのする暖かい響きの素敵な会場でした。

実は生徒さん、直前にインフルエンザにかかってしまい
最後のレッスンができず、気がかりはあったのですが
今年取り組んできたことをステージでしっかり発揮してくれました。
よくがんばったね!
そして入選おめでとう!!
全国大会までの1ステージずつが、真剣な勉強の場だったと思います。

他の大勢の出演者さん達の演奏を聴くことは
とても勉強になります。
指導者として自分がもっと成長すべき点を自覚する
貴重な機会でもありました。



隙間時間には、展覧会にも行き
充実の東京ツアーでした。



羽田空港のクリスマス・ツリーから
メリー・クリスマス!

今年いろいろなところでお世話になりました皆さま、
ありがとうございました。
どうぞ良いお年をお迎えください。



ブルグミュラーさん

2013-12-17 | レッスン
ブルグミュラー「25の練習曲」。
今も昔も日本の子供たちに愛されていますね。
「やさしい花」「おしゃべり」「天使の音楽」「乗馬」・・・と
エチュード(練習曲)ということを忘れてしまうくらい
生き生きとした豊かな情景が浮かんでくる曲ばかり。

ドイツ・ロマン派の作曲家で
ショパンやリストとほぼ同じ時代の生まれ。
子供の手にぴったり馴染む曲の構成は
作曲家であると同時に自身がピアノの先生であったから。

この曲集の本当の題は
「小さな手を広げるための指使い付き段階的に進む25の練習曲」
というそうですよ。

あなたのお気に入りはどの曲ですか?



未来へつながる

2013-11-23 | 講座・勉強会
セミナー受講のために山口市へ。
塚原利理子先生の「科学的ピアノ指導法」です。



ピアノ指導のかたわら、楽器メーカーのピアノスタッフとしてのお仕事、
さらに大学の博士課程で教育科学の研究をしてらっしゃる
パワフルな先生。
子供の発達や脳の仕組み、
ピアノという楽器の構造や教材の理解、
そしてそれに基づいた効果的なレッスンとは・・・?
これからの指導の在り方のヒントをいっぱいいただきました。

めまぐるしく進化する時代。
音楽教育も次の時代につながるものでありたいな。

ひとりひとりみんな違う個性を持った生徒さん達が
ピアノや音楽とともに歩むことで
ゆるぎなく、生きていく力を付けていってくれたら
と願っています。

講座の後、通りかかった山口情報芸術センターに
ふらっと立ち寄りました。



今年は開館10周年。
こんなビッグ・イベントをやっていたんですね。
樹や水や霧、自然が語りかけてくるものに
しばしゆったりと心を預けました。


秋の楽しみ

2013-11-14 | 日々の暮らし
酸っぱいことは知ってても
その愛らしい姿で
毎年買ってしまう「紅玉」りんご



真っ赤な皮がツヤツヤです。

でも猛暑のせいか
今年はあんまり酸っぱくなかったですよ~。

そのまま食べて
最後の2個はいつものケーキに!





思い切って
レッスン室のレースのカーテンを
ブラインドに変えました。
視界が広がって、とっても爽やかに・・・



ブラインドの羽の色は、やんわりとしたベージュを選び
(とってもたくさんの色があり、悩みました)
日差しが差し込むとやさしい色調に。
なんだかほっとします。

これから1年ぐらいかけて
レッスン室の気になるところを
少しずつリニューアルしていく予定です。
お楽しみに。


夢のリスト

2013-11-11 | 大人のレッスン
大人や中高生の生徒さんにお薦めしているのが
「弾きたい曲リスト作り」

憧れのあの曲、いつか弾けるようになりたい曲、
○○さんが弾いてた素敵な曲・・・
などなど自由に書き出してみましょう。

やさしい順に並べてみて
弾けるようになるために必要なこと、
今の生徒さんには足りないもの、など
考えていきます。

目的地とそこまで行く手段を確認するようなものかな?
地道な練習は外すことができないけど
それが「あの曲」につながっていることがわかれば
モチベーションもアップ!

特にお仕事やご家庭のことで思うように練習ができない大人の方、
勉強やクラブで忙しい中高生は
目の前のことだけにとらわれていると
できない~! となりがち。

今まで積み上げてきたことは自分の宝物。
時には鳥が空から地上を眺めるような気持ちで
大きくとらえてみませんか?





きのうはコンクールの地区本選を聴きに
1日福岡にいました。
舞台で真摯にピアノに向き合う姿は感動的です。

結果は後からついてくるもの。
「おめでとう!」の人も「あと少し」の人も
予選からここまでの道のりを
一度振り返ってみようね。




土台となるもの

2013-11-07 | レッスン
スケール・アルペジオ検定のその後・・・



カラフルでにぎやかになってきました。
始めて日の浅い人もがんばっています!
スケールの後、アルペジオもマスターしたら小さな金の丸いシールを貼ります。

全調できたら証書を出しますよ~。



進んでいくと指使いが難しくなり
苦戦が続いている人も・・・。
でもピアノを弾く上で外せない基本です。
「手」と「頭」両方で身に付けてほしいです。



やっぱり食欲の秋! かな?



ハーモニー

2013-10-31 | コンサート
週末は生徒さんの中学の文化祭へ。
合唱コンクールの伴奏に選ばれた、ということで
晴れのステージを聴きに行きました。

課題曲は「大地讃頌」
どっしりと風格あるこの曲、
私は高校時代に歌った記憶があります。
(学校の裏の平安神宮でみんなで歌って、
外人さん達から拍手をもらった記憶も・・・)
今は中学生の定番なのですね。

自由曲はいきものがかりの「YELL」。
思春期、という心に波打つ時期、
そして3年生は進路選択、という時期でもありますが、
「他の誰でもない~”わたし”を生きていくよと、約束したんだ~」
という歌詞をクラスで歌いあげる光景は感動的でした。
伴奏も難しい曲だけど、
ゆるぎないテンポでみんなをリードしていく演奏は、
とても素敵でした! やり遂げたね!!

歌は音楽の原点。
みんなでハーモニーを作ることも
人と共に生きていく、という原点かもしれませんね。



秋は駆け足で進んでいくけど
1日1日大切に過ごしたいです。


魔法の杖

2013-10-17 | レッスン
舞踏会に行くシンデレラのために
魔法使いがさっと杖をひとふり。

あのシーンのように
願いごとがかなったら・・・
ピアノが上手になったら・・・いいね。

ピアノの練習は
毎日の一生懸命を積み重ねていく地道な作業だけど
でもレッスンの中で生徒さんのピアノが
劇的に変わる瞬間があります。

それは「耳」。
集中して自分の演奏をよく聴けると
見違えるように変化!
まさに魔法の杖のひとふりです。

そして「心」。
どんな風に弾きたいか、
何が正しいのか、感じる気持ち。

それを実現するのが「手」。
そのためにみんな指を鍛えるんだね。

魔法の杖のひとふりを
自分でできるようになるといいな。
いつもおうちの練習でね。
それが自立っていうことかな?


メトロノームは誰が発明したの?

2013-10-01 | 音楽しつもん箱
いつもお世話になっているメトロノーム。



考案したのはオランダのウィンケル、という人。
そして改良したのがドイツのメルツェル。
メルツェルさんは、
耳の悪くなったベートーベンの補聴器を作った人でもあるそうです。

ベートーベンは楽譜に初めてメトロノーム記号(=120、とか)を
表記した作曲家です。

それまで速度は、たとえばアンダンテ~歩く速さで~
といった言葉でしか表わせませんでしたが、
メトロノームの出現により、数字で表せるようになりました。

たくさん練習して
自分の中にメトロノームが持てるようになると良いな。
「ずっと同じテンポをキープする」
当たり前だけど大事な能力の一つですね。




広島友の会からいただいた
手作りクッキーです。
おいしくいただきました!