宇部市ピアノ教室ブログ♪Grazioso(グラツィオーソ)

ピアノレッスンやイベントの様子、講師が勉強していること、おすそ分けしたい感動体験等、自由に綴っています。

分科会

2011-01-22 | 講座・勉強会
新年会を兼ねて、山口ムジカコンパル・宇部分科会を行いました。
音楽の指導者・演奏者の集まりで、
いつもお互いを高め合うことのできる仲間です。

今年は訪問演奏に加えて、指導法の情報交換、
生誕200年を迎えるリストについての調べ・・・
など盛りだくさんの計画になりました。

新しい会員も増え、
それぞれの良さ(得意技?)を生かした会になりそう、
と楽しみにしています。


魅惑のクリームチーズ

2011-01-17 | 日々の暮らし
ブログを読んでくださる方から
「お菓子がいつもおいしそう!」と言っていただき、
ハイ、「まぜて焼くだけ」シリーズ第3弾です~チーズ・ケーキ
(すぐに調子にのってしまいます・・・)



クリームチーズ200g、卵2個、砂糖80g、小麦粉大さじ3杯、
生クリーム(ホイップクリーム)200g、あればレモン汁少々を
ミキサーかフード・プロセッサーで混ぜて、
170度のオーブンで40分焼くだけ。

焼きたてはフワンとふくらんでますが、
さめると沈んでいきます。
充分さめてから(夏は冷やしてから)どうぞ!

少し前からクリームチーズにはまっていて、
ナッツやドライフルーツの入ったパンにクリームチーズ、ワインの取り合わせも・・・
カロリー・オーバーには注意しましょう。



どうしてト音記号はあんな形・・・?

2011-01-13 | 音楽しつもん箱
なかなかオシャレな形ですね、ト音記号って。
ト音とは「ソ」のことで、ト音記号を書き始めるところ(ぐるぐるうずまきの中心)が「ソ」の場所だよ、
と教える記号です。
「ソ」は英語やドイツ語では「G」
あのデザインはアルファベットの「G」からきたものだそうですよ。
同じようにヘ音記号の形は、アルファベットの「F」からきています。



小さい生徒さんにとって、ト音記号は難しいかたちと思うのですが、
ジェットコースターのようにぐるぐるシュル~ン、とみんな書き方をすぐ憶えられます。

願い事

2011-01-09 | わくわく
新年を迎えて、「おめでとうございます」と交わすあいさつに、
気持ちも新たにリフレッシュ。
家で家族とのんびり~、いつもと違う時間の流れ。
準備はあわただしいですが、お正月はいいものですね。
(やっぱり食べ過ぎちゃいましたが・・・)
主婦の役目もひと段落したところで、これから新年会のお約束が3つあり、
今から楽しみ!

レッスンも始まりました!
お正月の楽しかったことなど聞き、
これからどんな風に進んでいくか、ちょっと先のお話も。
視点を少し先に定めると、今取り組んでる練習が何につながってるかわかって
意欲も湧いてくるようですよ。
3月までにこの1年で弾けるようになった曲をおさらいして、
大切なレパートリーになるようにしましょう!


ところで初詣に行かれた方、何かお願い事はされましたか?
私はお正月と誕生日がセットでくることもあり
この時期は自分を見つめ直す機会になります。

願い事・・・ひとつだけ願いが叶うとしたらこれかも。
「歌うようにピアノが弾きたい」
ピアノと一体となり言葉で語りかけるように弾けたら・・・
切実な願いかもしれません。

生徒の皆さんも、もっともっとピアノと仲良くなって、
おしゃべり、対話するように弾けたらステキ!
音楽は大切な一生の友だちです・・・。


まっさらな

2011-01-03 | ごあいさつ
あけましておめでとうございます。
今年も音楽をとおして
楽しく、そして幸多き1年となりますように。

暮は久しぶりにまじめに大掃除をして(実は苦手・・・)
新しい1年に、わくわくです。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。



カウントダウン

2010-12-29 | ごあいさつ
2010年も残すところわずか。
今年1年、指導者として、演奏者として、自分なりに成長できたなら・・・
と振り返ってみます。
至らなかったこと・反省点も、次につなげるステップとして、
心に留めておきたいです。

生徒の皆さん、充実した1年でしたね!
この1年で弾けるようになった曲、新しくできるようになったことを誇りにして
来年も進んでいきましょう。~私の一番の喜びです!
「アンサンブル発表会」や「音のおもちゃ箱」で
音楽のいろんな世界と出会った年でもありました。


音楽以外で心に残ったことは
下関海響館・ペンギン村のオープン(ガイド・ツアーにも参加!)



阪神タイガース矢野選手の引退(涙・涙・・・本当にお疲れさまでした)、
星の観察会で木星や金星が見れたこと、
などなど・・・。

10月から始めたこのブログも、
たくさんの方に読んでいただいてるみたいで、
本当にありがとうございます。
新年も生徒さんたちと、素敵な音楽仲間たちと
楽しく、そしてひたむきに音楽と向き合っていきたいと思います。
どうぞよろしくお付き合いくださいませ。

皆さま良いお年を。
そして世界が平和でありますように・・・
たくさんの出会いに感謝。



♪クリスマス・ソング

2010-12-25 | コンサート
子供たちの好きなクリスマスの歌「赤鼻のトナカイ」。
・・・まっ赤なお鼻のトナカイさん、ルドルフは
その鼻のためにいつも仲間はずれだったけど、
その鼻だからこそサンタさんのお役に立ったんだね・・・

このお話は、作者ロバート・メイが
自分の娘にクリスマス・プレゼントとして贈ったもの。
病気で寝たきりの妻を抱え貧しい暮らしの中、
「どうしてうちのママはよそと違うの?」と尋ねた娘を励ますため
即興で語ったものがもとになっているそうですよ。



それから
ジョン・レノンの「ハッピー・クリスマス(戦争は終わった)」。
去年のクリスマスですが、
下関のライヴハウスにジャズ・ピアニストの小曽根真さんを聴きにいったら
小曽根さん自らのリードでみんなで歌ったのがこの曲!

♪War is over, if you want it. War is over now.~
思わず目頭が熱くなり、
いっしょに歌う~思いがつながる・・・
「音楽の持つ力って、やっぱり凄い!」と感動したのを
きのうのことのように思い出しました。

MERRY CHRISTMAS !


ピアノはどうしてピアノというの?

2010-12-20 | 音楽しつもん箱
ピアノが発明されたのは、今から300年ぐらい前。
その時はなんと「クラヴィ・チェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテ」
(弱い音から強い音まで出せるチェンバロ)という長い名前!
それが省略されて「ピアノ」と呼ばれるようになりました。

当時は、みんな同じ強さの音しかでないチェンバロが全盛。
弦を鳥の羽根の軸でできたツメではじく構造でした。
イタリア人クリストフォリが、弦をハンマーでたたく構造にしたところ、
音の強弱が出るようになりました。
それで、「弱い音から強い音まで出せる」という名前に。

今はあたりまえのようですが、
実は大変な発明だったのですね。

レッスンの時、ピアノの譜面台の下から見える弦やダンパー(弦の振動をおさえるもの)が気になる
小さい生徒さんたち・・・
ピアノの中ってどうなってるの? 好奇心いっぱい!


お気楽スイートポテト

2010-12-14 | 日々の暮らし
焼き芋がおいしい季節、
我が家では鉄板いっぱいに並べて、
オーブンでいっぺんに焼いてしまいます。

残ったら冷凍しておくのもよし、
(お腹の具合が悪い時、これなら子供も食べれました)
気がむいたら、スイートポテトに!

皮をとった熱い焼き芋500gにバター(マーガリン)120gをのせ
ポテトマッシャーでつぶして、
砂糖60g、卵1個を足して混ぜます。
(固ければ牛乳を適量入れてのばし、あればバニラエッセンスも)

あとは絞り出して照りに卵など塗って、
オーブンのグリルで15分。

今回は安納芋という、甘くて黄金色に輝くお芋!
冬場の暖かなシアワセ・・・






日が暮れる前に・・・

2010-12-08 | 演奏
ある日、譜面立てに置いた楽譜が、
目の前に立ちふさがる断崖絶壁のように思えて・・・

実に楽しげに即興演奏を繰り広げるジャズ・ピアニストさんを聴いて・・・

「楽譜のない世界」を覗いてみようと思いました。
(単純かつ勇敢なワタクシ)

これまで、楽譜に書いてあることをいかに読み取るか、
が勉強のテーマだったのですが、
今度は、楽譜に書いてないことをどう弾くか、
を考えることになりました。



実際やってみて、ハイ正直に言いますと
「音符があるって、親切~!」
同じピアノ演奏でも、違う国へ行ったようなもので、
そう簡単に音楽が自分から湧き出てくるものではございません・・・。

で、先生がひとこと、
「最初は楽譜に書いてもいいですよ。」
そこでいろんな名曲スタイルを学ぶことにしました。

やってみたのが「夕焼け小焼け変奏曲」
○○もどき、というのがありますが、
「夕焼け小焼け」をラグタイム風、悲愴ソナタ2楽章風、平均律5番プレリュード風、        
ノクターン風、エステ荘の噴水風、などなどにしてみる。
(大作曲家の皆様、ごめんなさい・・・)

これが楽しくって!
もちろん創作とは言えないのですが、「名曲のしくみ」が少~し見えたかな?

それから「モチーフから曲作り」。2小節のメロディを基に短い曲を作ってみます。
噺家さんが「お題」をもらって話をするようなものですね。
話に起承転結があるように、音楽にも基本スタイルがある・・・。
「お題」にもそれぞれ意味・個性があるので、どのお題も似たような話になる私は、
まだまだ修行が足りませぬ。

ということで楽譜から逃げるつもりが、逆に楽譜をまじまじと見つめることになり、
「夕焼け小焼け」で日が暮れる前に、なんとかおうちに帰りたいと願うこの頃です。


星降る夜に

2010-12-08 | わくわく
山口県は、空がほんとに広くて、星がきれい!
そしてこれから冬の季節は、1年中で最も星空が美しいそうです。
子供に教えられ見上げた夜空は
大粒のダイヤモンドのごとく輝く星たち・・・
星座や星の名前も、少しずつ覚えられたらいいな。



瞬く星を眺めながら眠りについたのはハイジ?
これで流れ星でもあったら、まるで映画のシーンのよう・・・
今この時、生かされてることに感謝。


ずっと見守って・・・

2010-12-04 | 教材・教具
どんな仕事もそうだと思いますが、
ピアノの先生も、レッスンの時間だけで仕事ができるわけではありません。
セミナーや資料を探しての勉強、
コンサートへ行ったり、レッスンを受けたり、
自分の演奏を聴いていただいたり・・・
み~んな繋がっていて、大切なことだと思います。

中でも「教材研究」。
バイエルオンリーだった昔と比べ、
今は本当にたくさんのテキストがあふれています。
選ぶのは楽しくも大変な仕事かも。
(楽器店に行くと1時間以内では出てこれなくて、椅子があるお店はうれしい!)

自分のレッスンの理念、大切にしたいことに沿ったテキストであることはもちろんですが、
生徒さんの年齢、タイプ、そして時代の要求(忙しい子供が多い、とか)に即して
柔軟に選ぶことも。
「このテキストなら生徒さんをあそこまで連れていける!」って
言ってみればナビのようなものかな?



ところでピアノの先生の喜びって、いろいろありますが、
「生徒さんの成長を一対一で長~く見守れる」こともそのひとつ。
特に子供さんの場合、学校の担任の先生は1年ごとに変わるけど、
ピアノのレッスンは、通われる限りはず~っとね。

そう言えば、我が子を初めて習い事に通わした時、
「これで身内以外で子供をずっと見守ってくださる方ができた・・・」と
ホッとしたことを覚えています。
そんな存在にはほど遠いかもしれませんが、
音楽とともに成長する生徒さんの傍らにおれる、幸せな仕事。

ところで先日来られた新しい生徒さんは、
なんとお母様がうちの元生徒さん、2代目です!
いや~年も取るはずやね~、
そしてなんだか身の引き締まる思いです。

ガトー・オ・ポム

2010-11-30 | 日々の暮らし
子どもたちが小さい頃は、結構家でお菓子を作っていたんですが、
久しぶりに焼いてみました、りんごのケーキ。



簡単ですぐできるもの、
あまり道具を色々使わずあと片付けが楽なもの、
が気軽に作れますね。
これはケーキなのに秤もいらず(計量カップでOK)、
バターでなくてサラダ油なので混ぜるの簡単、
しかもりんごとヨーグルトでヘルシーな、
お勧めお菓子です!

・りんご1個は皮をむき、薄切りしてパイ皿に並べる。
・ボールに卵3個、小麦粉1カップ、ヨーグルト1カップ、砂糖1/3カップ、
 を入れ混ぜ合わす。
・これにサラダ油1/3カップを加えさらに混ぜたものを、りんごの上から流し込む。
・180度のオーブンで30分焼く。

これだけです!
もしあれば、生地を流し込む前に、りんごの上にレーズンとシナモン少々かけると、
さらにおいしい!!
ぜひ、お試しくださいませ・・・。

絵を描くように

2010-11-29 | 演奏
アンサンブル講習会(山根浩志先生・モチェオ久美先生)を聴講しました。
ソリスト⇔伴奏者、ではなく
歌い手⇔ピアニスト、という視点から音楽をとらえようという
アンサンブルの総合的なセミナーでした。

「この道」(北原白秋・作詞、山田耕作・作曲)の楽譜です。



歌、特に日本歌曲は言葉がストレートに伝わることもあり、
イメージを具体的に作りやすいですね。
「前奏の部分でその歌の情景を作る」・・・
まるで絵を描くように音楽描写するのは、楽しい作業でもあります。

でも、私がふと思ったのは、そもそも「日本的な表現」って何?
明治時代に西洋音楽が入ってきて、
音の作りは西洋式、そして発声法も・・・
その上で、人間の内面的なことがら、
たとえばストレートな感情表現をしない、とか
意思表示があいまい、とか
想い入れなく淡々と、などなど
「日本歌曲」のスタイルをあらためて考え、勉強する良い機会となりました。

「初恋」(石川啄木・作詞、越谷達之助・作曲)の5拍子は、
微妙に揺れ動く心をとらえているかのようで、
それは西洋の変拍子の使い方とは、やっぱり違う・・・

日本風クリスマス!!
これもヨーロッパとは違ったものですね!
写真は小野田図書館のライトアップ。




佐藤クリニック訪問演奏

2010-11-26 | 演奏
宇部市内の佐藤クリニックへ、
フルートの竹本直子先生と訪問演奏に行ってきました!



静かでアットホームな空間、
院長先生はじめ、皆さま暖かく迎えてくださいました。

曲は「タイスの瞑想曲」などクラシック名曲から「龍馬伝のテーマ」、
そして一緒に歌える「里の秋」や「見上げてごらん夜の星を」まで、
40分ほどのプログラム。
最後に「アンコール!!」の声もかかり、唱歌「ふるさと」を合唱、
楽しいひとときとなりました。

スタイルの違う曲が並ぶと、演奏にはなかなか手強いものがあるのですが、
「名曲」「懐かしの曲」「一緒に歌える曲」それぞれが
聴いてくださる方の心に「形の見えない贈り物」を届けられたら・・・と思います。

また、他の楽器とのアンサンブルは音楽を立体的にとらえる良い勉強になります。
フルートとのアンサンブルは久しぶり・・・
竹本先生の明るいフルートの音色は、音楽を際立たせ、
私にとっても、うれしいアンサンブルでした。

「音楽を聴きたい人」が気軽に行けるおしゃれなコンサートができたら・・・
計画中です。実現できれば、ぜひ聴きにいらしてくださいね。