「ラ」はアルファベットの「A」が当てられているぐらいなので、
元々西洋音楽の基準の音なのですね。
すべての弦楽器の解放弦(弦そのものの音)に「ラ」があるから、
という理由もあります。
(ちなみに吹奏楽のチューニングは「シ♭」)
そういえば時報も「ラ」、
そしてなんと赤ちゃんの産声も「ラ」あたりの音の高さだそうです。
ところでこの「ラ」の音、
モーツァルトの時代は
今より半音くらい低かったそうですよ。
時代とともに音程基準は高くなってきており、
それは様々なストレスをかかえる現代社会を
象徴しているかのようですね。
今年もあと1カ月となりました。