《沈思実行(185)週刊新社会》 ☆ 超少子化の時代
鎌田 慧
韓国の出生率が0・72。驚くべき水準だ。世界最低水準、という。それも8年連続で前年を下まわった。報道された数字を知って、ほとんどのひとが日本を対置して考えたと思う。 子どもをつくらないのは、経済的に苦しいか、「将来への漠然たる不安」があるからだ。おそらく、若ものたちが感じる将来への不安は、日韓おなじようなものだと思う。
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☆ ズバリ!羽田衝突事故の原因に迫る
→アーカイブ録画(70分)
2月1日放送の「JAL青空チャンネル」は羽田衝突事故を特集し、事故の原因と問題点にズバリ踏み込んだ。出演は、大ベテランの元パイロット杉江弘さんと元客室乗務員の宝地戸(ほうちど)百合子さんで、働く側の視点から大いに語った。
飛行時間は1万4千時間をこえ飛行機を知り尽くした男・杉江さんはこう言う。
「事故の直接の . . . 本文を読む
【羽田空港衝突事故 第4弾】 ☆ 羽田新ルートを強行した「黒幕」と国交省、JAL、ANAの果てしない腐敗
安全問題研究会
「それでは、次の議案である取締役選任についての採決結果を報告いたします。候補者番号1番、乗田俊明君の取締役選任に賛成79,315票。反対249,434票。よって、乗田君の取締役選任案は、否決されました」
会場内にいた株主の誰もが無風のまま終わると思っていた東証プラ . . . 本文を読む
☆ レイバーネット川柳句会報告 : 裏金で咲いた当選白いバラ
2024年1月29日(月)の句会はオンライン併用にて行われました。 会場での参加者は10名、オンラインでの参加者は4名の計14名でした。 選句を寄せた方2名を含め、選句者は16名です。 今回は兼題「花」で高得点の7点句が出ました。
☆ 兼題は「花」(全投句数:18人48句)
○ 7点句 (1句)
裏金で咲いた当選白いバ . . . 本文を読む
《LUM(Labor Union of Migrant Workers)から》 ☆ 「人材確保」のため外国人労働者の利用を促進 ~技能実習制度等にかかわる有識者会議が最終報告
国際社会からも「奴隷労働」と批判されてきた技能実習制度について、見直しを検討してきた政府の有識者会議は昨年11月、最終報告を取りまとめました。 報告では、技能実習制度に代わって、新たに「育成就労制度」を創設、3年 . . . 本文を読む
【羽田衝突事故 続報】 ☆ 航空機数は右肩上がり、管制官数は右肩下がり 日本の空を危険にさらした国交省の責任を追及せよ (レイバーネット日本)
/安全問題研究会
羽田空港でのJAL機と海上保安庁機の衝突事故発生から6日経過し、閉鎖されていたC滑走路が8日から再開となった。3連休も終わる明日からは混乱も次第に収まり、通常体制に復帰していくだろう。 だが、犠牲者が出なかったからこれで終 . . . 本文を読む
=JAL被解雇者労働組合・新年メッセージ(2024年1月4日)= ☆ 今年こそ納得できる解決を!
新年おめでとうございます。JALの解雇争議は、いよいよ14年目に入りました。 今年は元旦に能登で大地震、そして翌2日には羽田空港でJAL機と海上保安庁機が滑走路上で衝突する大事故が発生しました。衝突で両機が炎上し、海保機に搭乗していた5名が死亡、JAL機では379名全員が脱出に成功したものの、 . . . 本文を読む
《週刊新社会から:新刊紹介》☆ 『女性不況サバイバル』から見えた「沈黙の仕掛け」
竹信三恵子プロフィール(ジャーナリスト、和光大学名誉教授、元朝日新聞記者、NPO法人官製ワーキングプア研究会理事)
☆ 生存の危機に沈黙を破り男女格差大国からの脱出を
コロナ禍の下では、サービス産業に従事する大量の女性が仕事を失う事態が起きた。2008年のリーマンショックによって製造業が強い影響を受けた . . . 本文を読む
みなさまへ 関西生コン事件ニュース97号です。 昨日、大椿ゆうこ参議院議員が国会内で記者会見を開き、全国平均を1・3倍もの高値となった大阪の生コン価格が税金の無駄遣いにつながっていないかと指摘。さらに、この高値の原因は大阪広域協組の市場独占による価格吊り上げと、この吊り上げた価格を維持するためにおこなっている独占禁止法違反行為の問題点をあきらかにしました。
この会見に出席していた東京新聞の望 . . . 本文を読む
☆ 3・6大阪高裁での控訴審判決を紹介する (「週刊実話」裁判ニュース)
本年3月6日、和歌山事件の大阪高裁での控訴審判決。和歌山地裁が、関西生コン支部武谷書記次長ら3名を威力業務妨害・強要未遂の有罪が、産業別労働組合としての正当な組合活動と認め、憲法28条の団体交渉権で保障される正当な行為とし、一審判決を逆転、無罪判決を言い渡した。 検察上告せず、無罪確定。 その判決文のうち、「当裁判所の . . . 本文を読む
☆ 『衰退途上国』日本の衰退っぷりがわかる3つの事実とは? (cherish-media 2021年5月28日号)
日本は『衰退途上国』か。日本を取り巻く少子高齢化、財政赤字や諸外国との比較に見る日本の衰退。もうすでに”ものづくり”の日本ではなくなってしまったのか。使い捨てられる技術者、家電業界など製造業の市場縮小、国内総生産の減少など。『衰退途上国』日本を解説。 . . . 本文を読む
=『週刊新社会』沈思実行(166)鎌田 慧= ☆ 歌を忘れたカナリアたち(上)
最近、欧米を旅行したひとたちは、みな一様にクビをすくめて帰ってくる。昼食一品で3000円、国内なら500円から600円ていどのものだ。もう軽い気分で海外旅行には行けない。 急激な円安もあるが、日本の賃金が安すぎる。韓国よりも安くなった。世界のランクも落ちるばかり、かつての「ジャパン・アズ・ナンバーワン」はまるで . . . 本文を読む
=日刊ゲンダイ:人生100年時代の歩き方= ★ 日本は貧しい国へまっしぐら ~エンゲル係数が過去最高レベル、物価上昇の“体感温度”に大きなギャップ
食費が大変で……。多くの家庭から、そんな声が聞こえてくる。値上げラッシュにも慣れてきたが、この10月はハム・ソーセージから日本酒、ソフトドリンク、オリーブオイルなどが値上がり。家計の負担は増 . . . 本文を読む
☆ 日本のGDPは世界13位から27位に転落 「先進国のグループから転落しかねない」
野口悠紀雄 によるストーリー
日本の国際的地位が低下している。2012年には日本はG7の中で上位グループだったが、いまや最下位に転落した。経済学者の野口悠紀雄氏は、「いまの状態が続けば、日本は、先進国の地位を失う可能性が強い」と指摘する。『プア・ジャパン 気がつけば「貧困大国」』(朝日新書)から一部を . . . 本文を読む
=『新婦人しんぶん』から= ☆ ジェンダー平等と個人の尊厳を土台に 労働時間短縮で生活時間を取り戻そう
早稲田大学名誉教授 浅倉むつ子
「ワンオペ育児はつらい」「EUでは週35時間労働、夫婦で子育て」-日本の長時間労働は、女性に非正規化、低賃金、ワンオペ育児などを押しつけてきました。ジエンダー平等の社会へ、労働時間のあり方をどう考えるか。浅倉むつ子さんに原稿を寄せてもらいました。
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