☆ 日本のGDPは世界13位から27位に転落 「先進国のグループから転落しかねない」
野口悠紀雄 によるストーリー
日本の国際的地位が低下している。2012年には日本はG7の中で上位グループだったが、いまや最下位に転落した。経済学者の野口悠紀雄氏は、「いまの状態が続けば、日本は、先進国の地位を失う可能性が強い」と指摘する。『プア・ジャパン 気がつけば「貧困大国」』(朝日新書)から一部を . . . 本文を読む
=『新婦人しんぶん』から= ☆ ジェンダー平等と個人の尊厳を土台に 労働時間短縮で生活時間を取り戻そう
早稲田大学名誉教授 浅倉むつ子
「ワンオペ育児はつらい」「EUでは週35時間労働、夫婦で子育て」-日本の長時間労働は、女性に非正規化、低賃金、ワンオペ育児などを押しつけてきました。ジエンダー平等の社会へ、労働時間のあり方をどう考えるか。浅倉むつ子さんに原稿を寄せてもらいました。
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=日本労働弁護団が意見書= ★ 教員の劣悪な労働環境改善へ 給与制度の抜本的見直しを (テレビ朝日系(ANN))
教員の労働環境を取り巻く問題について、日本労働弁護団が残業代を支払わない代わりに基本給に4%上乗せする、いわゆる「給特法」の廃止を中心とした労働時間法制の在り方に関する意見書(リンク)を発表しました。 教員の長時間労働は、過労死や早期離職などを引き起こすとともに、志願者数の減少 . . . 本文を読む
=新婦人ニュース=「あなたの町の郵便局」はいま⑤ ☆ 格差是正で「生理休暇を無給」に?! 郵政産業労働者ユニオン女性部
私たちが非正規の均等待遇を求めてたたかった「労働契約法20条裁判」の最高裁判決(2020年)を受け、格差是正を迫られた会社は「労働条件の見直しに関する基本的な考え方」を提案してきました。 その中に生理休暇を無給にするというとんでもない内容があると知り、私たちは驚きました . . . 本文を読む
☆ ドライバーは限界寸前! 現場の問題に即した対策を(週刊新社会)
トラックドライバー 甲斐正康
☆ リスク大きく見返り少ない
この業界にいる人間の多くは、「それでもトラックドライバーが好きだ。この業界で生きていきたい」と思っている人が多い。1人でハンドルを握り、いろんな土地に行くことが出来る。自分にとっても魅力的な仕事だ。 とはいえ、あまりにもリスクが大きい仕事だ。労働時間ももちろん、何 . . . 本文を読む
☆ 政策が招いた物流業界の問題点(週刊新社会)
トラックドライバー 甲斐正康
☆ 多重下請け構造によって買い叩かれる末端労働者
働き方改革関連法(物流業界2024年問題)の施行が来年4月に迫り、この問題についての議論もよく目にするようになった。いよいよ、トラックドライバーの労働条件もよくなるのか。 残念ながら、今の議論は「いかにして今のままドライバーに安い賃金で働かせ、この問題をやり過ご . . . 本文を読む
*写真提供=藤田早苗さん
☆ 良心の光を灯す作品群がそろった日隅一雄賞 映画『ここから』も授賞
海渡雄一
6月11日、私が代表理事を務めます日隅一雄・情報流通促進基金の主催する情報流通促進賞2023の授賞式が、後楽園の涵徳亭において行われました。今回で11回目を迎える日隅一雄・情報流通促進賞2023の大賞は、2008年に犬吠埼沖で沈没し、10人以上が死亡した「第58寿和丸」事故につい . . . 本文を読む
《『「週刊実話」裁判ニュース』創刊準備号から》 ☆ 関西生コン潰しの大弾圧許さない! 権力・資本のお先棒かつぐ「週刊実話」裁判勝利!
日時)6月20日(火)18:30~ 場所)渋谷区立勤労福祉会館
☆ 嘘とデマで捏造された『週刊実話』連載記事 (2019年2月21日号、2月28日号、3月7日号)
2019年4月、全日本建設運輸連帯労組関西生コン支部は同年2月~3月にかけて、警察 . . . 本文を読む
=沈思実行(146) 週刊新社会= ☆ 「技能実習生」の暗闇
鎌田 慧
外国人労働者の永住者を拡大する、との方針を政府が発表した。 外国人労働者は今年2月末現在、14万6千人いる。在留期間は最長5年、家族帯同はできない、いわば出稼ぎ労働者である。 これは飲食料品製造、農業、介護など12分野ではたらく「1号」労働者といわれるひとたちだ。
在留期間の制限がない「熟練した技能が必要」、現場 . . . 本文を読む
☆ 疲弊する保育士 良い保育できない (週刊新社会)
「異次元の少子化対策」を打ち上げた岸田首相に対して、1948年の制度創設以来変わらない4歳・5歳児の配置基準など、保育士一人当たりの児童数の基準の改善が大きな焦点となっている。 世界と比べて劣悪な基準となっており、それでも少しでも良い保育をと頑張っている保育士の努力任せにするのは限界だ。
子どもたちから一日中目が離せず、子どもの昼寝時 . . . 本文を読む
☆ 労働者を迎える国から「出稼ぎに行く国」へ。 ~円安で剥がれた日本の“化けの皮” (まぐまぐニュース)
by 河合 薫『デキる男は尻がイイ-河合薫の『社会の窓』』
30年ぶりの円安により、諸外国との賃金格差が拡大し、ワーキングホリデーなどで“出稼ぎ”に行く人たちの話題がメディアで取り上げられるようになっています。国内に目を向けると、 . . . 本文を読む
『週刊新社会』【沈思実行(145)】 ☆ 絶望からの脱出
鎌田 慧
先行き、この国はどうなるのか。無責任に憂い顔でいえるような問題ではない。しかし、このところ、最大の権力者といえる首相が、公私混同を専らにして、政治の劣化が目につきすぎる。それは永過ぎた安倍首相時代から顕著になったのだが、「森友」、「加計」とほかならぬ教育問題、学校の創設に、首相の妻や首相の友人への身びいきがあった。 いま . . . 本文を読む
《雨宮処凛が行く 第629回》 ☆ アベノミクス、「新時代の日本的経営」、今さら失敗と言われても……。の巻
「今になって“反省してる”とか言われても手遅れなんだけど……」 3月なかば、東京新聞の記事に思わずそう呟いた。
その記事とは、
「『賃金上がらず予想外』アベノミクス指南役・浜田宏一氏証言 トリクルダ . . . 本文を読む
*厚労省で会見する原告団「東ゼン労組」と弁護団
☆ 雇い止め「会計年度任用職員」が立ち上がる! ~働く権利を剥奪する「制度」は違憲 (レイバーネット日本)
→動画(12分) 3月17日午後1時、東京地裁前に「東ゼン労組(全国一般東京ゼネラルユニオン)」の人たちが集まっていた。裁判の提訴のためだった。手にした横断幕には「会計年度任用職員に団結権を!」と書かれていた。
東京都立 . . . 本文を読む
一般社団法人反貧困ネットワーク
☆ 今年のサブタイトルは「若者と女性を使い捨てる社会に未来はない」
【貧困ジャーナリズム大賞】 ● 松尾良 向畑泰司 田中裕之 山田奈緒(毎日新聞取材班) ヤングケアラーをめぐる新聞連載と本の出版活動に対して
近年注目を集めている「若者による介護」の実態に、当事者への丹念な取材の積み重ねで迫っている。質的なアプローチだけでなく、ケアに関わる若者の量的な . . . 本文を読む