
★ <「3・25杉並デモ」と岸本区長のメッセージ>
<転送歓迎>(重複ご容赦)・「新芽ML」・「ひのきみ全国ネット」・「戦争をさせない杉並1000人委員会」・「杉並コモンズ」の渡部です。
昨日(3月25日)、大軍拡と大増税に反対する「3・25杉並デモ」が行われました。
朝から雨ふりでデモ出発(14時30分)直前まで「大振りになったら中止しよう」というような状態でした。
しかし、デモ出発30分前からの集会の時には小振りとなりました。
集会では、
・岸本区長からのメッセージが読み上げられ、
・吉田はるみ衆議院議員の挨拶があり、
・「土建杉並支部」、「杉並1000人委員会」、「九条の会・西荻」などの団体からの発言、
・集会に参加された区議選立候補予定者7人の自己紹介、
もありました。
とくに、岸本区長のメッセージは、「軍拡・大増税・戦争準備」という現状を地域からどう打開するかという力強い内容のものでした。
以下に貼り付けます。
「平和・くらしを壊す大軍拡と大増税に反対する3・25杉並デモ」に参加している皆さん、杉並区長の岸本聡子です。
本日私は、区民との対話の場である「聴っくオフミーティング」に出席のため、皆さまにご挨拶のメッセージをお送りいたします。
今、国政では2023年からの5年間で防衛費43兆円という増額がめざされています。この間に新規契約する装備品購入費などを含めると実際には60兆円にも達するともいわれています。
ウクライナ戦争、新型コロナウイルスの感染拡大など、この数年で世界は複合的な危機に直面してきました。特に直近では、エネルギー危機や物価高騰などによって日本でも、他国でも、人々の生活は今まで以上に苦しくなっています。
私たちは危機から何を学ぶべきでしょうか。
戦争を回避するための外交の努力、安定した暮らしを守るための経済政策、そして「公共の力」を取り戻し、誰もが安心して生活できる、多様性と助け合いに基づく地域社会づくりだと私は考えています。
防衛費の増強や、社会保障費の削減、インボイス制度の導入などはこれと真逆のものです。
重要なのは、こうした動きに対して、地域からしっかりと声をあげていくことです。
57万人の杉並区民すべてのいのちと暮らしを守ることが区長である私の第一義的な責任です。その上で、自治体の首長として、国政の課題についても発言していきたいと考えています。
皆さんひとりひとりの声をつなげて、地域から平和と自治を実現していきましょう。
2023年3月25日 杉並区長 岸本聡子
大きな拍手が上がりました。
その後、デモ出発のときには雨は上がり、高円寺から阿佐ヶ谷までの3・4キロ、1時間10分、元気に行進しました。
阿佐ヶ谷駅周辺では多くの人々が手を振ってくれました。
今回、雨でどれだけの人が参加するか、また果してデモは決行できるか、最後まで不安でしたが、集会参加者64名、デモ参加者57名で、最後までやり抜くことができました。
事務局のTさんは「雨で少なかったがこれが杉並の精鋭だ」と言っていました。
天は我々を見捨てませんでした。
全国の皆さん、
岸本区長のメッセージをもう一度読んで見てください。
きっと元気になると思います。
また、私たちが今何をなすべきかの参考になると思います。
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